Taさんの映画レビュー・感想・評価

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鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.8

銀世界の映像が続くなかで、登場する人物たちの心の暖かさが沁みてくる映画でした。
一本気な仕事が理解される世の中ではなくなりつつあるのかもしれない。地味な誰からも評価されない仕事は悪のような風潮も蔓延し
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白い巨塔(1966年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

原作・唐沢寿明さんのものを知ってからの鑑賞。

始まり方と終わり方にも時代を感じました。

やっぱり、最後、あそこからの転落がないと、、どうにもやりきれないような。。

田宮二郎さんの演技、まさしく財
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

今と比べると、表現方法も違うし、時代を感じました。
また、登場人物の本質的な気持ちの移り変わりは、今と変わらないのかなと思い、、しかし、気持ちの変化に至る事象や背景は今どきでもないのかなとか思ったり。
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天地明察(2012年製作の映画)

3.4

演技良し!
設定良し!と思いましたが、、、

やはり時代物の細部を克明にすることは難しいのか、、、そのあとにフィクション要素もありということで少しだけ残念(素人にはどこが事実でどこが事実かわからないと
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拷問男(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

勧善懲悪系統です。
快楽に溺れたものでもなく、という観点で本質的にSAWと通じるものがあるかもしれません。

性犯罪や、それに伴う殺人について、刑事罰としては被害者感情の程度に合わず、相当軽い罰しかく
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.4

2003年って、こーだったな。っていう事が、まず一言。
今の茨城も施設などは除いて景色は概ね変わらないという気づき。

個人の趣向を大事にすることと、ずっと付き合う友人って、こんな感じだよな〜っていう
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

ついに観ることができました。
今でこそ、当然という考え(アメリカ国内では依然としてある考えなのかもしれませんが)が、実際は違っていて、どのようなものだったのかを目の当たりにします。

肌の色や考え方の
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

3.4

ありきたりなお話なのかと思いきや、、、
テーマというか、一貫した考えがブレることがなく、

人生や考えの多様性を、改めて思い知りました。

彼はたまたま「若くして」あのような状態となりましたが、果たし
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おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

2.9

なんだか、聞いたことがあるダメな?家族っぽい話をてんこ盛りにしたら、って感じに思えてしまいました。

今どき?あんなだめな人が勢揃いしているってあるんだろうか。

いや、自分の周りを見渡すと、、、大小
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おそらく、多くの人が、「真実は?」「結論は?」「どういうこと?」となる映画で、、、私もそう思いました。
どういうことなんだろうと、、観終わって考えました。答えとしては、、明快なゴールや答えがない物語な
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.1

サクセスストーリーなんですが、どうしてサクセスしたかは不明です。
少なくとも私には理由付けが不明瞭でした。。

でも、サクセスストーリーの雰囲気や、人情大事!って思える映画です!

運び屋(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

運び屋といえば、、引っ越し屋!!

ではなく、いわゆる違法なものを運ぶ人です。

その過程で、彼が気づく人生での間違い(というのかどうかは人それぞれですが、大多数の人間は同意でしょう)について、考えさ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結婚したあとと、する前だと、、捉え方が違うことになるな。と思う作品です。

不思議さもありつつ、リアルさもあって、とても良かったです。

空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る。
本作で言うところ、誤用の解釈ですが、景色や描写、台詞も相まって『やっぱり地元(秩父)はいいね。』という風に思えました。

31歳の彼が帰ってきて、幼馴染
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作はちょっとしか読んでないけれども、、そことの比較をするに大筋は原作通りなのかなとも思えました。
細部は違いますし、おそらくクライマックスに至るストーリーはだいぶ違うのでしょう。

その前提において
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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

3.6

大好きな山崎豊子さん原作の映画。
大好きな渡辺謙さん主演。

理不尽ってこういうことか。
でも、そんなものは信念の前には、なんていうこともない・・・そんなことを感じました。

だいぶ前に観たものへのレ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

一言、DVD買います。
映像最高、原作再現度最高。

結局映画館では3回観ました。

遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

3.8

去年の3月に観たと思います。
災害がいかに人間生活を破壊するのか。ということが描かれていたように思います。

機会があれば、また観たいと思います。

Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

相当にリアリティのある映画でした。
その日、私は東京某所にいまして、現場でどのようなことがあったのかは、こちらの映画で知りました。
(当時からテレビは見ていませんで、新聞でも見出しを見て、『爆発したん
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

日本の社会的弱者?がどういうポジションにいるのかが極端に表現されたものだと思いました。
また生きるという行為がいかに難しいのかという・・・観ていて苦しくなる場面も多いですが嬉しくなるような明るい場面も
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

3.3

景色もきれいで、ストーリーもわかりやすく、見やすい映画でしたが、、
ハイジがやたらカワイイ

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

設定がぶれていたことが気になってしまいました。
窓(扉のガラス)が割れたり割られなかったり、戦えたり戦えなかったり、
感染者疑惑の人をより安全な方に誘導する自分本位な人達だったり

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二本目の韓国映画でした。

ストーリー自体は、複雑ではなかったので、
流れるがまま鑑賞しておけば良いのかと思いました。

韓国の社会的な問題としての貧富の差について、各々で考えをもって行動するか否かが
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火花(2017年製作の映画)

3.0

小説が気になるところです。
映画自体は、、難しい内容だったなと、、

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

価値観は過去現在の時間軸と、お金といえばざっくりしすぎでしょうか、資本主義と共産主義(社会主義?)或いは場所的な欧なのか米なのか等々と、作品中でも沢山対比され、それは日本でもそうなわけで、キレイに対比>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

前半胸糞悪い感じ
後半キレイ系の趣旨読み取りポエム上級者向けの感じ

ポエムってのはキレイ系の意味で、
侮蔑の意味はありません!

映画初心者な私の感性では、
前半と後半で、うまーく中和されて
いろん
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

トリックはあったのかないのか、
少なくとも「オーなるほど!!」とはならなかったです。。。

マスカレードってのは、、タイトルっぽくないですね。原作はもっとマスカレード感あるのかもしれんのですが。。。
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

声出して笑った映画は本当に久しぶりな気がします。。

インド社会の考え方への知識があれば、
主人公の凄さがもっとわかったかなと思いました。

比較的長い時間の映画であることは、周知の事実かと思われます
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

3.7

差別や偏見に明るく(?)立ち向かっていて、
えてして暗くなりがちなテーマを
音楽やダンスでうまーく表現していたのかなと。

困難や辛いことに遭遇したとき、主人公や周りの人たちの誰かに成り代わってみると
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

飛行機での遭遇と自宅の爆破、からの
自動コールバックの時点で勘の良い人は気付けそうですね。

彼女との行為のフラッシュバックと板挟み発言も気付きどころかもしれませんね。。

私は凡人ですから、
どれも
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