ひらさまさんの映画レビュー・感想・評価

ひらさま

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駅馬車(1939年製作の映画)

4.0

ラスト
ウェイン扮するリンゴ・キッドが家族の仇プラマー三兄弟と対峙
決着を見せないまま酒場にフラリと現れたプラマー三兄弟のひとり、リンゴやられたのか⁉︎と思いきや、次の瞬間バタリと倒れるプラマー
この
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ターゲット(2010年製作の映画)

4.0

アマプラで何となく気になり、暇潰しがてらに観はじめたらメチャ面白い
凄腕の殺し屋(ビル・ナイ)がターゲットの無軌道性悪手癖悪非常識女(エイミー・ブラント)のペースに巻き込まれ、気がついたら彼女を護る立
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罠 Deep Trap(2015年製作の映画)

3.1

サイコパスの大男は死ぬほど怖い
見たくなかったマブリーNo.1
人里離れた一軒家の民宿には絶対に泊まらないぞ
と、思わず誓ってしまった

ガンマー第3号/宇宙大作戦(1968年製作の映画)

3.0

日本映画(海外との共同製作)でありながら、キャストは全て外国人俳優
スタッフは監督の深作欣二をはじめ日本人が固める布陣の珍作
何故こんなモンが出来上がったのか、本編よりもそちらの経緯が大変気になる
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

ワイスピも終盤に近づき派手さは倍増
とは言え、前作までの荒唐無稽感は若干納まり、レースが王道の本シリーズらしく、車バトル中心の展開は多少なりとも原点回帰?
しかし派手派手、前半のカーチェイスで早くも目
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アンツィオ大作戦(1968年製作の映画)

3.2

連合軍の優柔不断な判断で、800人近い規模の大隊がほぼ全滅
生き残った7人の兵士は敵陣の中から脱出を図る
とゆー事でお話はこの7人の戦いぶりを描くのがメインだから地味な展開が続く
よって邦題の〜大作戦
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.0

意外な展開
今回もロケットの活躍を楽しみにしてたら、前半早い段階で負傷欠場
ロケットの命を救おうと躍起になるピーター&ガーディアンズの面々と、ロケットの過去が交錯する
今回はほぼガーディアンズチームの
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.8

この目じゃ見た事のない絶景、奇景の中を逃げ惑う2人
この景観の迫力に呑まれちゃって画面から目が離せない 
前半は喜劇調で戦火のど真ん中なのに何やら呑気な展開
ところが後半は壮絶な逃走劇となり(追ってく
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真夜中の刑事/PYTHON357(1976年製作の映画)

3.2

Python 357
有名な拳銃の名称がそのままタイトルに
冒頭はイーストウッドの「ダーティハリー2」を彷彿させハードボイルド感たっぷり
よって多分イブ・モンタン演じるタフガイ警部がマグナム撃ちまくる
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黒いジャガー(1971年製作の映画)

3.2

冒頭のみひたすらカッコ良い
アイザック・ヘイズの貢献度が高いとゆーか、アイザック・ヘイズがすべて
冒頭だけ繰り返し何度も観てますが、本編はとゆーとさほど面白くない
初代シャフトのリチャード・ラウンドツ
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ミスター・ノーボディ(1974年製作の映画)

4.0

セルジオ・レオーネがトニーノ・ヴァレリ監督を隠れ蓑?にして、恐らくは自らが裏で仕切りまくったと思われる
実に丁寧な絵作りや構図、そして独特のテンポは、どー観てもレオーネの作風
冒頭の殺し屋も3人だし
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ソルジャーブルー(1970年製作の映画)

4.0

学生時代に名画座で観て以来の再見(50年ぶり⁉︎)
バフィ・セント・メリーの歌う主題歌は大好きで、サントラのシングル盤を持っていたっけ
史実の映画化
シャイアン族の急襲で全滅した騎兵隊の生き残り(ピー
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.8

