shinoさんの映画レビュー・感想・評価

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怪物(2023年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

前半はちょっとヒステリックなまでに子どものイジメに敏感な母が学校に掛け合いに行く所から怪物っぽい。
学校の担任も校長もおかしな先生で怪物っぽい。
…そうして見ていると子ども達もち
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悪の愉しさ(1954年製作の映画)

3.3

昔の社会の方が人間関係が密だから借金も普通に頼んだりしている。貸す方も工面するあてもないのに。
生活するのに精一杯だいうのに 毎晩のようにキャバレーに行きお酒を飲みダンスをする。
ダメな見本のような男
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華麗な彼女(2023年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

面白くはないが愛すべき映画。
パク・ホサンが笑いを誘う。

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.3

ナチス・ドイツがいくら敗戦の色が濃くなったとは言え ナチスから美術品を奪還するプロジェクトがあったとは。
美術好きだからこのプロジェクトには感謝するばかり。

人類の宝が無事に帰ってきて本当に良かった
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.5

白黒の写真はカラー写真より多くのメッセージを発信する事ができるという事を証明している。

映画は水俣病をあからさまに表さないで その悲惨さを伝えられていた。
ジョニーが良い味を出していて流石だった。
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

ヤン・ヨンヒ監督のドキュメンタリー映画は全部見てきた。
母親が北朝鮮で暮らしている息子家族のために荷物を送る準備をしている溌剌とした姿を追った作品もあった。

今回の作品は記憶が
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

主人公はどうしてこんなに不機嫌なんだろう… 近くにいたらあまり仲良くしたくない子だわ…なんて思いながら見ていた。

どうも上手くいきそうになると自分から避けていくような 妙な孤独があるみたい。
それな
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土砂降り(1957年製作の映画)

3.3

人は巡り合う人によって人生が左右される。 それがドラマを生むのだけれど。

誰一人悪い人ではないのに 自分の気持ちに忠実に生きるとこういう人生になってしまう境遇がある。
2軒の家族を行き来するお父さん
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マイ・ルーム(1996年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

こんなに超豪華な俳優陣が出ているのに今まで見ていなかった事に今更驚いている。
言わずもがなの名演技。
登場人物の皆が個性がはっきりしていて
分かりやすく見やすく 最後には気持ちが
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毒舌弁護人〜正義への戦い〜(2023年製作の映画)

3.0

以前どこかで見たような内容で新しさも面白さも感じなかった。
かと言って退屈でもなく ちょっと物足りないという程度。

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.3

当分飛行機には乗れそうもない。

もしかしたらこういう紛争地域に着陸せざるを得なくなるという可能性がなきにしもあらずっていう所が恐ろしさを増す。

ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.3

Netflixは犯罪ドキュメンタリーが多いから 
世の中にはこんな人がいてこんな境遇でこんな考え方をするようになって…と教訓というか反面教師というか 時々犯罪物が見たくなる。

事実は小説より奇なりと
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デスパレート・ラン(2021年製作の映画)

3.3

WOWOWオンデマンドで観賞。

ナオミ・ワッツ一人舞台。
私も母親だから 主人公の気持ちはよく分かる。 でもやりすぎ!
スマホはすごく便利だけど 知らなくて良い事も分かってしまう矛盾。
違法だと知っ
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

3.5

街並みは現在と隔世の感があるが 人間の生き方、考え方は変わらない。

遊郭の歓楽街の手前で行ったり来たりする男女、お金も寝る場所もない二人は行き当たりばったりの生活をしている。

鼻っ柱の強い女性はダ
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ゴッドマザー(2020年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

そうか、警察には外国人対応の通訳も重要な仕事だな、と改めて思った。
もしかして、通訳がわざと違う翻訳をしたらどうなるんだろう、なんて思いながら見たフランスコメディ。

イザベル・
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私は貝になりたい(1959年製作の映画)

3.3

1958年放送のテレビドラマ。演出が岡本愛彦という人のを見た。
有名なタイトルの映画だから見ておかなきゃと思っていた。

何という不条理な世界。
上官が申し訳ないと謝ったところでどう変わるものでもなく
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

