しばわんこさんの映画レビュー・感想・評価

しばわんこ

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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

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若い頃に聴いていたボブ・マーリーの歌を映画館で見られるのが嬉しい。
歌に込められた意味や時代背景がわかって良かった。
音楽で世界を救おうと命をかけていたミュージシャンがいた時代を改めて思う。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

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碁の達人で寡黙でどこか影のある浪人。草彅剛はこういう役がとても良く似合う。
碁のシーンも殺陣のシーンも緊迫感が良い。
ありがちな復讐劇のように見えて、よく練られた脚本も素晴らしい。傑作時代劇だった。

八つ墓村(1977年製作の映画)

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ロイヤル劇場にて鑑賞。
何度もリメイクされている名作だけど、初めて観た。
映画好きだけど怖いやつは苦手。
若い頃のショーケンが事件に巻き込まれる。金田一耕助は石坂浩二ではなくて渥美清。寅さんのイメージ
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縁の下のイミグレ(2023年製作の映画)

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現代の奴隷制度と言われる技能実習生制度、そのカラクリがわかりやすく理解できる。
コメディという形をとっているが、そこにはそこには笑えない現実がある。
ラストの実習生の言葉が痛烈。
低迷し続ける日本経済
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

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抑揚のない台詞、大自然とどこか不穏な空気を感じさせる音。「ドライブマイカー」同様に濱口竜介監督の映画は聴覚に響いてくる。
山間部の集落で暮らす人々へのグランピング場開発の説明会、集落の人々の不安と憤り
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レイダース 失われたアーク《聖櫃》4DX(1981年製作の映画)

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午前十時の映画祭で鑑賞。もう何度も観ているが、映画館で観るのは初めて。
ルーカス原案、スピルバーグ監督、主演はハリソン・フォード。
まさにエンターテイメントの名作。アドベンチャー、アクション、ロマンス
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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第二次世界大戦時、天才科学者オッペンハイマーが、いかにして原子爆弾を開発したか?そして、その後のオッペンハイマーの不遇な人生も描かれていきます。

難解な映画でした。3時間と長く、たくさんの登場人物が
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

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現代を生きるアイヌ人の人々を描く。
少年の目を通して、民族のアイデンティティを守ること、現代のアイヌの苦悩を体感する。少年の真っ直ぐな眼差しが印象的だった。

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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原作の世界観を上手く映像化していた。寒そうなシーンと痛そうなシーンが多いがテンポ良く話しが展開し、飽きさせない。登場人物がたくさん出てくるが、どのキャラも良かった。
明治時代後期の北海道の風景、アイヌ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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ヴィム・ベンダース監督作品。主演は役所広司。舞台は東京、寂れたアパートで一人暮らしをしながら公衆トイレの清掃員をしている中年男の毎日を描く。特に大きな物語の変化もなく、淡々とドキュメンタリー映画のよう>>続きを読む

千年の恋 ひかる源氏物語(2001年製作の映画)

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大河ドラマの予習。
源氏物語に出てくる女性が皆美しくて良かった。光源氏役の天海祐希も良かった。
松田聖子の歌は本当に要らなかった。

(2023年製作の映画)

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あの相模原の事件をテーマにした映画。
冒頭から終わりまでずっと重く辛い映画だった。
 宮沢りえ演じる書くことができなくなった小説家が障害者の入所施設に勤め、そこで見た障害者施設の虐待とそこからあの恐ろ
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ふたり(1991年製作の映画)

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柳ヶ瀬ロイヤル劇場で鑑賞。大林宣彦監督の1991年の作品。
石田ひかり主演、亡くなった姉(中島朋子)の姉妹の繋がりと家族の絆を描く家族ドラマです。高校生の頃のまだあどけない石田ひかりがさまざまな事件を
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ナポレオン(2023年製作の映画)

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リドリー・スコット監督。ホアキン・フェニックス主演。
ホアキン・フェニックスのナポレオンは威風堂々としていて良い。民衆の圧倒的な支持を受ける英雄だが非情な面を持っているナポレオンの姿を見事に演じている
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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なんとなく気になっていた映画。しょーもないけど、突き抜けてて面白かった。
埼玉って、ちょっと岐阜と似てる。
何も無い、海無し県、日本一暑い街がある、などなど。埼玉と東京の関係と岐阜と名古屋の関係も似て
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