SatoshiKojimaさんの映画レビュー・感想・評価

SatoshiKojima

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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.8

待ちに待ったフュリオサ

MMFRはせいぜい数日の話だがこちらは15年で、だから物語の構造もまったく違う

細かいことは後日。堪能しました。

1回目: 5/31 グランドシネマサンシャイン池袋 IM
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マイ・スパイ(2020年製作の映画)

4.5

めっちゃ楽しい
バウティスタがあんまり怖くないのを初めて観たな

オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

-

そういやなんも知らんなこの映画について、と思って配信でみた

なんかこうすごい馬鹿馬鹿しい007パロディであった

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

* 事前に心配したような「酷い」映画ではなかった
* IMAXの迫力がすごいが、迫力で誤魔化されてる感もある
* 映画としての評価は保留
* トルーマンがいやな感じでよかった
* 原作というか原案読も
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

シンプルでストレートで抑制された恋愛もので凝った演出は特になくて、しかし映画として豊かだった

劇的なことはほとんど何もないが絵が考え抜かれている。ラストの、左へ行き右へ帰るシークエンスが美しくて好き
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ファーゴ(1996年製作の映画)

2.5

フランシス・マクドーマンドとスティーブ・ブシェミとピーター・ストーメアが良かった

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.8

フランシス・マクドーマンドが何もかも、ものすごく良い。あとアメリカ広いな!

静かでゆっくりして悪いひとは誰も出てこず、しかしぬるい映画ではない

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

タイムループものとして設定の勝利かもしれない

たのしかった!

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

あーこれはやっぱり映画館でみておくべきであったな…とおもいました

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

フルサイズIMAXと知らずにIMAX GTなシアターで観たラッキーだった正解だった

デューンの映像化としてやっぱりよい

展開はよくよく考えるとダルくないか…? って気もするし、えっこの戦闘何がどこ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

マシューヴォーンらしいマシューヴォーン映画、堪能しました。おもってたよりややこしい展開

サム・ロックウェルがくたびれたトム・クルーズみたいでよかった

カラーパープル(2023年製作の映画)

4.5

原作未読、スピルバーグ版も未見

良いミュージカル。
姉妹の40年はとても重いんだけれども。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.5

止めの絵のうつくしさ、手持ちカメラの不安定さ、シーンの転換…などなどすべてが映画的に気持ちよく、それがこの「リアル」な法廷劇とあいまって、すごいものを観たという感触が残る。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.5

光と影がうつくしい映画。そして会話が多い映画。バストショットの、あるいはアップの人物が静かに話をする場面がたくさんある。

169分間、淡々とすすむのに終盤で思いがけず感情がゆさぶられた

ミツバチの
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.6

静かな映画。そしてとにかくおなかがへる映画。半分以上料理シーンではないか。あの伝統的なオーブンがめちゃくちゃ使いやすそうだった。

舞台劇のように必要な部分以外削ぎ落とされた構成なんだけど、絵としては
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.5

ストーリーだけ語ると殺伐ともいえるのに映画の印象はとても穏やかだった。語りが柔らかく優しいクッキー、野心にあふれるが物静かなキング、ほとんどフィックスのカメラで急激な動きがない展開、これらがあいまって>>続きを読む

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)

-

わたしには採点不能

絵として美しいが、何が起きているのかほとんどわからない

EOよりは好き。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

事前にはまったく関心がなかったのだがあまりに評判が良いのでみました。原作も未読。

トットちゃん目線の学校生活の物語が軸ではあるけれど戦争の話でもある

トットちゃんはにぎやかだし絵の動きも華やかだけ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

吉祥寺オデヲン5階で鑑賞

日々のルーティンを几帳面に淡々とこなす無口な役所広司演じる平山、そこに時々はいる小さな、あるいはおおきめな外乱に、このうつくしいルーティンが壊れないかとどきどきする。このル
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

鬼太郎教養ほとんどなくて観たがとても良かった。ゲゲ郎かっけえ、という馬鹿みたいな感想がまずでてくる。わりとストレートなバディもので、そこも好みだ。

人間たちのあれこれの醜さ、戦争の扱いも水木サンらし
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市子(2023年製作の映画)

4.7

予想してたよりずっと強い印象を残す映画だった。観た後もいろいろ考えてしまう

時系列は前後するがかなりわかりやすい。ミステリーとしてみても巧みにできている。テーマは重く、暗い気持ちにもなるが、しかし市
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

いやよかったよいカウリスマキの映画だった。いつものようにとてもシンプルなお話で、いつものように主要な登場人物はほとんど無表情で台詞も最小限、そしてくすりと笑えるちいさなあれこれ。そして、貧しい社会的な>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

4.0

期待してたよりだいぶよかった

アニメーションの楽しみがつまっているよね。イマジナリーがテーマであることを存分に生かしている

ストーリーにはすこしだけ疑問なとこもあるけど、絵の楽しみを阻害するほどじ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.5

100分にギュッとつまったノンストップ映画。めちゃ高速に話がすすみ、話の転換点でも立ち止まらない。登場人物の背景は最小限(だが適切な範囲)、余計なドラマも挟まないから純度が高いかんじ。堪能しました。

私がやりました(2023年製作の映画)

3.6

ノスタルジックな映画的楽しさにあふれつつも思い切りシニカルなコメディ。楽しい107分でした

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.8

おおまかな話を知って、3.5時間という長さを知って、だいぶひるんでたけど観て良かった。

スコセッシの魔力というか、すごく良くて長さを感じないし中だるみもしないんだけど、それがなぜなのか私には一回みた
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.0

なかなかよいゴジラ映画でした。

人間パートもすこし少ないほうがより良かったかな

TOHOシネマズ新宿のTCX・Dolby Atmosで鑑賞

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.4

金塊を掘り当てた男がナチスに襲われても死なずに守り通す話

それだけなんだけど、映画としてすごく面白い。 死なないけどめちゃくちゃ強いわけではなく、しかし生き延びるためにはなんでもやる。なんでもやりす
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ドミノ(2023年製作の映画)

2.6

せっかくの「改変された現実」ネタなのに、大雑把かつストレートすぎる展開で物足りないし、その上ぎごちないし、不安も驚きもどっちも薄まってほとんど無くなってしまった感じがした

ベン・アフレックは良かった

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.2

TOHO池袋の大きなスクリーン(スクリーン10)で鑑賞

「西村ツチカの絵を動かす」方向性のアニメーション。見比べると原画とはかなり違うけれど、タッチも柔らかくて良い感じ

基本的には原作に忠実なエピ
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ナショナル・シアター・ライブ「善き人」(2023年製作の映画)

5.0

すばらしい。
演劇ならではの力を感じた。

ほぼ3人だけ出演で、デイヴィッド・テナント以外のふたりはいくつもの役を演じ分ける。簡素で小道具すら出てこず、演者の身振りすらなく音だけで場面を表現していく舞
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーは既視感があるが映画としての観せかたがとてもうまい。多くの場面が絵としてかっこよい。映画館の大画面大音量で観るのがよさそうな作品だった。これで低予算というのも驚きで、観ていても低予算さはまっ>>続きを読む

プリシラ(1994年製作の映画)

5.0

過去になんどか観ている。今回は目黒シネマで鑑賞。(2023/10/20)

ドラァグ・クイーンたちが「プリシラ」と名付けたおんぼろバスで、シドニーから西のアリススプリングスを目指し砂漠を行くロードムー
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