SKさんの映画レビュー・感想・評価

SK

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ザ・ロック(1996年製作の映画)

4.0

爆破シーンが素晴らしいですね。ただ壊れていくんじゃない、計算された美しさがある。台詞がなんだか絶妙にクサイのもいいし、敵も人間心理が複雑でキャラクターがしっかりとしてブレない。ドキドキ要素もしっかりあ>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

3.3

殺し合いかたが面白い。アクションとして見応えはあります。中学生という設定がまた絶妙で、くだらない死に方のやつも、かっけぇ死にかたのやつもいるが、やはり中学生独特の愛してる雰囲気が漂っているし、会話もそ>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい映画。トラビスは最初喋らないのだが何故か。まぁ喋り出すのだけれど。最終的にそこに戻ってくるのだけれど。とりあえず絵作りが美しい。いつだって投影していたいと思うほどいい。台詞選びもいいです。7>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.5

傑作SF映画。繰り返される2分間の脱出劇。その2分を全てワンカットで撮り切っているので全く隙がない。だれない。本当に凄い映画。メッセージ性もあるし、SFコメディならではの解決策もあり、非の打ち所がない>>続きを読む

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.5

映像と音楽がとにかく素晴らしい。話は同性愛が受け入れられてない二人の男の話だったが、イニスが結局、家族かジャック、最期までどちらかを選べなかった。それがもどかしく、不完全燃焼が否めない。彼の昔の記憶な>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.7

最初の師弟で戦いを楽しんでる二人を見るのがもう辛い。ダークサイドにどの様に落ちたかが2,3と描かれていたが、理由がいまいち腑に落ちなかった。最後の誕生の対比のシーン素晴らしいと思う。ダースベイダーを救>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.6

アナキンを好きになれん。ダースべイダーになるのも納得の自信家。特に強いわけでも無いのが、ダークサイドに堕ちそうな予感を漂わせている。CGは素晴らしいので映像としてはおもしろいとは思う。

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.8

選ばれし子。アナキンスカイウォーカー。この子がどうやってダースベイダーになるのやら。楽しみと悲しみが両立します。レースシーンが超面白かったので、最期の殺陣がもっと派手だったら良かったな。てかこの映画ジ>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.9

最初が何だか、あんまり惹かれなかった。しかし、終盤は超面白かった。ちっこいの可愛いんだけど。星に住まう者があれだけ団結して戦うことまで予測出来なかったのは、皇帝が自分の力に自惚れていることが分かります>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.8

どの物語でも修行パートというのは面白いなぁと実感する。ただ強いものってだけでワクワクする。エピソード4でダースベイダーがルークを逃した理由が分かりました。衝撃展開!エピソード6も楽しみ!

スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

3.8

今となっては古さを感じるが、とても壮大でまさにエンタメ映画という感じだった。ダースベイダーが何故逃したのかまだまだ謎が残る展開。ベンはルークに何かを託したのが分かる消え方。キャラクターも多く居ますが、>>続きを読む

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.5

カカシとカラス、カラスとカカシ。どっちの立場でも相手が居なきゃつまらない。喧嘩するのではなく笑わせよう。喧嘩しても互いを思おう。お前が居なきゃつまらない。カカシはいつも待っている。笑い者だともそこに居>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

3時間退屈せずに見ることが出来た。オッペンハイマーの脳内イメージだったり、心情描写だったりと映画でしか表現できないことを端的に分かりやすく出来ていた。IMAXの轟音だと特に音楽が素晴らしく、身体がギュ>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

美しき思い出の話です。あぁ何で、それでも上手くいかないんだろうと不思議なくらいです。でもきっとそう言うもんだと思う。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

バレエの主役に選ばれた主人公が周りの重圧や母親の意思、先生の指導などに不信感、不安感、期待、嫉妬などに苛まれ、幻聴や幻覚を見ながらも、自分と戦い白鳥の湖の白鳥のようにそれを自らの手で戒めるという話で、>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

テンポ感や音楽も最高。ファッション界の話なので様々な服で現れるアンディたちを見るのも凄い楽しい。スパルタ上司にあれこれ無理難題をやれと言われ、それを遂行するために立ち向かうアンディの姿に勇気を貰えるが>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

展開が素晴らしい。伏線をチラ見せしながら、種明かしがテンポ良くどんどん展開されていくのが気持ちが良かった。大体はわかるけど主人公の設定が面白いかな。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

命がけのかくれんぼと言う感じで、非常に面白い。貧民家族ですが、生きるための計画にたいする努力や才能が個人個人にあるのが、国民性や人柄を表しているし、あまりにも風刺的である。豪邸に家政婦や雇い人としてど>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

幸せたっぷりの映像。親子で活躍するのも素晴らしい。料理も超美味しそうだし、会話劇もくだらなくて面白い(笑)。最高の映画!

