Sominhaさんの映画レビュー・感想・評価

Sominha

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ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

救いようのない映画でした

批判や共感することすら憚られる。世間がこうあるべきとか、マスコミはこうだとか、そういう意見は基本的に当事者じゃない有象無象からの言葉だし、多分人ってそんなもんなんだろうと強
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

面白かった
慎ましい日常の中で何を大切にして生きているかは人それぞれだと感じた
よそ者がそのコミュニティを理解せず利他性を強調するのは本当に気持ちが悪い
だけど、理解してみようと当事者になってみても、
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.5

自分にとって終始涙が止まらない映画だった。

二度と会えない友人や一言二言だけ交わした人が世界中に沢山いる。返しきれない貴重な経験や感動を貰い、自分は何か与えられたのか。そんなセリフが突き刺さり、ずっ
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.1

是非ともIMAXで観たかった…
ワクワクとかヒリヒリってこういうことを言うんやろな
高揚感もあるし、感動もあるしとっても良かった

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.8

音楽と演技は本当に素晴らしかった。

問題は思考や感情を勝手に供給する世の中だと思う。

万人への主食は存在しないのに、その時々で同じものを周りと強制的に食べさせられ、「絶対美味しいから食べてみな」と
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

スーパー暴力殺し屋よりもこういうしっとり殺し屋の方がいいな

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.1

とてもよかった
ティムバートンはやっぱりBGMが綺麗
自分が好きな人生に色を添えるのも多分自分だし、それを信じて生きるのも幸せだと思う。

色々考えなくても、やっぱりこういうのっていいなと思えた

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

流石の色使いと奇妙なコミュニケーション。ウェスアンダーソンらしいが、どうにか拾ってこれた今までの作品と比べて情報の拾い方が難しい作品。
とは言え面白かった。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

公開日に!本当に良かった

名だたる学者と彼らの業績や関係が映像化されてるだけでも歓喜もので、アインシュタイン、ボーア、フェルミというメジャーどころとの年齢差や学問領域•スタンスが観れるだけで最高
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

なんだかんだ最後は良かったのかな

オーバーキルがすぎるけど。
脳天撃ち抜かれる2秒前に金的潰さないであげてほしい

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.7

殺傷能力低い武器持って踊るアジア人
シンプルに途中ミュージカルか思った

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.4

ただただ最高でした
内臓ひけらかすくらい何かを表現した時って、どう音が違うとか、絵が違うとか分からないけど、ボロボロ泣ける

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.0

とっても音楽でした

心地いいしかっこいいし楽しいし。
世代じゃないし知らない曲も多いけど、良いもの観た。
帰りの足取りが軽くなる、そんな感じ

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.6

あれ、感動しちゃったぞ。疲れてんのかなって感じの映画

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

最高でした。善悪美醜の渦の中に投げ込まれるイメージで、酔わされて吐き気と快楽が同時に襲ってくる感じ。

身体が己を成すのか、精神が己を成すのか。自己を形成するのは遺伝か環境か。無知な偽善や有識な独善は
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

面白かった!

多分人それぞれラインは違うけど、目の前に大切な人ができたら健気に認められたかったり、好かれたかったりするっていう当たり前がとても切なかった

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

気持ちが渋滞している原因は役所広司です。

ちょっとくらいすぎて書けないな。あとで書こう。
帰り道の街並みや電灯ひとつひとつが変わって見え、点が不規則に飛び込んできて、線が柔らかく流れる、そんな体験が
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

同じ悲しみを分かり合え、支え合えるはずなのに、悲しむが深すぎるとどうしていいか分からなくなる。
大切な人を失った時、乗り越えるという感覚は抱けないし、生きる意味を失う。

でもやっぱりそばに居る残され
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

まとめられない色んな感情に襲われる
自分を疑わず闘ってくれる人がいること、人の為に闘う術があること、人の気持ちを変えるだけの信念があること。
高潔であるには色んな人の力と知識と熱意がいる。安い言葉だけ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.8

矢印を持った人の方が辛いんだけど、矢印を向けられて処理の仕方が分からなくて、友達としての責任を感じてしまう。
教育がどうとか、制度がどうとかじゃなくて、目の前の人がどう感じるかが全てだとは思う。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

丁寧で繊細な映画でした
考える前に感じる、行動が止められない人が、考えて行動を変えた時、生きている実感はあるのだろうか。後悔はしないのか。

生きにくい世の中なのに、身の回りを切り取ればすばらしき世界
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7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.4

大切な人ができたとして、背負わなくていい責任を感じて無力感に耐えられない

エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.6

理解したいと理解してほしいは別に二律背反ではないと思う。ただ、理解しようとしている努力を察してほしいという感情と理解できないことに自分自身に憤りと虚しさを感じるアンビバレントな状態はよくある感覚なのか>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

ポツポツとした会話なのに、トーンも変わらないのに感情的で本質的で。
自分の親と同じ世代で同じように話せたら、、、人生の転換点を一緒に経験できたら。
目の前の他者の人生から逃げない。どれだけ重くとも。

正欲(2023年製作の映画)

4.1

大切な小説が映画化された

普通は人間の性質じゃなくて出来るか出来ないかというポテンシャルだと思う。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

なんかいいってこういうことなんやろな
ピュアでしっとりしてて、柔らかい雰囲気があるのに言葉汚くて、
ゆったりとした時間を過ごせました

LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.7

何か足りなくて、足りる環境を作れなくて、独特の雰囲気を纏った映画でものすごく社会を反映している。
人間だな〜っていう感情

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