ストーリーについていけず眠くなるのが玉に瑕。見てて美しく画に集中できるから、英語の勉強によきかな。
ところで何を目指しているの的なことに気づいて、趣旨というか問いかけが入ってきた。そして、ああそういうことかと茶道のシーンが意味深に。連綿と受け継がれるエネルギーが途絶えることで失われるとどうなるか、思>>続きを読む
長らく二の足を踏んで観ずにいたが、思ってたのと違って良かった。好き。王女が無垢で可愛く、サラもアビゲイルも見とれるほど美しく狂気マシマシ。当世風に盛っていもニコラス・ホルトは隠れてなかった。貴族の荒廃>>続きを読む
静かなのがよい。熱量、温かさ、楽しさ、迷っていること、演出なく集中できる。
実家で、気ままな時間を過ごしたくなった。吹き抜ける風とか、気まずさなんかも、実家と雰囲気そっくり。現代なのにノスタルジック。
強いメッセージだが、露わになるアレコレが非現実的すぎて気持ちが遠のくところも。狭間にあるものが、強引に白黒つけられ取りこぼされる苦しさは、役者さん方の熱演で胸に迫ってきた。
終始重たく暗いが良い。主演二人の熱演に目を奪われる。家庭や個人ごとに事情があるとはいえ、抱えた闇のスケールが大きすぎた。全体から突出しない程度にあれこれ整えられた、各所の重たさのバランスも心地よいよう>>続きを読む
海とピアノ、泥道とドレス、無言と結婚など、違和感のある組み合わせばかりで終始落ち着かず。そんな居心地の悪ささえ醍醐味だと最後は納得する、重量級な見ごたえだった。あれこれ考えさせられるテーマだけに、ボン>>続きを読む
探される対象が、一作目から親子逆転。前作よりオンラインなツールが増してて、時代の進み具合を感じた。ミスリードを誘う展開は前作ママで緊迫感があり、この映画の特異さを超えて楽しませてくれた。
ギャッツビーライクな、なにかとハイエンドな世界は見とれつつ、塀を立てちゃうほどの苦悩に創作が支えられていたとすれば、複雑な気分にはなる。ともかくライ麦読みたくなったし、鑑賞済みのマイ・ニューヨーク・ダ>>続きを読む
台湾の、どこか分からないけど景観が、全てすばらしい。ノスタルジックで、現代らしさもあり、そして美しい。全体に漂うファンタジーっぷりはこういうものかと違和感はないが、痛みや嫌な表現がいちいち過激に感じた>>続きを読む
景観よきで、それだけで満腹になれる。清々しい空気を吸い込むようで、ちょっとした旅行気分。
映画ならではな脚色もあるんだろうが、何よりピアノがお耳に優しいし、ラフマニノフ3番聴いてみようとも思えたし、無邪気に音楽と戯れる様は胸を撃たれた。人を幸せにするものって、なんだろうね。
soranjiからきた。我らは尊い的なエンディング本当によかった。極限状況下での、日常的な、当然な感覚の勝利であると、勇気が湧いてくる。ドラマチックでひととおり泣ける映画といえばそのとおりだが、各役柄>>続きを読む
配信で何度も観てたけど、映画館でもすてきで泣けた。この世界作り上げた人たち、すごすぎる。リスペクトもふくめて、ディズニー好きだなと、再確認した。
後日譚が気になる。行きつ戻りつな会話とはいえその世界は広がらず、見えないものも多い。彼女らの日々の範囲がこれであるかと、理解するようだった。闇の深さを知りこそすれ、爽快な気分にはならなかったかな。
さもありなん、な話に狂気とホラー多めで気持ちの緩む暇がない。端正なだけでは足りない美しさのもう一方。キモカワとかバカウマ、みたいなハイブリッドな表現を探したくなる。公開当時に映画館で見たときは、冷房の>>続きを読む
脚色はあれど東海道新幹線とその周辺の雰囲気がでていて、リスペクトを感じた。原作で、ストーリーを、復習しようかな。
解き放たれた心の豊かさを観るか、選択肢がなくなった痛ましい様とみるか。たぶん観るときの気分によって、どちらを強く感じるか変わりそう。答えがでないように、どちらにも寄せないように、自然に映画が入ってくる>>続きを読む
邦題どおりの内容。優れた作品が然るべきところで多くの人の目に触れたり、コレクターの手で保護されるのって大事だなと思った派。にしても、美術品やアーティストが消費されてる感、金銭的価値のインフレ具合が、嫌>>続きを読む
外交官かっこよすぎだし、見応え十分。いつもの韓国映画みたいに笑わせてくれるとみせかけての、気の抜けないシーンが多かった。カーチェイスはずるいぞ。新幹線半島の悪役の人でていて、惚れ直した。
念願叶って鑑賞、アマプラさんありがとう!!映画のフライヤーはずっと知っていたが、太った女性が写ってることにようやく気づいた。マッマを彷彿とさせる荒野や出だしの粗暴さは置いておいての、ほんわか系なことも>>続きを読む
ホアキンのたっぷりなお腹に目がいきつつも、心が研ぎ澄まされていくような説得力あり。噛み合わない者同士の間にも、ユニークな生きた言葉と欲求があるなあと、しみじみした。子ども達のインタビューがよき、白黒よ>>続きを読む
喜怒哀楽のすべてで、子役たちの演技の熱量がすごい。親心も締め付けられて、痛ましさが増幅された。行き場のない心はたしかに「遊び」と理解したくもなるし、子供らの被害者意識がデフレしてる感が本当に辛い。月曜>>続きを読む