野木亜紀子の脚本なので観に行った。
小ぢんまりした街並み、倉庫で観る映画、飾り気のない家族...それらの虚構というか、青春を表す記号たちの中に突如としてヤクザが出現するのが面白い。
斉藤潤さん将来有望>>続きを読む
無駄を削ぎ落とした簡素なセットの中で、淡々と残刻な話が進む。肝心の部分をジェスチャーで済ませるところがウェス・アンダーソンらしい。
狂ってやがる、の文字通り登場人物全員から種類の違う狂気を感じた。
首というタイトルを諸処として感じる。
しかし完全なグロテスクにまでは振り切らずコメディのようなシュールさを感じさせるタッチだった。 面>>続きを読む