ソウキチさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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終わらない週末(2023年製作の映画)

5.0

「配信じゃなくて映画館で観るべき映画」は多々あれど、「映画館じゃなくて配信で観るべき映画」には初めて出会った。

異様な光景のショットもりもりで最高に面白かった。

ノトーリアス・B.I.G. 伝えたいこと(2021年製作の映画)

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日常の風景からビギーの人の良さが滲み出てる。どんなに生来優しく器用な人も産まれた場所、育った環境で色々と変わってしまうのだろう。だけど彼の音楽はストリートなしには産まれ得なかった。かっこいい。

ストリートファイター II MOVIES STREET FIGHTER!!(1994年製作の映画)

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小学生当時はなんでストリートファイターの主題歌が『恋しさと 切なさと 心強さと』なのか意味がわからなかったが、今見返すと思いっきりリュウとケンの恋歌にしか聞こえなくてすごく納得してしまった。

自分は
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ツインズ(1988年製作の映画)

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毒にも薬にもならない80sコメディでしか得られない癒しがある。1ヶ月に1回はこの時代の映画観たくなるのもうジジイだわ

クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

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おそらく『ナイブズ・アウト』シリーズや『ザ・メニュー』『ホワイト・ロータス』のようなミステリを軸にしたブルジョワ批判・格差批判という物語のトレンドを日本でやってみたかったのだろうと思う。

上述の作品
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

山崎貴映画には良い山崎貴とダメな山崎貴があるが、これは良い山崎貴だった。
というか、ビジネス面で職人監督としての地位を築きつつ、数年に一本は本人が本当に撮りたかったであろう作品を撮ってそれがちゃんとし
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テオレマ(1968年製作の映画)

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訪問者もの家庭崩壊ジャンルのはしりだろうか。わけわかんないけど面白いって感覚は映画ならでは。家政婦が浮いてるカットの異様さが最高。裸で何が悪い。

オットーという男(2022年製作の映画)

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老害に出会ってもバックボーンを想像できる心を持とう

ハズバンズ(1970年製作の映画)

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バカだった頃に戻りたくて
バカ騒ぎしても
バカで居続けるのは意外と難しい。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

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面白い!クライマックスの湖での超異常な画、ああいうの大好き。三作目にして諸星大二郎的なことがやりたいのだとわかってきた。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

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前作でゲットした特級呪物を使って幽霊に喧嘩ふっかけるところで爆笑した。しかもくしゃくしゃのコンビニのビニール袋に入れてる雑さに工藤Dの人間性があらわれてて大好きだ。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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もはや脚本はトムがやりたい危険スタントの為のお膳立てでしかないメタ的で歪なプロットに笑ってしまう。最後の最後まで誰が敵で何が目的なのかもよくわからず、マクガフィンだけを頼りに力技でストーリーを牽引して>>続きを読む

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

5.0

自分がすべてのポップカルチャーアイコンの中で最も愛してやまないキャラクターがこの亀たち4匹、TMNTことティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ。製作が決まった時から公開を指折りかぞえ、非公>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

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レミーの話としては楽しいが、リングイニとコレットの関係にモヤる。コレットの悩みを恋愛で有耶無耶にしてしまうところに違和感しかない。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

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負けない事
投げ出さない事
逃げ出さない事
信じ抜く事
駄目になりそうな時
それが一番大事

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

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おもろ!怪異に対して暴力で応じるディレクター工藤のキャラクターが新鮮で、Jホラーに食傷気味な層にウケるのも頷ける。

個人的に安い邦画に苦手意識があったんだが、これは低予算を逆手にとった独特のリアリテ
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狂わせたいの(1997年製作の映画)

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つげ義春とイレイザーヘッドを混ぜて昭和歌謡ミュージカルにしたような不条理コメディ。前半は面白かった。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

よくもまあこれだけジャンル詰め込んでこんなに綺麗にまとめるな〜エドガー・ライトさすがのオタクぶり。

『ベイビー・ドライバー』で確立された編集の音楽的なリズム感が抜群なので、テーマの重さや、下敷きにな
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テトリス(2023年製作の映画)

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今もなお変わらぬ中毒性でプレイヤーを魅了し続けるゲーム界の不朽のクラシック"テトリス"
テトリスに入れ込んだひとりの狂ったアメリカのビジネスマンが単身ソ連に乗り込む様は、滅びゆく共産主義国家への資本主
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バービー(2023年製作の映画)

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予習としてNetflixの『ボクらを作ったオモチャたち』のバービー回を見ておくのを激しくオススメ

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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トンチキジャパン映画は好物のはずなんだが、いかんせんこれはあざとすぎる感があって乗れず。

ブラピと真田広之はかっこええなぁ…それ以外は虚無

葛城事件(2016年製作の映画)

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この映画の胃に残る不快感は、葛城一家の異常性のなさに由来してるように思う。現実に凶悪事件が起こる度に、マスコミは犯人の異常性にフォーカスし、人々は無意識に先天的なサイコパスや突然変異的なモンスターのせ>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

露骨なほど『悪魔のいけにえ』や『悪魔の沼』などのオマージュがふんだんに盛り込まれ、70sライクなザラついたルックの再現度も高く素晴らしい。

骨子は上述のようなベタな南部ゴシックホラーではあるものの、
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俺たちステップ・ブラザース -義兄弟-(2008年製作の映画)

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親の再婚で出来た兄弟がイケメンとか美人姉妹じゃなくてこどおじ同士という設定でもう勝ち。終始バカすぎて最高。二段ベットのくだり死ぬほど笑った

猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

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自分も好きになったらあかんタイプの人好きになってしまう方なのでしんどかったです。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

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劇中アニメがちゃんと作り込まれてて偉いし、そのアニメの現場には血と汗と涙とクリエイターの切実な想いとブラック労働があるのだと思い知らされるメタ演出。そしてそれが東映製作というのが一番皮肉が効いている。>>続きを読む

その道の向こうに(2022年製作の映画)

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94分という尺の中で、時間・空間の贅沢な使い方。登場人物の心の機微を捉えた繊細で静謐な画面。何もかもが目まぐるしい時代において、このシンプル&スローな語り口こそ「映画」という"時間の贅沢"を何よりも実>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

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近年アメコミ映画から失われて久しいヒーローオリジンの誠実さと、紆余曲折ありすぎたユニバースを力技でまとめあげる剛腕が奇跡的なインカージョンを起こした怪作。

メタ的なサプライズもあったりで、観てる最中
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

5.0

最高すぎて脳の処理が追いついてない…よもや今年『サクセッション』と『フェイブルマンズ』に匹敵する映像作品に出会えるとは思わなんだ。

頭がクラクラするような夥しい情報量ながら、アートとエンタメが史上最
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