skm818さんの映画レビュー・感想・評価

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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見応えあるけど内容がしんどい。先生ほんま大変やな。こういうことどこの学校でも日常的に起きてるようなことだろうし。まず職員室で盗難があった。その時点でなんで警察入れないのかね。しかもそこで生徒疑うのおか>>続きを読む

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

3.7

見てるつもりだったが録画で途中までしか見てないことがわかったので急遽鑑賞。結局途中で寝てしまったので録画でちびちび見たほうが良かったかも… ベルリンの街で人々の心の声を聞き寄り添う天使。図書館に行くと>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

人口6000人の静かな町にグランピング施設建設の話が持ち上がり、説明会が開かれることに…というと住民運動の話かと思ってしまうが、そうではない。冒頭の梢を下からずっと映す映像や薪割りや水汲みの描写が長く>>続きを読む

人間の境界(2023年製作の映画)

3.8

ベラルーシとポーランドの国境で翻弄される難民たちと彼らをたすけようとする支援者たちを描く。どちらの国からも追い出されさまよっているというので、昔ユダヤ人を乗せた船が大西洋をさまよっていた話を思い出した>>続きを読む

マリア 怒りの娘(2022年製作の映画)

3.8

ニカラグアの映画初めて見た。巨大なゴミ捨て場の近くの掘建て小屋に住んでいるマリアは母親が売り物として育てていた仔犬を死なせてしまう。生活に困った母親はマリアを知り合いに預けておそらく働き口を探すために>>続きを読む

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

3.8

1850年代のイタリア・ボローニャ、子沢山のユダヤ人一家から幼い息子エドガルドがカトリック教会に連れ去られる。教会側の言い分は、エドガルドは赤ん坊の頃洗礼を受けているとのこと。実際当時モルターラ家で働>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.7

眠気のコントロールに失敗して前半三分の一ほど寝てた。地下道でネズミの群れが出てくるあたりから起きてた。なのであのエルザさんがどういうきっかけでインディと一緒にいたのか、インディが父親をたすけようと行動>>続きを読む

プリシラ(2023年製作の映画)

3.7

エルヴィスプレスリーの妻だったプリシラさんの話ね。軍人である父親の仕事の都合で西ドイツに住んでいたプリシラはある日テリーという軍人に声をかけられてパーティーに参加することになる。何ゆえテリーは彼女に声>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.6

午前十時の映画祭。これ初めて見たんだけどこの男の子がキーホイクァンだよね。人気が出るのもわかるわー。冒頭のスラップスティック展開のようなもの久々に見た気がする。こういうタイプの荒唐無稽さって今でもある>>続きを読む

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

3.8

アイスランドに渡って教会を建て布教するように命じられたデンマーク人の司祭ルーカス。荷物と共に浜辺から上陸して迎えの男たちと共に延々と内陸部に向けて旅をする。なんでこの人たち近くの集落に行かないの?と最>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.8

実在のプロレス一家フォンエリック兄弟の話。前半はなぜ呪われた一家と言われているのかわからなかった。世界チャンピオンにこだわる父親にプロレスラーとして厳しく仕込まれたとはいっても虐待かって言われるとそこ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

原爆の父と言われる科学者の半生を描いた映画。登場人物がやたらと多く、皆せかせかと動き回っている上に、扱われている複数の時期が交互に出てくる構成で、話がかなりわかりにくい。途中ちょっとうとうとしたんで余>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

原作未読+前作のおさらいをしていなかったせいで力関係だの人間関係だのよくわからないまま見たが、それでも圧倒的な迫力。地球上にはまだこれだけの風景を見せることのできる場所があるんだな。父公爵を殺された若>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.8

予告編以上の予備知識はほとんど入れずに見に行ったが、こんな話だったのか。のっけから海岸にピアノ放置とかいかにも野蛮な感じの先住民とか、ちょっとどうなのという感じで、今となってはツッコミどころも多いのだ>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.7

前宣伝で「半地下の方がまだマシ」と明らかに「パラサイト」を意識した宣伝がなされていたのでちょっと嫌だなと思っていたのだが、その割にはイマイチぬるい感じ。悲惨といえば悲惨なんだが、それが社会構造を考えさ>>続きを読む

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

3.7

この世のすべては数字であらわせる、ゆえにすべての現象には法則があると考える男が、株の数値の予想にはまりこんでおかしくなっていく話、かな。途中かなり寝てしまった。彼の言葉を真に受けてつけねらう連中がいた>>続きを読む

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.8

終電を乗り過ごした女性が歩いて家に帰ろうとする話。その途上で幾人かに出会い、ちょっとした出来事に遭遇する。乗り過ごしたといっても何十キロも離れたところというわけではなく、市街地挟んだ反対側くらいの感じ>>続きを読む

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.8

タリバンとの戦闘で重傷を負った男が自分を運んでたすけてくれた通訳の男を国外脱出させようとする話。いわゆる美談の類なんだが、実際米軍の通訳をしたアフガニスタン人たちは家族ともどもタリバンに指名手配されて>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

