子供の頃みてた乗り込んで戦うロボットアニメが実写化。技術の進歩とデル・トロ監督がいたからこそ実現した熱い映画。昔アニメにはまっていた人にお薦め。それ以外の人はわからん。
田舎の島にやってきた世界的な詩人と島民の男とのふれ合いを描いた作品。2人のやり取りが微笑ましい。全く共通点のなかった2人が仲を深めていくのとは反対に安定しない世界が悲しい。
実写映像をトレースした不思議なアニメ。有名俳優が出てSFなストーリーもちゃんとしてるので、実験的なアニメにする必要があったかは分からないけど独特な雰囲気になってるのはたしか。
トイレの清掃員をしてる平山さんの日常。背景も心情もほぼ語られない。感じ方は人それぞれだろうし観た時によっても変わりそう。その時々で観た人が完成させる余白がある感じが心地いい。
不倫をめぐる男女の話なんだけど主人公の2人の距離感がいい。レトロな香港や時代の雑多な感じ、俳優、カメラ、音楽等すべてがまとまり、流れる映像は情緒があり美しい。
前半、静かに進んでいくので武器人間がチラッと出てくるのかと思ったら後半、どんどんくる。何ともいえない味のあるデザインの武器人間が最高。お手伝いもしてるし。B級グロ映画。
マイルス・デイヴィスの即興の音楽がカッコいい。ヌーヴェルヴァーグの雰囲気重視みたいな映画もいいけど、これはプラスしてちゃんとストーリーも面白い。
ジャンプカットなど当時は斬新だった手法がいろいろ使われているそうだけど、いろんなことに斬新さを感じなくなった今観ても十分魅力的な映画。何気ないやり取りも粋でお洒落。
あの有名な前作の続編はいろいろ言われるのが確実で難しい。ちょっとテイストが違うけどこれはこれでよかったと思う。前作を観てから観た方がいい。寂しくて優しい。
ベニスに静養に来た男の話。何も起きないけどたくさんのことが起きてる。憧れられるタッジオが圧倒的に美しく、いろんな対比を感じる。疲れた主人公は滑稽にも見えてしまうほど切ない。
ブルース・リーの映画の見どころはブルース・リーだと思ってる。とにかくカッコいい。有名なセリフ「考えるな!感じろ!」も出てくるし、お馴染みのテーマ曲も最高。
頭の中に入って捜査するというSFぽい設定なので油断してたら犯人がリアルで重かった。精神世界のシーンはもっと長く観たくなるぐらい素晴らしい。石岡瑛子さんの衣装はいつも最高。
男と女の関係を時代の流れと共に追っていった話。酷い男から女性がいつまでも離れていかないところが物悲しい。もうこういう時代ではないけど、ずるい男役の森雅之さんの存在感がいい。
いろんな地域の一癖あるタクシー運転手とお客さんのやり取りを描くオムニバス。エピソードにつながりもないし展開もそこまでないんだけど、何か印象深く残る。余裕をもって観たい映画。
平沢進さんのどこにもない音楽が最高。ストーリーも重くならず自由でカラフルなアニメーションと相性がいい気がする。
この映像、世界観に影響を受けたものっていろんな分野にたくさんあると思う。もちろんビジュアルだけでなく映画としても名作。サイバーパンクはカッコいい。
展開が早くてさくさく観れて面白い。ニヒルでクールで情報量の多い主人公がいい。カッコいいんだか分からないシーンもあるけど、細かいことは気にせずカッコいいなぁで問題なし。
壊れてしまった主人公が切ない。監督がそれまでの作品より商業映画を意識したということで少し抑えめにした感じが自分にはピッタリきた。お薦め出来ない個人的フェイバリット映画。
世界観、ストーリー、金田のカッコよさ、ラストはよく分からんけど、とにかく最高。個性の強い音楽もいい。ちなみに原作の漫画も最高。
楽しい。「ウォレスとグルミット」最高。何回も観てる。遊び心いっぱいで作られた作品。ストップモーションも手作り感があっていい。
この世紀末の世界観を最初に作りあげたのがすごい。そして北斗の拳へ。初めて観た若い時は何てカッコいい映画なんだと痺れた。前に出るわけでもなく無責任でもないマックスの佇まいがいい。
精神が分からなくなりそうな危うい雰囲気がずっと漂ってる。どこか共感しやすいのは邦画ならではかも。この薄気味悪さがいい。
時間は長いがだんだんと判明して展開していくストーリーに引き込まれた。女性は怖い。
ファンタジーなストーリーが楽しい。ちょっとしたメッセージ性もあるけど、あくまで軽やか。音楽とパリがおしゃれ。
訳の分からない夢のよう。映画というよりアート作品。何にインスパイアされて作られたかを知ってから観た方がよかったなと思う。