地元の映画館にやって来たので早速鑑賞(重要文化財クラス、日本最古の映画館です)
モリコーネは誰にも真似る事が出来ない(単なるモノマネ程度は多々あり)唯一無二の映画音楽作家
もぉ大好きすぎて、彼のCD(
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扉の影に誰かいる(1970年製作の映画)

2.0

出演者も監督も我々観客も、みんな頭が混乱してしまう謎のミステリー
途中から一生懸命観る気がしなくなる
アクション封印のブロンソンに毎度怪しいアンソニー・パーキンス、少女声のジル・アイアランド
ブロンソ
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皆殺しハンター(1972年製作の映画)

3.4

冒頭
「ルカを殺せ」
黒澤明の「野良犬」に於ける「何!拳銃を盗まれた!」
を思わせる単刀直入な要求からスタート
殺し屋はヘンリー・シルバとウディ・ストロードの凶悪顔コンビ
このコンビが主役かと思いきや
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北京の55日(1963年製作の映画)

3.5

古き良き時代のハリウッド大作主義、終焉間際の一作
20世紀初頭、義和団の攻勢により北京の居留地に55日間に渡り立て籠った外国人たちを巡る史実の映画化…らしい
とにかく圧倒されるのは豪華絢爛なセットの凄
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U.M.A2002 レイク・モンスター/魔の火山湖・甦えった巨大生物の恐怖(1977年製作の映画)

2.0

こりゃ酷い、笑える
コマ撮りの出来栄えも笑えるし、安っぽい合成も笑えるし、怪獣の姿形(首長竜?)も笑える
でも1番笑えるのは、こんなモンを金払ってレンタルした自分自身(GEO宅配@55円)
何やら日本
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ノーザン・リミット・ライン 南北海戦(2015年製作の映画)

3.7

日韓共催のW杯の最中に、こんな事が起きていたなんて…
日本では報道されたんですかね?
全く知らなかった
南北はあくまで休戦中である事を改めて実感させる
日本人からすれば、ほど近いお隣での出来事、平和ボ
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砦の29人(1966年製作の映画)

3.8

砦にいたのは29人だったのか否かは不明
地形的に不利な砦に籠った騎兵隊と先住民との攻防
単純な善悪構造ではなく、双方が戦わざるを得ない事情や背景は、社会派と言われたラルフ・ネルソン監督だけに、やや複雑
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カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

感染パニックドラマの列車編
感染源となった病原体は米軍絡みで開発されたもので、開発施設に潜入、逃走したテロリスト(強盗?)が列車に逃げ込んだ事から列車内で感染が拡大する
責任者のバート・ランカスター演
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みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

4.0

全編を通してウットリするほど綺麗で静かな映像詩
他に類を見ない稀有な作品
1800年台のスウェーデン、妻子のある伯爵とサーカスの綱渡り芸人との道ならぬ恋と悲劇的な顛末
綱渡り芸人役のピア・デゲルマルク
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暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ(1973年製作の映画)

3.0

大好きなロベール・アンリコ監督作品
未見だったし、アンリコ作品なんで期待感はやや高め
?…冒頭、恐らくは精神病院的な施設から脱走した男、演じるのはジャン・ルイ・トランティニャン…影ありまくりで渋くてカ
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大魔神(1966年製作の映画)

3.5

何度も観てますが、魔神様が動き出すまでの引っ張り具合、焦らし具合が素晴らしい
溜まりに溜まって怒り爆発
本作では動き出すまで10年掛かりました(笑)

スプリングフィールド銃(1952年製作の映画)

3.4

南北戦争の最中、北軍が軍用馬を南軍に掠奪される事件が続発
歴戦の勇者である北軍将校が移送の指揮官に抜擢され、険しい山越えルートで移送を図るも砦の目前で南軍の待ち伏せに会い、馬を捨てて退却する
多勢に無
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風の無法者(1967年製作の映画)

