seishirowさんの映画レビュー・感想・評価

seishirow

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ある用務員(2020年製作の映画)

3.8

ベイビーわるきゅーれの2人のプロトタイプみたいのが出るらしいので観賞。出てきました。
ストーリーはヤクザの抗争・内ゲバ、それで組長の娘を取り合う話。
もともと「黄龍の村」→「ベイビーわるきゅーれ」→「
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.9

面白かった。
主人公も含め、殺しに一切躊躇のない連中がたくさん出てくるのがよく考えると恐ろしいけど。
高校を卒業して自活する若い殺し屋2人。殺すだけでなく社会と触れ合うためにバイトを探すが、バイトする
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

1.0

散漫に感じて半分くらいで飽きた。ギャグのない絶叫計画を見てる気分だったよ。暇なときに続き見るかも。

大河への道(2022年製作の映画)

3.7

芝居調の芝居。
香取市役所の人たちが街興しで伊能忠敬を大河ドラマのテーマにしてもらおうと思いつくことから始まる。だが、とある疑念から時は江戸時代に遡り地図作成真っ只中に移るのである。そんな展開(タイム
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ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2(2003年製作の映画)

3.6

出張先に持ち込んだパソコンで鑑賞。
このアプリでクリップしてあったので見たかったやつなんだな。。存在を忘れていた。
めちゃ面白かったジーパーズ・クリーパーズの続編である。あの変な化け物は健在。今回の犠
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ファーゴみたいだな、と。
警察、家族に嘘がバレる過程を描く作品。
ディック・ロングなぜ死んだのか?というのは馬にカマ掘られたのが原因なんだけど、主人公がいったい何で嘘をついたのか?というのもその愛馬を
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サイキッカーZ(2022年製作の映画)

2.1

超能力者のドキュメンタリー番組で特集されている男。その男が語るサイキック集団「サイキッカーZ」とは。
いたってほのぼのした映画である。
サイキッカーZは文化的サークルみたいな集まりで、人助けしたいねー
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

5.0

迷ってたけどオリジナルを毀損していないという話を聞いて鑑賞。良かった。
オリジナルは言わずとしれた黒澤明作品だけど、原案はロシア文学(イワン・イリイチの死)だと知っておけばなるほどと思う部分が増えるか
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

たまたま見た作品。
B級ホラー的導入から一転?する後半への展開はスムーズでした。短めの尺のおかげでしょうか。襲われる側の主人公が無双する映画はたまにありますがこれは少しひねりが効いてます。いわゆるウザ
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ファイナル・デッド・ツアー(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原題はペッカーヘッドおじさんだが邦題で勝手にファイナル・デッドを付けられた作品。

売れないパンクバンドが営業の末にツアーに漕ぎ着け、大きなステージでの演奏も約束される。だがそのツアー前にクルマが差し
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

1.5

気分が落ち込んでるせいか、単に期待したせいか、それほど面白いと感じなかった。
長尺と相性悪いのかな、ジョジョは。
謎が謎でなく、謎解きということもせず。
岸辺露伴のアニメやドラマの方は「ジョジョだしな
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サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

2.3

前作があるらしく、サン・ラーという黒人の魂の指導者が行方不明になり、宇宙に行ったという噂で終わるらしい。今作は「宇宙帰りの男、サン・ラー」というわけである。しょうむないカルト映画と思われるがコメディと>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

4.5

とある太宰作品の一節に「頬の赤い村娘を欺いて…」というのがあるけど、この映画の主人公は基本的に女は騙す、利用する対象でしかないよう。自分のことで精一杯で、他力で成りあがる夢を忘れられないでいる。ロスで>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

1.2

会社の人に勧められて見たのだけど微妙だった。ホラー映画なんかをそこそこ見ているとネタ自体がありきたりに見えるし、話の導入や展開も自分のような素人の想像の域を出ない。
せっかくなので最近ロボットの話で面
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

僅かな賃金をあてに生きている男女が出会う、カウリスマキ的ストーリー。仕事を失うと途端にコーヒー代すら厳しいような生活だが、へこたれずにすぐ次の仕事を探して飛びつくのはバイタリティか生活力か。なんやかん>>続きを読む

LOCAL RULE(2017年製作の映画)

4.0

世界一ダサいダンスから始まる男所帯ストーリー。夢を追いかけてるような男たち。
思惑があったり、焦りがあったりの登場人物、40分くらいのほどよい作品。

出会う女は美人だとしても、"ラップ"ダンスはちょ
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疑惑とダンス(2018年製作の映画)

5.0

面白かった。
ストーリーは学生時代の仲間が集まり、そのうちの二人の婚約を祝う、が、イケてない男子が婚約した女と過去にヤッたと言い始めて…。やったやってないで揉めるというだけの話、と、ダンス(これ重要)
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

2.5

ディズニー作品のオマージュ?的なシーンがあるけどディズニー作品並みに中身がなかった。中身の有無と面白さは比例しないのでそれでも良いのだけど。
テーマがないわけではない。
柔道の乱取りシーンをショート動
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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語(2012年製作の映画)