ちょっと長くて前半けっこう寝てしまった。基本的には亡くなった男性は果たして妻に殺されたのか否かってことを延々とやってて、法廷シーンが多くセリフも多い。エキサイトした検察と弁護士がしょーもない言い合いに>>続きを読む

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.8

例によって寝てしまい、ガソリンスタンドの途中から銀行強盗してるあたりがすっぽり抜けてるんだけど、あとは起きてた。寝たのがちょっと惜しまれる話でしたね。脳腫瘍とか骨肉腫とかいうのが実は誤診でした〜だった>>続きを読む

エル・スール(1982年製作の映画)

3.7

ある女の子とお父さんの思い出。特に何か大きな事件が起きるわけではなく何度も眠くなった。主人公エストレリアがお父さん大好きであったこと、でもそれが父の秘密を垣間見たりしているうちにだんだん変質していく感>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.7

22年前映画の撮影期間中に失踪した俳優の行方を探して当時の映画監督であり友人だった男がうろうろする話。未解決事件を扱うテレビ番組の取材を受け、かつての知人を訪ねたりするが手がかりは得られない。いったん>>続きを読む

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.7

刑務所から出て念願の洗車屋を始めるためにピッツバーグを目指すマックス、家出して船乗りをしていたが久しぶりにデトロイトの妻子の元に向かおうとしているフランシス。2人が出会って意気投合し、一緒に旅をする話>>続きを読む

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

3.8

あんまり感じのよくない家のちょっとどんくさい感じの子が親戚の家に預けられてひと夏を過ごすという話。こういう設定の話につきものの甘酸っぱいエピソードなどは何もない。預けられた家は明らかに元の家よりグレー>>続きを読む

一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

3.7

3つの話のオムニバス。それぞれ喪失を経験した人たちの物語。性暴力を受けて命を絶った幼い娘の死から数十年経っても立ち直れない親、久しぶりに戻ってきた娘が妊娠していることを知り相手の男をボコろうとして娘に>>続きを読む

白日青春 生きてこそ(2022年製作の映画)

3.7

香港が舞台。自己中なタクシー運転手が、交通事故で死なせてしまった難民パキスタン人の息子ハッサンを手助けしようとする話。亡くなったパキスタン人とは以前にも行きがかりがあり、カーチェイスしてた上での事故だ>>続きを読む

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

3.7

ルイ15世の最後の寵妃デュバリー夫人の人生。貧しい生まれのジャンヌは料理人をしている母の雇い主から可愛がられて修道院で教育を受けるが、結局高級娼婦になって娼館にいたところ、デュバリー伯爵に気に入られて>>続きを読む

ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

3.8

無許可滞在の移民の親子が状況に翻弄される話。ラファエラはウェイトレスをしながら知り合った男にも頼って2人の息子ティトとポールを語学学校に行かせている。息子たちはデリバリーのアルバイトで家計を助けつつ小>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

高名な天才外科医バクスターの広大な屋敷に若い女性ベラが暮らしている。バクスターに抜擢されてベラの行動記録を取ることになったマッキャンドラスが屋敷にやってくる。ベラの奇矯な行動に翻弄されつつ彼女に惹かれ>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.7

事前に金返せ的な勢いで酷評している人を見たので、どうかなと思いながら見に行ったけど、まあまあだった。向いてる方向ば全然違うけどよく似た親子の話。2人とも大音量で音楽かけるし(ジギーはマイクより先に防音>>続きを読む

葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

3.7

高齢男性と孫娘が遺体と共に旅をしている。大方貧しくて移送費払えないとかなんだろうと思っていたが、おそらくそれだけが理由ではない。見ているうちに次第に、亡くなったのは老人の妻であること、妻との約束で故郷>>続きを読む

緑の夜(2023年製作の映画)

3.7

仁川空港の保安係として働く中国人女性が偶然出会った緑の髪の女と冒険的な一夜を過ごす話。幻想的な雰囲気だが、かなりハードかもしれない。セリフの端々から推測するに、この人多分本国で過酷な環境にいたんだろう>>続きを読む

竜二(1983年製作の映画)

3.7

とんがって羽振りのよかったヤクザの竜二が色々あってカタギになるがしかし…という話。83年の作品で、至る所が懐かしい。女性の髪型とか安アパートの間取りとか、唐突に流れる山口百恵とか、冒頭のクレジットの入>>続きを読む

最悪な子どもたち(2022年製作の映画)

3.7

演技素人のこどもを起用した映画の撮影隊。ロケ地は低所得者の住む団地でオーディションで選ばれた出演者も同じ団地の子どもたち。もっとあれこれあるかと思ったけど意外とみんな真面目に取り組み、撮影はまあまあ順>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

初めて見た。冒頭からスーツ姿のおっさんたちがマドンナの曲の話で盛り上がっててそのミスマッチにウケてしまう。プロの強盗団が仲間割れして自滅していく話なんだが、上手くいってる時のサブカルジョークを言い合う>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.8

19世紀のオレゴン。森の中を男たちが汚い格好でうろついている。毛皮目当ての狩り人たちらしい。その中にクッキーと呼ばれる料理人がいる。例によって前半かなり寝てしまい、中国人のキングルーを匿ったとこから酒>>続きを読む

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