3.8

拾いモノ!
3人組強盗犯のリーダー格が何故か正義感に目覚めてしまい、採掘所の銀を狙う大規模強盗団と対峙する
リーダー役はリー・ヴァン・クリーフが悪党ヅラした善い人を演じる
町の娘に惚れてのメロメロぶり
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ガンヒルの決斗(1959年製作の映画)

3.8

この時代に西部劇を撮らせたら第一人者だったジョン・スタージェス監督作
日本では勝手に決闘3部作の一本に括っているが、他作品とは何の関連性もない
先住民の妻を殺された連邦保安官(カーク・ダグラス)が犯人
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正午から3時まで(1976年製作の映画)

4.0

ブロンソン夫妻の共演作としては最も好感度が高いコメディ
脚本が秀逸、ブロンソン夫妻の共演を前提に書いたのでは?
銀行強盗団のひとりドーシー(ブロンソン)は馬を失い仲間たちから離脱
仲間たちが銀行を襲い
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荒野の渡世人(1968年製作の映画)

3.0

任侠モノかと思っていたら、ちゃんとウェスタンだった
日本からは高倉健と志村喬だけが出演、あとは外国人ばかり(知らない役者だらけ)
志村喬は冒頭のみ出演、高倉健の父親役
健さんを庇って母親(外人)と共に
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大侵略(1968年製作の映画)

3.8

GEOの宅配レンタルが安くてクーポンもたくさん使えたんで、60年代の未見戦争映画を一気に鑑賞
…が、なかなかパッとした作品が見当たらず、ちょっと沈んでいたが、やっと面白い作品に遭遇
例によって邦題が仰
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モスキート爆撃隊(1969年製作の映画)

3.0

懐かしやデビッド・マッカラム
数少ない主演作の一本
ドイツのV2ロケット基地の爆破を決行するイギリス空軍のモスキート爆撃隊
スターウォーズに於けるデス・スター攻撃シーンの元ネタらしい?
地面を跳ねなが
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燃える戦場(1970年製作の映画)

3.2

邦題とは裏腹に燃えないお話
監督はロバート・アルドリッチだけど、作品により落差が激しくて、本作はかなりカッタるい仕上がり
そもそも尺が長すぎるし、途中睡魔と戦いながらの鑑賞となる
米軍、イギリス軍、日
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戦闘機対戦車(1973年製作の映画)

3.3

地味な小品ながら割と面白い
元々はユニバーサルスタジオがテレビ向けに製作した謂わゆるテレフィーチャー
とは言え、スピルバーグの傑作「激突!」を産み出した当時のユニバーサルテレビ作品なだけになかなかの良
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熱砂の戦車軍団(1969年製作の映画)

2.8

観たかったけど観れなかった作品の一本、だからレンタルで見つけた時には小踊りしたくらい
しかし!仰々しいタイトルとは裏腹に地味な展開
砂漠のど真ん中で遭遇したイギリス軍とドイツ軍の兵士が砂漠を抜ける為に
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戦場(1977年製作の映画)

3.1

原題名は「スパルタ人に伝えよ」とでも訳すのでしょうか?
テルモピュライの戦いで圧倒的な戦力差がありながら、ペルシア軍と互角に渡り合ったスパルタ兵たちと自らを重ね合わせているのか
しかしアメリカにとって
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人類SOS!(1962年製作の映画)

2.8

怪しげな雷鳴が鳴り響き、閃光を見た者は失明する
これだけでも十分な人類SOS!
加えて自分で歩き回り捕食する宇宙から来た食虫植物が暴れ回る
こりゃ大変だ!となる筈なのに…
大昔にテレビで観てハラハラド
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火の森(1970年製作の映画)

3.2

70年代が香るサイケでシュールで退廃的な魔女物語?
主人公は今観ても完璧すぎるイケメンのレイモンド・ラブロック
スズキのバイクに跨り宛のない一人旅を堪能する主人公
冒頭で事故に遭遇、運転手はピクリとも
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