シモンさんの映画レビュー・感想・評価

シモン

シモン

トータル・リコール(1990年製作の映画)

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フィリップ・K・ディック原作だから複雑なんだろうって覚悟してたけど、ふつうに置いてけぼりくらった笑
巻き戻してやっとわかるレベル

度々出てくる顔の造形がジョンカーペンター
偽物ってバレバレなのがチー
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レインマン(1988年製作の映画)

5.0

ダスティンホフマンの演技力は映画史に残るレベル

二人のキャラ設定が複雑かつ自然で、まるでドキュメンタリー映画を見ているかのようだった
もはや人間の心理を知り尽くしているようでこわい笑 相当時間かけた
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キャビン(2011年製作の映画)

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久々におもしろいホラー見れた
エンタメとしてめっちゃ楽しめる

ネタバレなしで見てほしいわけ理解


▼ネタバレあり

搾取され続ける若者たち

トゥルーマン・ショーのホラー版

カメラを止めるな!て
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

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なんて壮大な物語なんだ
小島秀夫が神話と呼ぶだけある
まさに神話的

三作を見てからでないとマッドマックスを語れないほどにあらゆるものが詰め込まれていた

歌舞伎のお面や侍の鎧は、日本(黒澤明)への愛
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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ゾーイやっぱかわいいな
初めて映画見た時に恋したの覚えてる笑

ジムキャリーは、彼以外じゃありえないと思えるぐらいキャラにフィットしてた

映画を通して12モンキーズやファイトクラブ、ウォンテッド的な
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

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離婚率の多いアメリカ国民に向けた映画のように感じた。

エイミーアダムズのプリンセスっぷりはさすがやね
シリアスな映画ばかり出てるからこういうキャラも好き
時々変質者に見えるのもおもしろい

ティモリ
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

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問題を抱えた女の子が、愛の力によってそれを克服する
新海誠の映画みたいだった

東横キッズの問題を偏った目線で見る大人たちに伝えたい

オラフの全肯定キャラと
クリストフの一人二役いいよね

それと途
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

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2で初めて設定紹介されるのね
一気に怒りのデスロードの世界観に近づいた

敵の格好はワンピースの百獣海賊団のモデルなのかなってぐらい似てる

飛行機男のキャラが良い
女戦士は美しかった

泥臭いかんじ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

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オリジナル初めて見たけどだいぶぶっ飛んでるな

若かりし頃のメルギブソンがイケメン

ツッコミどころ満載なのがこの映画の醍醐味ってかんじがする笑

V8や暴走族、ハードコアな部分は男心をくすぐられる
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

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サスペンスに見せかけてめちゃくちゃホラー

デパルマは緊迫感を演出するのがうまいな
クローズアップの長回しによって全体像が見えないために、観客は次に何が映るのかつい気になってしまう

エレベーターで剃
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

5.0

序盤から傑作の予感がしてたけどやっぱり大傑作だった。
PTAの進化スピードえぐいな

ノーランはこの映画を見てかなり感化されたんだろうな。

小さな息子とのビジネスコンビは、地下鉄道に出てくる黒人奴隷
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マグノリア(1999年製作の映画)

5.0

分厚い文庫本を一冊読み終えた感覚
いろんな感情が心に重たくのしかかる

ブギーナイツを経て完全に群像劇で開花したかんじあるね

アメリカンビューティもちょうど同じ時期に製作されているのがおもしろい
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パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

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ピュアな心が一気に蘇る!
まさにグーパンされた感じ

ストーリーラインはめちゃくちゃなんだけど、それが逆に非日常性を描く上での調味料になっている

フォレスト・ガンプみたいに頭が抜けててなぜか応援した
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

5.0

キアヌリーヴスがあまり見ない演技してて興奮した

色使いや音の使い方が良い。
ハリウッドにやってきた無垢な少女っていう設定にどこかマルホランドドライブぽさを感じた

▼ネタバレあり

突然家に侵入した
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アス(2019年製作の映画)

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ポリスのシーン最高かよ

ダークな割にところどころ笑いがあるのがいいよね

ロバートミッチェルのイットフォローズ
アリアスターのヘレディタリー
サフディのグッドタイム
てきな監督のメジャーデビュー作感
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

5.0

ジョーダンピールのユーモアセンス好きだなー
スティーブンユアンの使い方がうまい。猿のシーンも怖いはずなのに笑ってしまう…

バズり目的で撮影に奮闘するあたりが現代性を感じた。

▼ネタバレあり
エヴァ
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パプリカ(2006年製作の映画)

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インセプションとかワンピースのドレスローザの人形とか色んな所でオマージュされてるよね。ブレードランナーやエヴァ、ジブリ、ディズニーを逆にオマージュしてるのもグッとくる

平沢進の音楽も最高だった。
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

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集大成ってかんじがした
ペドロアルモンドバルのペインアンドグローリーてきな人生懐古映画

世界観は
フェリーニの「8 1/2」
ホドロフスキーの「ホーリーマウンテン」「リアリティのダンス」
アピチャッ
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裏窓(1954年製作の映画)

5.0

3回目

恋愛とは…結婚とは…

相手を分析する理性的な結婚(現代の結婚)と
一目惚れや子供を授かることでする結婚(一昔前の結婚)

向かいの家の独身女性が、記念日ディナーを一人で演じて落胆するシーン
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ファーゴ(1996年製作の映画)

5.0

3回目
やっと理解できた、、

人に気を遣おうと相手を「見透かしている」と、あるいはジャッジしていると、いずれ人を「見下す」ような態度をとるようになってしまいますよ。あの富豪の義父や口の悪い殺人犯のよ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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ジブリへのオマージュが新海映画史上随一だね。
もののけ姫
千と千尋の神隠し
ハウルの動く城
魔女の宅急便
とかかな?



▼ネタバレ

過去に母親を災害で亡くしたすずめは高校生になり思春期を迎えたこ
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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

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この映画が偏っているのか、そもそも映画という媒体自体が偏っているのか、なにがなんだかわからなくなってくる。まさにゴダールマジック

ここまで眠気に襲われる映画はオリヴェイラの神曲以来だ。素晴らしい
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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処女作にしてはかなり見応えのある映画だった
まさにノーランの起源と言える

ファイトクラブやロストハイウェイ、マルホランドドライブ、アレックスともに制作年が近いのは偶然なのだろうか…?
と思うほど類似
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恐怖の報酬(2024年製作の映画)

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量産型映画の一つだった笑
ところどころチープで笑ってしまう
B級映画として日本語吹き替えとかで見たら楽しめるのかも

新作としての舞台はおもしろいのにな、、
アンリジョルジュクルーゾのオリジナルとフリ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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日本の大手配給会社勢がこの映画を取り扱えなかったのも納得がいく…

オッペンハイマーは一人の愛国者として、責務を全うしようとしたんだろうね。
最終的には原爆を落としてしまったことに彼自身後悔して人間愛
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レナードの朝(1990年製作の映画)

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ロバートデニーロの演技素晴らしかった

医者ほどこの世で尊敬できる人たちはいない

HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

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最近どハマり中の人

宮﨑駿みたく永遠とこの人の人生をカメラで追っかけてほしい

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.0

消費に終わらない圧巻のどんでん返しだった
ナチスへの怒りがありありと描かれていた


▼ネタバレあり
マックスは収容所の生存者でありながら、ゼヴの中に微かに潜む、「罪を犯したという過去の重い事実を受け
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

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ゴダールの「女は女である」への愛が滲み出てた

こういう群像もの嫌いじゃない
たいちゃんとみわのデレデレはいつまでも見てられるw