主演のゾー・ルンド(表記諸説あり)のコケティッシュな魅力に興味を持った。37才ドラッグ中毒で亡くなった彼女の遺作『バッド・ルーテナント』(同じくアベル・フェラーラ監督)も同じ劇場で観てみようと思ってる>>続きを読む
『17歳の瞳に映る世界』『GHOST WORLD』『フランシス・ハ』『レディ・バード』『ショウイング・アップ』の諸作を思い出した。主人公がリアルでとてもチャーミング。誰もが持つ友情、恋愛、仕事、自己実>>続きを読む
ダイナーのウェイトレス、バイカー達が着るWライダースの革ジャン、瓶コークなどなどある種アメリカの幻想に満ち満ちた50sフレイバーは大好物だったのだが、ひと味足りず。DリンチやEホッパーにあるような「暴>>続きを読む
他愛もない。でもそのセンス良き無邪気さがたまらなく愛おしい映画。タイトルシークエンスのアニメは控えめに言っても最高!
アピチャッポン味は、確かになのですが、映画の手触りで言うと個人的にはライカートの『Old Joy』に近かったです。こういう茫洋とした時間の概念に浸ると、身体の細胞が生き生きし出す感じがします
映画を観ている間、ずっと掃除婦エミと移民労働者アリのハッピーエンディングを願い続けていた、しかしこの天才監督はそれを必ず拒否すると予感しながら。久しぶりに映画の登場人物に乗り移ったような感覚を味わった>>続きを読む
『〜クラブ』ってタイトルは名作が多いのか?『ファイト・クラブ』『ブレックファースト・クラブ』『ダラス・バイヤーズクラブ』『ジョイ・ラック・クラブ』『コットンクラブ』『ブエナ・ビスタ・ソシャル・クラブ』>>続きを読む
そんな事実は無いと思うのですが、「ひょっとしてゴダールは、マリアブラウン観て、商業映画(『勝手に逃げろ/人生』)に復帰する気になったの?」と夢想させる素晴らしさ!そしてゴダールは続く『パッション』でハ>>続きを読む
NHK特集ドラマ(傑作がたくさんあるのは承知の上で)みたいだったらどうしよう、と思ってたが杞憂だった。あえての劇映画だと思うし、しっかり映画だった。優れていたのは、まずは脚本。かなりの群像劇でありなが>>続きを読む
端から端までの豪華キャストを差し置いて、ハートを鷲掴みにしたのは、宇宙人と鳥!言語化不能な魅力あふれる映画。でも映画ってそうゆうモノかも。
現代のジェンダーに関する議論に対し、マイクマイヤーズみたいな視線でカリカチュアライズした映画と感じた。性差についてシリアスに対立する事が、バカらしく思えてきて、「分かり合えない曖昧性」を含ませていくの>>続きを読む
やはり魂が震えてしまうような瞬間がある映画に出会うと、うれしくなってしまうので5点満点!