過去と現在を行ったり来たり。
子ども達が成長していき顔が変わっていき…となかなか難解だぞ。
見る側が元気がないと見られない。

人の心はなんと複雑な事よ。

The Son/息子(2022年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

海外と日本では親と子どもの関わり方が少し違うから何とも言えないけど 根本的に愛する気持ちはどこの国も変わらない。

優秀な親は当然自分の子も自分と同じように優秀である事を疑わない
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

映画館で見逃したと思ったけど うちで見るのに丁度良い感じ。
ストーリーは単純でそこに脱北、母思いの優しいけど自信を失った子、などなど色々色付けされたヒューマンドラマ。

登場人物
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

オススメ映画に必ず入っているのに なかなか手を出せなかったのは 3時間という長さ。 濃いインド映画に3時間は耐えられるかどうか分からなかったから。

友情と学ぶ事の大切さを感じた
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貴公子(2023年製作の映画)

3.3

キム・ソノの不気味に笑う笑顔にエクボがキラリ、良いキャラクターしてる。
完璧なスタイルにビシッと着こなしたスーツ姿なんだけど 何かちょっと野卑な雰囲気が良かった。
ほんわかした役より こちらの方が好き
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抱擁(2002年製作の映画)

3.0

今は亡き姉のDVDコレクションの中の1本。 英文科出身の姉とは映画の好みも大きく違うが 姉が好きだったジェニファー・イーリーは役柄によって雰囲気が全く違って演技派。

私にはちょっと退屈。
1本の映画
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青春の夢いまいづこ(1932年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

1932年製作のこの映画は昭和7年。昭和初期の世相、生活、風俗ってこういう風だったんだなぁ。
実にのどかでゆるくて 映画の中の世界は楽しそう。
でも友情とか恋愛に関しての悩みは普
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ロ・ギワン(2024年製作の映画)

3.3

ラブストーリーというには あまりにも過酷。
生まれた所によってこんなにも過酷な人生になるんだなと。
親は自分の子どもの幸せだけを願っている。

エリザベス(1998年製作の映画)

3.3

イギリスの歴史を少しでも知っていないとなかなか分かり難い映画かも。
エリザベスの恋愛を中心にどうしてバージンクイーンになったのか、どうして40年も統治できたのかがサクサクと描かれる。

ケイト・ブラン
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プルートで朝食を(2005年製作の映画)

3.5

キリアンのアカデミー賞の快挙で再び見たくなったこの作品。
何年前に見たのか、キリアンの青い瞳とキュートな仕草にハマって細かい内容を覚えてなかった。
再見してこんなに政治的な事が散りばめられていたのを忘
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

3.8

WOWOWで観賞。

慈愛という言葉がこの夫婦のためにある言葉。
悲しいシーンじゃない所でも涙が出る。

やっぱり人は1人では生きられないのだ。
特に愛を知ってしまった人は。

東京の女(1933年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。

1933年制作のサイレント映画。
小津安二郎監督が1時間にも満たない間に何をどうように表現するのかと思いながら見ていた。
何という展開!
今と違いすぎる観念に驚くばかり。

濃縮
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

3.8

昭和の大スターが勢揃いした映画。 
三遊亭円生の落語が好きで昔良く聞いていて遊郭は頭の中で想像するだけだったが
こういう作りだったんだな…と分かって面白い。
今ではもうこういう映画は作れないなと思いな
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

フランスのある家庭をサンドラという娘を中心に丁寧に描いた作品。

シングルマザーとして娘を愛して育て、時には不倫をし寂しさを紛らわし、年老いて病に侵され認知症になっていく父の介護
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.3

シリーズ化しちゃうと飽きてしまうのではないかと心配。
予想外の楽しみがなくなってしまうから。

アクションが前作と比べて多いのはマ・ドンソクの拳が楽しめるから良いのだけれど
全体的に散漫になった感じ。
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