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

くだらない家族は、僕を沢山笑わせてくれました。それだけで素晴らしい映画です。爺ちゃんの下品な台詞回しが一番面白いです。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

胸が痛いです。親と子って何故、縁を切れないのか。そんな法でいいのか?誰にとって、何が一番幸せか。そんなこと分かっていたじゃないか。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画です。記録していない断片の記憶の表現のバリエーションが素晴らしい。特にポラロイドのシーンはこの映画を象徴している。一枚の写真から少しずつ思い出していく感じが、もうこれ以上ない表現です。話>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

映像体験として、壮大で美しく、ド派手だったり幻想的だったりと楽しむことが出来た。話には中々着いて行けず、後で解説を見る始末…どうして戦ってるんだぁ?となってしまったので、こんなに魅力的な映像に集中させ>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.0

面白かった。最初から心をつかまれた。テンポも良く尺も丁度良く見れた。何と言ってもサムの演技力に惹きこまれた。死にかけギリギリの演技が本当に素晴らしく、応援してしまった。話の発端はガーディの優しさたるや>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.9

素晴らしい作品。些細なことで分岐した4つの人生。成功と失敗。失敗からの成功。逆も然り、それぞれが細かく描かれていて、時間や出会い、偶然全てが大切に思える映画。どれが良いとかではない。そうなったなら次に>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.5

昔の記録。いつだって青春を思い出させてくれる魔法の映画。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アダルトな不思議の国という感じの雰囲気。魚眼レンズ、ピンホール映像や美術がベラの大人の皮を被った子どもというものを体現しているし、素晴らしいデザインの数々に心躍る映像だった。ストーリーのテーマとしては>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ怖い!前にシンゴジラ見たのですが、こっちの方がすげぇ怖い!VFXの作り物と思いながら見ていたはずが、そんなこと忘れるくらいドラマとゴジラに圧倒されました。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.9

何だろうかこの感情は、鯨に呑み込まれたようだ。ずっと引きこまれていった。何で感動してるんだろう。分かんないです。自らの暗い物語を先送り。それはいい最期を迎える光なのか。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

凄い映画を見たなぁと…映像体験として良かったです。話の内容はあまり入って来なかったなぁなんせマルチバースにより色々変化するので頭がこんがらがりました。でも、諦めなければできるという可能性。だったり、周>>続きを読む

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.4

テンポや映像の美しさはキューブリックらしく素晴らしいです。特撮はちょいとチープでしたが…。話も軍のR作戦(しかも核攻撃)撤回をできないペンタゴンっていう馬鹿さがハマった時は気持ちよく笑っていたのですが>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.6

東野圭吾の素晴らしいストーリー。堤真一の演技に惹き込まれて、最後の結末が素敵。美しい殺人というのは変だが、あるならばこう言うものなんだろう。動機は自己防衛と愛。アリバイ工作は天才の作った完璧な理論。全>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

居場所がないと嘆く主人公は短気で素直だ。弱いものイジメを見れば、衝動的に成敗する。しかし法的には殺人罪。そういった正義は否定される。社会的更生をするにはその衝動を抑えなきゃいけない。見て見ぬふりをしな>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.8

自分を捨てるということ。誰かになるということ、それが必要な人間がどんな人間でどんな環境に生きていたか、その辛さを分かる人間同士が変わり代わりできたらどれだけいいか。周りがいかに自分という人間を知らない>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

3.5

ケビンコスナーがかっこいい映画。ボディーガードという職種ならではの台詞。ホイットニーヒューストンだから使える演出は目新しくはあったが、もっとドキドキしたかったというのが本音。

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