lishantiさんの映画レビュー・感想・評価

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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

もっと暗いジメジメした話かと思ったら,コメディ感あっておもしろかった。敬遠せずもっと早く見ればよかったなという作品。どこまでいっても上には上がいるし,下には下がいて,人はどこまでも誰かを見下し生きてい>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.3

ディスコ文化がどのようなものかイマイチわからなかったから,そこまで感情移入できなかった。ダンスに情熱を抱く主人公は,刹那的に生きる仲間たちとの日常の中で,一足先に大人になっていく。ジョントラヴォルタっ>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.3

ちょっと私にはついていけない世界観だった。アート系の映画。瞑想始まって「そんなバカな」と声を出してつっこんでしまった。でも思いっきり奇妙奇天烈だからこそ常識を壊される面白みがあった。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

衝撃的な作品だった。映画自体は静けさとグロさがありつつも、監督の熱とユーモアを感じる。人形たちのぶにぶにした感じも見てるうちに病みつきになる。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.6

初見。大学生の時にこの映画を面白いと言っていた男友達がいた。序盤目を背けたくなるシーンばかりで,おいおいどこが面白いんだよと怒りすら覚えたけれど,色彩のポップさや撮影方法の斬新さ,妙ちくりんな言葉選び>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.5

この手の映画はネタバレすると2度目は楽しめないのかと思いきや,何度見てもぞわぞわするのはラッセル・クロウの演技が成せる技だと思う。あとジェニファーコネリーの美しさのおかげ。

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.7

もうじーちゃんばっかり。そんな中アンディ・ガルシアはホント華がある。でもそれ以上に,教会での薔薇越しのアル・パチーノの美しい横顔にはドキッとした。テレビの中の人に惚れたことがない私にとってこんな経験初>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

3.9

初見。いやーなるほどおもしろい!!!!!父と息子のオーバーラッピングする感じとその対比。公聴会の映像はまるで実録を見てるかのような。どんどん独りになるマイケル。周りに人あってのゴッドファーザーだろうに>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.6

アル・パチーノの最初と最後で別人感すごい。映画に大きな盛り上がりあるわけじゃないけどめちゃ渋い。そしてやはり音楽がいい。それにしても馬まじかー。

ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

3.3

ながら見にもってこいな映画。大して思い入れのないシリーズだけど,それでもエブリンは3作同じ女優さんがよかったな。

ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.3

レイチェルワイズが可愛い。世界観近いインディジョーンズの方が楽しいなと思ってしまう理由はどこにあるんだろう。

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.6

大きな盛り上りがあるわけではないのだけれど,陸海空3つの視点がどこでどうつながるかとワクワクしながら見れた。様々なものが交差していくおもしろさ。さすがノーラン監督。SFだけで遊ぶわけじゃないところが好>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

誰かに「つまらんかった」と言われて見ることを先延ばしにしていたけれど,私にそんなこと言った奴を恨む。めちゃ好きだった。
世界の終末系映画はどうしてもただただありえない展開で,突っ込みどころのあるハプニ
>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.7

学生時代に観た時よりも頭がついていけた。以前より脳が熟れたのかしら。それにしても妻を除いて登場人物ほぼ皆クズでした。

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.0

おもしろい!!!!!ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの名演技に脱帽。そのせいでラストシーンがハッピーエンドのはずが「えーっと…本当に大丈夫だよね?今度こそ信じていいよね?」と思わずにはいられなかっ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

映像的にも内容的にもサイケデリックな映画。音もとことん不協和音で、意図的に作られた違和感を感じずにはいられない展開の数々には,目を見張るものがある。ただ,社会的教育の欠如により理性をとっぱらわれたら,>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.0

豪華なキャストとポップな色使い,シュールな演出でつい見入ってはいたものの,ストーリーの展開に理解が追い付かず,なんじゃこれ?感が拭えませんでした。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

本当にキリアンマーフィなの??と思わせる素晴らしい演技。あなた本当にアイアンマンでした?も同様。時系列あっちゃこっちゃ行くノーラン節には相変わらず振り回されたけど,なんとかついていける。原爆の父を描い>>続きを読む

