ぴーちくぱーちくさんの映画レビュー・感想・評価

ぴーちくぱーちく

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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.3

これはすごい!
血とか内臓とか観ながらでもご飯食べられる人間だけどこれはちょっと食欲落ちた(完食はできた)。

リアリティな現代の作品よりもストレートに伝わる荒削りな気持ち悪さ。
CGとかじゃなくこれ
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.0

この作品は「言葉を正しく理解し正しく使おう」「自分の心の声を大切にしよう」と気付かされる。

鬼に対する日本人の感覚が面白い。
鬼の話の映像に原作と同じ絵が使われていて、少し足されていたので描き下ろし
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イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.0

もとの設定でやって欲しかった感はある。
法にまつわる制度を活かして坂間さんを動かすアイディアだったのかなと思うけど。

法律というのはある部分では分厚く高い壁になるけどある部分においてはいとも簡単にく
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妖怪シェアハウス 白馬の王子様じゃないん怪(2022年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

いやー、それはないよ。ネオ妖怪って。。

映画をゲストキャラに乗っ取らせてメインキャラをあまり楽しめない展開はいい加減やめてほしい。
座敷わらしの「昔むかし…」が聞きたかったんだよ!
なんだよネオ妖怪
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

3.0

高校生✕夏✕非日常
このキーワードで無限におもしろい話ありそう。

違う世界との境界線て本当は曖昧だったり薄い膜程度の隔たりなんだろう。

夏の夜、花火、幽霊、なじみある題材なのにオリジナリティがあっ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.8

演奏はさることながら、演奏シーンがとにかく素晴らしくて。
思想や感情や感覚が空間中身体中を駆けめぐって弾けて色彩も何もかも分からなくなるような感じ。
一瞬自分が人間という器を無くして細胞レベルでこの世
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モンスター・ハウス(2006年製作の映画)

2.2

家を身体に見立てるのはユニークだけどそれなら潜入した時にもっといろいろおもしろく見せられたんじゃないかなと。

そもそも全員なんとなく性格が悪くて本筋入るまでの普通のシーンでもなぜそういう言動になるん
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クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009年製作の映画)

2.0

人間がただ動物にすり替わったところで街の環境が変わるわけではないしなぁ🐘🐈‍⬛🐔🐩

メッセージ性を全面に押し出したため、クレしん独特の突っ込んだら負けストーリーに突っ込みどころが多々湧いてしまった。
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クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ ブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005年製作の映画)

2.0

ぶりぶりざえもんが登場した時、ついに別の声優の声にしちゃったの!?と思ったら…その手があったか〜!!!
そこだけは良かった。
有り難かった、、ありがとう。

ひろしとみさえって映画のストーリーによって
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.5

泣いた。何だよこれ。たぶん観るの初めてじゃないはずなんだけど、今がいちばん刺さる。
大人のためのクレしん映画という感じ。てかそう思わせてほしい。
だって公開当時、中学生の自分がこれを観てたとして、ちゃ
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クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995年製作の映画)

2.5

あまり集中力が続かなかったけど、タイトルがクレしんらしさ満点で大好き。

黒子忍者達が現れたときのカスタネットが不気味すぎて大好き。

終盤の終わったと見せかけてのどんでん返しも不安が再燃焼させられて
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

元ネタが大好きだったので躊躇してたけど出演者に佐伯日菜子さんを発見、リング・らせんファンとしてはどうしても反応します。これは観ねばと。

けっこう変更点が多く、良かったところ悪かったところそれぞれあっ
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.0

ジャパニーズホラーの代表格のような作品なのに何となく観てなかった。

やっぱり、見えそうで見えないとか気づいたら居る、みたいなのはジャパニーズホラーならではの表現。これに育てられました。
しかも水と霊
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呪怨2(2000年製作の映画)

2.2

前作より一貫性のなさに拍車がかかり、怖がらせたいのか笑わせたいのか本気で疑いたくなるレベル。

呪怨(1999年製作の映画)

2.5

たまにやって来る懐しホラー鑑賞欲。
ジャパニーズホラーなら断然リング派だけど、未公開版の呪怨があると知ったので。

呪いの連鎖というにはいろいろと一貫性がなく何でもありな展開。

ジャックナイフの如く
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

2.1

敢えて分かりやすくは作ってないらしく、注意力と知識がないと理解するのはしんどい。
私も自力では6割、調べて8割程度までいけたかな〜という印象。

序盤はリタイヤ覚悟してたけど案外いけた。
狐面のアレも
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

5.0

ちょっとだいぶ失礼かもしれないんだけど、ゲゲゲの鬼太郎で泣くことがあるなんて思わなかった。
子どものころ日曜朝のアニメ毎週観てた。
妖怪も好きだし、鬼太郎のLINEスタンプも普段から使ってるけど、それ
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

4.0

鑑賞するならもちろん新宿一択だった。
さっき見たゴジラ!いま居る街の風景!見覚えのある風景のなかで進むストーリーはフィクションとノンフィクションの距離を縮めてくれた。
でも、おなじみの設定と現代の文化
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.0

