8時だJさんの映画レビュー・感想・評価

8時だJ

8時だJ

からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

3.5

ドラマ版から10年後再会する西片と高木さん
もう25歳なのにあの頃と変わらないウブ過ぎる焦ったい2人の関係
高木さんのからかいの意味を知るとグッとくる
ドラマとリンクするシーンには思わず目頭が熱くなる
>>続きを読む

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.0

夏休みを舞台にした劇場版
ドラマ見たのでこちらも、アニメもいいね
アニメだと高木さんは引越ししないのね
夏休みを舞台に子猫にまつわるエモーショナルな物語
ED曲の「fragile」はズルいわ

ライド・オン(2023年製作の映画)

3.5

ジャッキー映画なので吹替で鑑賞

馬と娘と老いた元スタントマン
これ引退作なん?ぐらいの集大成感あった

ストーリーは王道、ちゃんとアクションあり
香港映画を陰で支えてきたスタントマンと次世代のスタン
>>続きを読む

ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)

4.0

戦争とは愚かなり…
🧸と🦄の聖地を巡る最後の聖戦
今、現在起きている悲劇とリンクする
ポップな絵柄で描かれる残酷でグロい戦争の悲惨さと人(テディベア)の醜さ
ちょっと、もののけ姫を感じる部分もありまし
>>続きを読む

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.0

雪山にて遭難、死を覚悟してある告白をしたら…助かってしまった😅

いやこれ、めちゃくちゃホラー映画になってる
唐突なジャンプスケアに心臓止まるぐらいビックリ
狭い山荘にて命を賭けた鬼ごっこ&かくれんぼ
>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

怒りのデスロード前日譚
鑑賞前にシリーズ通して見たので解像度バツグン
復讐劇なのは初代、最高過ぎたウォー・タンクでの攻防はマッドマックス2、クレーンを使ったウォー・ボーイズVSディメンタスのバイカー軍
>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

解放の物語
最初から最後までフルスロット、代名詞のスピードと暴力、ダレるところ一切無し
行って帰ってくるだけなのにこの面白さは異常
怒りのデスロードもフェリオサの物語でもある
ラストシーンのフェリオサ
>>続きを読む

マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.0

そしてマックスは伝説へ…

ロン毛のマックス
マッドマックスらしさは薄れ娯楽アクション大作化しとる
異形で個性豊かな敵サイドの造形は怒りのデスロードへと継承されてる感じ
暴力はあるけどスピードが足りん
>>続きを読む

マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

まさにこれよこれ!

様々な媒体に影響与えただけの事はある
個性豊かな登場人物達によるスピードと暴力のみが支配するヒャッハーな世界観

マックスが豪快に食う缶詰のドッグフードがめちゃくちゃ美味そうに見
>>続きを読む

マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

新作の為に再見
まだそこまで荒廃してない世界
暴走族に妻子を殺されたマックスの復讐劇
序盤のカーチェイスからいきなり見せ場!

復讐の鬼と化したマックスのラストでの暴走族への究極の二択
しかし1作目は
>>続きを読む

バティモン5 望まれざる者(2023年製作の映画)

4.0

怒りVS弾圧
急逝した市長の代わりに政治家としての実績は無いがクリーンなイメージのみで市長代理となった小児科医のピエール、権力を持った事により横暴な立ち退き政策を行う…

市長代理の移民達に対する冷酷
>>続きを読む

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.0

読み終わった後にしばらく立ち直れないぐらい衝撃を受けた中山七里の社会派ミステリーの傑作
バックボーンでしかなかった東日本大震災をメインに置き登場人物の設定などかなり相違、社会福祉の問題に切り込みつつも
>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.5

瑠璃瑠璃瑠璃と執念の輪廻転生物語
感動モノに仕上げてるけどまー気色悪い
感動の再会シーンも回想の演出が無ければおっさんと幼女でしょ、これはホラー
生まれ変わってどこかで幸せに生きていてほしい程度に留め
>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.0

人は見たいようにしか見てくれない
更紗は誘拐被害者の可哀想な子で文はロリコン誘拐犯
しかし当事者にしかわからない事情がある

テーマだけに暗い作品でしたが見応えは充分
メイン2人以外のキャラにも何か事
>>続きを読む

ローラーボール(1975年製作の映画)

2.5

6つの企業が世界を支配し戦争も犯罪も貧困も無くなった近未来、大衆はローラーボールという暴力性の高いスポーツに熱狂
作中では語られないけど管理社会のガス抜きでローラーボールというスポーツがあるのかな?裕
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

「大切な人」は絶対!!なセカイ系、ゆえにちょっとだけ冷笑気味…
最高な終わり方をした前章から更にカオスへ
恋に友情にサークル活動と大学生の日常を満喫するおんたんと門出と暗躍する人々と侵略者

終盤の畳
>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

一見裕福な幸せそうな家族のホームドラマ
しかし、壁一枚隔てた先には…
まるで隠しカメラで生活をのぞいてるよう

赤ん坊と犬の泣き声、オートバイのエンジン音、叫び声、銃声、そして立ち込める煙
聞こえてく
>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.0

ロシアに留学中のフィンランド女性がペトログリフを見るため列車で旅をするロードムービー

寒々しい景色、ストーリーも余白多め
傷心のラウラ、デリカシーの無いロシア人男性リョーハとの邂逅、目的地に近づくた
>>続きを読む

ありふれた教室(2023年製作の映画)