2.0

危篤状態になった艶(45)という名の女に振り回された男女の群像劇。意外性もない有名人をズラッとだして軽妙なBGMにオーバーな演技で性と生と死を扱う古き邦画。監督の名前はよくきくけどそこまで年の人でもな>>続きを読む

川を見に来た(2019年製作の映画)

2.0

川沿いにいて川を見てるのに「川を見に行く」と言う。そして河原に集まるちょっと変わった人たち。短篇ならではの感じ。
変わった人だけなら良いが包丁持ち出されてヤバい。
今住んでるとこは歩いて5分のとこによ
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

1.5

テーマ 3/5
演技 2/5
脚本 1/5
という感じの邦画。
割合が違うのでスコアは1.5。

離婚した父が危篤ということで娘二人が会いに行く、という話。以前タイトルはどっかで見ていた。もうちょっと
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東南角部屋二階の女(2008年製作の映画)

2.8

大事なものは日常にある、的なメッセージを込めるときに日常を映すのは当然で、そこから主人公との対比としての他人物のパターン化を単調になりすぎず、突飛になりすぎず、というのが物語作成の肝なのかなと思う。>>続きを読む

真木栗ノ穴(2007年製作の映画)

3.5

オープニングで角川ホラー文庫?と原作紹介があって初めてホラーだと気づく。
携帯もない二昔前のような雰囲気、安アパートに暮らす売れない作家、その部屋の壁には隣室が見える穴が2つ空いており、折しも出版社か
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

色々バランス悪くないかな。
強さで並べると元旦那>ヒロイン>グレムリンなのか。飛行機にへばりつくクロエのシーンでラピュタかナウシカかという空中戦みたいなBGMが流れて、そこは音楽は良かったけど肝心のC
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明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

2.5

ストーリーは、公的債務の返済ができず預金封鎖をしたアルゼンチン、その混乱に乗じて(ということだと思うのだけど)銀行にある米ドルを掻っ攫った悪徳弁護士たち。虎の子の預金を盗まれた主人公たちは泣き寝入りせ>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

2.0

この原作者の作品は読んだことないんだけどそれなりにハマるんだろうなと思っている。映像作品化されたのを見るのもこれが初めて。ワチャワチャしているな。憧れのキャンパスライフはキャンパスだけに収まっていては>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

2.0

出張中のビジホで鑑賞。
ストーリーは、貧しい親子が亡き祖父の家に住むことになったが祖父は元ゴーストバスターズだった、という感じ。ネオンのような光線が懐かしい。これは女版もそうだった。そしてこれは、言っ
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ナイト・イズ・ヤング! 夜はこれから(2017年製作の映画)

4.1

「夜はこれから」という言葉、良いじゃないですか。ワクワクしませんか?
若い時というより30代前半にそんな気持ちで夜を明かしたことがあったような。今では「もう夜か…」ですが。
タイトルのThe Nigh
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理由(2004年製作の映画)

1.3

オープニングからエンディングまでクソダサ邦画(テレビ映画)。
端役にまで有名人をたくさん出したのはそうしないと誰が誰だかわからなくなるからだろうか。ストーリーは悪くないし、画面消してラジオドラマにして
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スケアリー・ハウス 恐怖の連鎖(2020年製作の映画)

2.7

他の方のレビューでやっぱりそうなのかと思ったことに、冒頭に「itn」という制作会社か配給会社のロゴが出る映画は高確率でつまらないというのがあった。
この映画も冒頭にそれが出るが、それでも面白いというレ
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

2.6

ショート動画とかでワニの捕食動画を目にしたりして怖いと思うけど、やっぱり身近にいないからな。見ようという気がなかなか起きない。現実逃避的に鑑賞。
ストーリーは、ハリケーンが来て連絡付かなくなった父を探
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フレッシュ・ミート サイケな家族(2012年製作の映画)

1.5

しょーもない映画見たい人には結構オススメ。
自分もまぁ楽しめはしたけど流石に「差別主義を笑ってるようでいて、単に差別になってしまってる」風に感じられて部分的にはシラケた。実際はどうだかは知らない。
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サタニックパニック(2019年製作の映画)

4.0

軽そうに見えて意外と骨太な黒魔術ホラーコメディだった。魔術団体のゴージャスなボスはアグリー・ベティでアレクシスを演じた女優、懐かしい。
ピザ屋で働くことにしたミュージシャン志望の女子サム。オーストラリ
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

2.0

デンマークは酪農大国。ただ、日本同様、このような古い設備の牧場で家族経営しているというのが大半なのだろう。
私は仕事でほぼ毎日どこかしらの牧場に行っているので、色々思いつつ映画を見た。
特に、すごくよ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

2.4

ワクチンももう4回目だしって油断してたら24時間経って発熱と頭痛。そんな中、観賞。
見ようと思った一番の理由は監督がエドガー・ライトであること。見てよかったと思うことの一番はヒロインが可愛かったことか
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

もはや資料的価値。
GAINAXの前身(という認識で良かっただろうか)のDAICON FILMが作成した同人ウルトラマン。クオリティ高いです。さすが。

むかしごっつええ感じという番組でダウンタウンが
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