355(2022年製作の映画)

3.5

女である私が,観ていて体を鍛えたくなる映画第3位。ちなみに1位は『ソルト』で2位は『アトミックブロンド』。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.4

レイ・チャールズが出てきたところでようやく,プロのアーティストが他にも出てる映画なのか!!と気づいた。ところどころ聞き入ってしまう歌があったのはそういうわけか。世代でなくても聞いたことある有名な曲が流>>続きを読む

ナニー・マクフィーの魔法のステッキ(2005年製作の映画)

3.4

役者勢はもちろんストーリーや小物,色合いも可愛くて終始ほっこり。とりあえず内々で済ませていくお話でした。

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.7

何回観てもミシェル・ファイファーのキャットウーマンが一番好き。狂気じみてて美しさもある。ペンギンも最高。リアルペンギンもキュート。

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.6

キャメロン・ディアスたちのエンジェルには敵わないけど,こちらも可愛さアクション共に好き。何も考えずに観たいときにおすすめ。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.8

いつ観ても可愛くてついつい何度も観てしまう。気軽に観れるから流し見に最適。デミ・ムーアお美しい。この役のために全身整形したというプロ魂お見事。

ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー(2009年製作の映画)

3.0

ストツーやるときは必ず春麗だった私。アマプラ見放題終了間近の文字に誘われて思いきって鑑賞。春麗感はなく,それゆえ見ていてワクワク感はないけど,春麗役の女性はアクションよくがんばったなぁと思う。ただ変な>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

2017年に未だにこんな争いをしているアメリカが信じられない。歴史を知った上で自分の国や肌の色に誇りをもつことはいいと思う。けれど同じ価値観を他人に押し付けるのは間違ってる。堅すぎず,ユーモアのあるい>>続きを読む

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

クィディッチの次に面白そうなスポーツ見つけた。ラストからのエンディングDua Lipaってのが気に入った。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.2

こんな卑劣な行為には絶対に負けたくない。男とか女とか関係なく,人間の尊厳を傷つける行為は絶対に許したくない。被害者の勇気ある行動,粘り強く闘った記者たちに敬意を表したい。

テルマ&ルイーズ 4K(1991年製作の映画)

3.7

おもしろかった。転落っぷりが凄いのにどこまでも前向き。テルマにしばしばイライラさせられたけど,でも許してしまうキュートさ。こんななんでも通じ合えて一緒にはちゃめちゃできる友達ほしいな。唐突に出てきたブ>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

邦画はあまり見ませんが,これは本当に観てよかった。愛に溢れた世の中ならば,誰にとっても生きやすい社会になるだろうに。現実はそんな綺麗事通用しないのは十分わかっているけど,少しでもそんな世界に近づけるよ>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

セクハラ・パワハラ・セクシャルマイノリティ・フェイクニュースの拡散などなど,音楽映画かと思いきや,現代の様々な問題を一緒くたにしたようなずっと緊張感のある映画。長時間の映画にも関わらずそこまで時間を感>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

映画館で観た当時よりも,数年経た今見て評価が上がった。それは時代の変化と共に女である私自身もこの映画の見方が変わったからかもしれない。同じシーンを三人それぞれの視点から見るとこんなにも違うのかというこ>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.3

この映画は自分には合わなかったみたい。海の中想像するだけで息苦しいからか,あるいはアンバー・ハードとジョニー・デップの泥沼離婚裁判を全て見ちゃったからかな。

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.6

いちいち裸にならんでも,と思いつつも,なかなか緊張感ある映画で目が離せなかった。ジェニファー・ローレンスの演技が見事。どこに本心があるのかわからず私も彼女に騙された一人かもしれない。

ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.2

うーん!だらだら続くカーチェイス,親子の絆感も浅くて,ダイハードの締めくくりとしては少し残念でした。終盤の「え?!そうなの?!まさかの?!」というところはあるけどそこがピーク。最後にホリーも出演してく>>続きを読む