4.0

「証明」か「主張」か
終始胃がキリキリする極上の映画体験

盗難が多発する学校にて1人の教師が行なった行動により教師、保護者、そして生徒を巻き込んだ大騒動に発展する
みんなこれは正しいとちょっとづつ間
>>続きを読む

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.0

森に迷い込んだお互い見知らぬ男女3人
ワンシチュエーションだけど脚本が上手く全く飽きさせない
序盤の何気の無い会話にもヒントが隠されており真実が明らかになるとホント気持ちええ

目線を変えるとラストの
>>続きを読む

ボーグマン(2013年製作の映画)

3.5

「No.10」の衝撃から監督の過去作を見たくなり

やはりどこか抜けてて不条理な作品
冒頭、聖職者達に襲撃される謎の男達、目的もわからず裕福な家庭に入り込み徐々に侵食されていく不気味さ、ホラーサスペン
>>続きを読む

ソイレント・グリーン デジタル・リマスター版(1973年製作の映画)

4.0

🟩🟩🟩←ディストピア飯

人口爆発により貧富格差の増大、食糧危機と全てが枯渇した未来
家具と呼ばれる美女付き高級住宅、知識層の老人を本と呼び、安楽死施設はホーム、このセンスにシビれたなあ
暴動鎮圧に巨
>>続きを読む

胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.5

話題?の最凶胸糞映画
劇伴、環境音、登場人物の言動、全てが不快になるイジワルさ
被害を受けてる側のデンマーク夫婦の行動も見ててイライラ
観客を不快にさせるのに全フリ
ラストの流れも空いた口が塞がらない
>>続きを読む

またヴィンセントは襲われる(2023年製作の映画)

3.5

ヴィンセントはまずグラサンを買え

目が合うと意味もなく襲われる、理不尽な暴力の数々
設定は最高、中盤以降の展開は好みが分かれそう
着地点は終末系恋の逃避行ムービー
見たかったのはこういうのじゃ無かっ
>>続きを読む

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.0

みんな大好きボブ・マーリー
作中流れる名曲のオンパレード
ボブ・マーリーの足跡を辿るってよりは「エクソダス」リリース前後のお話
この期間での出来事を知ってる前提の作りなので知らないと唐突過ぎて置いてい
>>続きを読む

ミッシング(2024年製作の映画)

3.5

娘を探す母親の情緒不安定で取り乱し必死になる姿が心を抉る
マスコミの報道姿勢と憶測と思い込み
掲示板とSNSの誹謗中傷と心無い書き込みの数々…
これは現実でも何度も見た光景、どちらかというと映画のが倫
>>続きを読む

映画 としまえん(2019年製作の映画)

2.5

今は無きとしまえん
そんなとしまえんに伝わる恐怖の呪い…
ホラーとしては恐怖ほぼ0ですが劇中の人間関係で心がザワザワするのでアイドルホラーとして及第点
ワンシーンだけなぜか竹中直人でます

結局みんな
>>続きを読む

隙間女 劇場版(2014年製作の映画)

2.5

子供の頃、寝室や押入れの襖がちょっと開いてたら怖く感じたあの気持ちが映画に

前半パートはホラー要素ほぼ皆無で退屈…
襖をブチ破り貞子のように登場した隙間女さんとありがちだけどホラー映画らしいラストは
>>続きを読む

配信アリ(2020年製作の映画)

2.0

期待通り
17Liveという配信アプリで人気のある配信者達が初演技で配信ライブをテーマにしたホラー作品に挑戦、これだけである意味ゾクゾクくる

当然怖くもないし大して面白くもない、わかっていても何故か
>>続きを読む

三茶のポルターガイスト(2022年製作の映画)

2.5

角由紀子さんが出てるのでとりあえず

真面目に検証すればするほどタイミングよく起こる心霊現象に笑えてくる
ゲストにいしだ壱成とやくみつるという胡散臭い人選も絶妙

とりあえず寛大な気持ちで見ましょう

みぽりん(2019年製作の映画)

3.0

「ラスト10分、映画の全てがぶっ壊れる」
どのくらいカオスな展開になるんだろう??とワクワクしてたけど、それまでのストーリーも登場人物もヘンテコだったのでわりと地続きな終わり方
不気味さを纏ったコメデ
>>続きを読む

EGG(2002年製作の映画)

3.0

無国籍な雰囲気、一応ホラーだけど随所に堤節満載
目を閉じると目の前にタマゴ、そこから産まれたモンスターに襲われるいうヘンテコ作品

内容はともかく目のドアップエンドロールは良かった
しかも曲が「SEA
>>続きを読む

生きてるものはいないのか(2011年製作の映画)

3.0

珍妙な登場人物達によるグダグダした会話劇
そこそこ笑えるシーンも多い
理由もわからずみんな死ぬ、意味なんて無い不条理終末ムービー

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

3.0

地方都市の鬱屈と女性の解放と復讐
同監督の不死身ラヴァーズを見て思い出し2度目の鑑賞
女子高生ギャング団がインパクト大
雰囲気重視、時系列バラバラなんでとてもわかりづらい
しかし、これは自分の物語だっ
>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

オープニングの長回しから一気に引き込まれた

感情が全く読めない便利屋の巧とその娘の花、この2人から感じる不安さと作中ずっとまとわりつくそこはかとなく感じる不穏感

芸能事務所の2人は説明会では嫌な奴
>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.5

これはこの時代に青春時代を過ごした人には突き刺さる
18歳で台湾で出会い36歳になった今、日本へ彼女に会いに行く
彼女の地元まで遠回りをしながら馳せる彼女との思い出
出会う人達皆いい人

予告から結末
>>続きを読む