SNさんの映画レビュー・感想・評価

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アニー(1982年製作の映画)

3.8

アニーといえばミュージカルの名作というイメージがあるが、歌は意外と少なめ。明るく元気なアニーに癒される。ルーズベルト大統領等、実在の人物が役柄として出てくるのも面白い。

最低で最高のサリー(2011年製作の映画)

3.0

500日のサマーと同じスタジオ、フレディハイモア主演ということで手に取った作品。
成長した彼の演技は、なかなか素敵。
だがジュリア・ロバーツの姪であるヒロインが、この役にはいまいち合っていない気が
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マネーボール(2011年製作の映画)

3.6

メジャーリーグの貧乏球団を、独自の理論で 勝つためのチーム にしていくゼネラルマネージャーの姿を描く。 実話がもとになっているからか、どこかドライな描写になっていて、逆に好感が持てる。 野球に詳しけれ>>続きを読む

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.6

踊り、回る度に、堕ちて行く。
バレェのシーンが美しい。ナタリーの本気を見た。

痛々しいシーンが多くて、途中直視できなかった。一人で観たのは失敗。ここまで入れなくてももっと他の演出ができただろう
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

5.0

余命わずかと宣告されたら、あなたは何をしますか? 死を描く映画はどこか説教臭かったり、泣かせようとさせるがこの映画はそれがない。自由で、楽しくて、かっこよくて、切ない。ラストもあっさりとしていて好き。>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.8

モノクロ映画界がサイレントからトーキーへ移り変わる時期を、そのまま映像で表現した作品。過度な演出もなくシンプルで、とてもいい!ついでに役者さんがモノクロ映えする人たちだなぁと思った。
モノクロ映画で
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ラビット・ホール(2010年製作の映画)

4.0

子供を失ってぽっかり空いた心の穴は、夫婦で必死に埋めようとしても、余計にそこが目立ってしまう。どうしようもない。
だけど、悲しみは消えないけど小さくはなる。
段々と前を向くことができる。
そんな
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ポカホンタス(1995年製作の映画)

3.8

久しぶりに鑑賞。こんなにいい話だったのかと驚いた。終わり方といい、大人向けの作品だと思う。ディズニーの隠れた名作。

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.2

体のカンケイから始まる、本当の純粋な恋。笑いあり涙ありの王道ラブコメディ。 主演2人が魅力的。
ラブコメを観たい気分のときにはお勧めできるが、そうじゃないときにわざわざ観て満足できるかは微妙なところ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.7

新年早々いい映画を観た!
ミュージカル映画にしては少し珍しく、役者を魅せる作品。顔のアップのカットが多いが、その際の表情に引き込まれる。歌声も皆さん素晴らしい。
時代背景と内容的に重いイメージだっ
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.5

圧倒的なリアル感。
妻を何よりも愛し妻しか見えない夫と、社会に目を向ける妻。
二人の現在から破局までのメインストーリーの合間に、二人の出会いから結婚までの描写が組み込まれている。
二人がスレ違い
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シングルマン(2009年製作の映画)

4.0

愛する人に先立たれ苦悩する、一人の男の平凡で特別な一日の物語。
有名デザイナーの初監督作品ということで、衣装や小物とてもセンスがいい。色調変化や時間の流れる速度の変化の付け方は、わざとらしさはあるも
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.8

同じ東京が舞台でも外国人が撮るとこうなるのか、と新たな発見。きれいな映像で、孤独や疎外感を表現している…が、突然の京都移動には驚いた。なぜ?風をあつめてという選曲といい、センスを感じる作品。

シンデレラ(1950年製作の映画)

3.5

女の子の憧れ、シンデレラ。最近の凝った演出のアニメーションに比べると、あっさりとしていて、いかにも童話といった雰囲気の作品。素敵なんだけど、少し物足りなさを感じる。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.5

わくわくドキドキ、ウディアレンらしい作品。パリの魅力が盛りだくさん。ただ詰め込みすぎで人によっては疲れてしまうかも。音楽と映像、ラストが素敵。

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

ゆるい兄弟ロードムービー。兄弟がいる人は共感できるシーンもあると思う。ダメなやつらなんだけど、憎めなくて可愛らしい。ストーリーをがっつりではなく、ゆるく雰囲気を楽しむ映画。流れる音楽はすばらしい。

オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.0

映画としてではなく芸術鑑賞のために観る作品。特に女性に好まれると思う。ストーリーに重点を置くといまいちだと思うが、映像と歌声の美しさには引き込まれる。カルロッタを除く全ての役者が実際に歌っていて、特に>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.8

独特な進み方で面白い。予想していなかった展開には確かに驚いたが、わりとあっさり流れていく感じ。もう少し頑張ってほしかった。とはいえ面白かったので、この監督さんの今後の作品に期待したい。

パラダイス・キス(2011年製作の映画)

2.0

向井理は嫌いじゃないが、ジョージ役にはあまり合っていない気がした。少女マンガを映画化すると安っぽくなることが多いが、この作品もそうで残念。出演者が豪華なので、出演者目当ての人は満足できると思う。

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

4.0

女の子アメリカンドリーム。ローラースケート競技が、思っていたよりも激しくて驚いた。ストーリーはベタだが、元気がもらえる映画。個人的には音楽も好き。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.5

原作は読んでいないからか、少し説明不足感があった。設定自体は面白いので、物語自体にはわりとすぐ入り込むことができた。機会があったら原作を読んでみたいと思う。

カラフル(2010年製作の映画)

3.5

原作を読んでいたため、どう映画化されたのか気になり鑑賞。最近映像が綺麗なアニメばかり見ていたせいか、動きや構図が悪く感じた。全体的にもう一押しあれば良かったのに…という印象ではあるが、よくまとまってい>>続きを読む

赤ずきん(2011年製作の映画)

2.7

トワイライトの監督作品と、言われなくても分かるような雰囲気。 狼のCGや、役者たちの服装等ツッコミ所は多いが、そもそもおとぎ話という作り話がテーマの作品なので、気にしてはいけない。 狼が誰か分からなか>>続きを読む

婚前特急(2011年製作の映画)

3.4

二股どころか五股をするヒロインという、ユニークな設定の作品なのに、五人の絡みがほとんど出てこないのがもったいなかった。 全体的に内容は薄いが、そんなことは関係ない。特急電車のようなスピード感と、テンポ>>続きを読む

星を追う子ども(2011年製作の映画)

3.8

善悪をつけるのではなく、受け入れる、さよならを言うための旅。テーマは悪くないし、 新海監督ならではの空の描写は絶妙で素晴らしい。 ただし、アスナはサツキ、シュンはハウル、シンはアシタカ、先生はムスカ>>続きを読む

シュレック フォーエバー(2010年製作の映画)

4.1

同じようなことの繰り返しの毎日に嫌気がさすことは誰にでもある。ディズニーで、おとぎ話調で、怪物が主人公、と聞くといかにもアニメという印象を受けるのに、どうしてこんなにもリアルなんだろう。
ストーリー
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.5

これぞ正に恋愛映画。と言っても、ベタなラブストーリーとは違い、甘くて楽しいだけじゃなく恋愛の毒もしっかり。
主役2人がとても魅力的だし、テンポよく進むので見ていて飽きない。とても面白かった。

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん(2010年製作の映画)

2.8

ラブロマンスというジャンルに当てはめはいけない作品だと思う。 コミカルな明るいテンポで進むのが、逆に壊れた怖い雰囲気を作りだしていた。 よくも悪くもぶっとんでいる。嫌いではないが、万人受けはしないと思>>続きを読む

キス&キル(2010年製作の映画)

2.5

内容のない、エンタメ作品。 役者が魅力的なので観ているときはそれなりに楽しめるが、腑に落ちないことが多いし、観終わった後に何も残らない。 単純に暇潰ししたい時に観る分にはいいと思う。

あしたのジョー(2010年製作の映画)

3.5

誰もが知っている原作の映画化。 山下演じるジョーもよかったが、ライバル力石を演じる伊勢谷が素晴らしかった。 役のために作ったとは思えない体型で、特に減量後の姿には息をのんだ。あの体型を作り上げるのは大>>続きを読む

るろうに剣心(2012年製作の映画)

4.0

マンガ原作にしては画期的にいい。 主演の佐藤健がよく頑張っていた。失礼ながら初めて彼をかっこいいと思った。 アクションシーンもよく出来ているし、映画として楽しめる。台詞はマンガ原作なので若干くどい>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.0

映像がすごくきれい。
ただ狼の表情等は極たまに崩れているような気がした。

子供たちの成長していく姿が、子供をもつ人にとってはとてもリアルに感じられるだろう。
監督の他作品に比べ、本作は大人向
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