子どものころ気づくとTVでやってたので「実はよく知らないのに懐かしい映画シリーズ」の1つ。

勇者の冒険の始まりってこんな感じこんな感じ。
もちろん行くさ!って答えてからどんな旅?って聞くところがさす
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

2.5

樹木希林さん+喜劇が観たくなって鑑賞。

豪華な役者さんが勢ぞろいで贅沢。

声出して笑うくらいおもしろいシーンもたくさんあったけど、セリフが聞き取りづらかったり分かりづらかったり、あまり入り込めなか
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PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

PLAN75は前から気になっていて、仕事で早川監督を知る方に会ったのでなおさら観たくなった。

倍賞千恵子さんが纏う雰囲気が最初から最後までずっと息づいている映画。
画や台詞や音楽や、映画を作るための
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金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年製作の映画)

2.1

ドラマ大好きで小学生のころ映画館で観たな。

いきなり登場のローラーブレードが懐かしすぎて後ろにぶっ倒れそうになった笑

あと全体的に既視感のあるこの雰囲気はもしや…と思い調べたら堤監督はやっぱり「ケ
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

2.9

何となーく観たドラマが予想以上に面白くて勢いで映画も観たんだけど、もはやあまり魔法使い要素もなくただのとあるカップルの話になっていた。

ただ、安達くんの「会社に必要とされる人間になりたい。2人のこと
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

まず、主人公の山本幡男さんが実在したと知り驚いている。


私の祖父もシベリア抑留者。
帰国したのは終戦から8年後、それから戦友の妹だった祖母と結婚したと母から聞いていた。
直接聞けなかったのは、私が
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.0

あの「きさらぎ駅」をよくこういうふうに映画にしようとしたな〜。しばらくあっけに取られた。





メンバーに運転できるか聞いてからぶん殴ってみんなにドン引きされてるシーンはふつうに笑った。

でも突
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キーラ・アレンの終始ワナワナしてる表情がだんだん癖になっていった。まったく先が読めなくて、久しぶりに映画観てハラハラ。

私の人生であの状況に陥ることはないと思うけど窓の割り方は勉強になった。
知性を
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

イザベル・ファーマンの大人にも子どもにも見えるけどどっちにしても不自然で不気味な雰囲気は絶妙。見比べると前作より年を重ねて不気味さが一段格上げされたように感じる。

今回、エスターが狼狽えるような仕草
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刺さった男(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

だいぶ前からクリップ。
鉄骨が頭に対して横に刺さってるんだとずっと勘違いしてた。
なのに刺さり具合が見えないからいい加減気になり満を持して観たらまさかの後頭部への縦刺さり!笑

横に刺さって生きてるの
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I’M FLASH!(2012年製作の映画)

2.3

ルイに教祖としてのカリスマ性を感じなかった。夜神月の方がよっぽどあるかと、、、

いちばん印象的だった俳優は恐怖の母を演じた大楠道代さんです。

スタイリッシュな演出などが多く、「こういう画が撮りたか
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怒り(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

少しずつ積み重ねた信頼が、無関係な事件で一気に揺らぎ翻弄される。
愛した人を信じられなくなる。
信じたから信じてもらえるわけでもなく、信じたから報われるわけでもない理不尽さが現実的で秀逸だった。

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悪人(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

淋しさは人を狂わすってことをたまたま最近考えてた。だから許される罪などないのは当たり前として、「常識を知ってるかどうか、知ってても保てるかどうか」と「孤独」には強い因果関係があると思う。

真実を知ら
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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

3.5

無駄に一般人を巻き込むのは獠のポリシーに反すると思うので冒頭の病院シーンから違和感あったのと、エグめで素直に笑えないネタが多々あり、文化の違いやコメディの難しさを感じた。

だけど、細部の演出までシテ
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モンスター(2003年製作の映画)

2.5

1年以上前に観てたけど言葉にできず書けなかった。

今思い出しても、人が堕ちていく過程や信じて裏切られる姿を観てるのが辛かった。

モンスターにしたのは誰?

ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.0

最後のその時、自分は何を思うだろう。
何をしようとするだろう。

対象から外される年老いた親に「さよなら」と言えるのか。
選ばれなかった幼子の前を素通りできるのか。
選ばれた自分の権利を譲る勇気を出せ
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アドベンチャー・オブ・アラジン(2019年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

のっけから漂うB級感。でもけっこう面白かった。スコア低いけど。

アラジンがランプの精霊に名を聞いて「初めて聞かれた」と感動するシーンがなんか良かった。
「ムラト」と名乗ってて違和感はあったけど、マグ
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美女と野獣(2014年製作の映画)

3.0

偶然この映画を知り、ベルが「マリー・アントワネットに別れをつげて」のレア・セドゥと気づいたらとても興味が湧いてきて。

映像が美しく、たぶん私が知ってる美女と野獣よりファンタジー色が強めなのにこちらの
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