ちかきさんの映画レビュー・感想・評価

ちかき

ちかき

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

世界がどうなろうと、君さえいれば平和である、か

考えていたよりずっと退屈な世界だと思った。
犠牲が大きいからだろうか。
君はひとつじゃない。
君の少しずつがたくさん散らばっていてまとめてひとつになる
>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日’64(2012年製作の映画)

4.5

出会いと別れの加速、地元の旅立ち、親との別離、夢の選択、子供の成長
中学生のときに見たときと違って
映画の中のことが見に起きて
そして徐々に身に迫ってくる23歳のいま

あたたかい家族がいい
それだけ
>>続きを読む

ALWAYS続・三丁目の夕日(2007年製作の映画)

4.3

おれのあまりにもバックボーンのひとつ

小説の素晴らしい所がここに記されている
世界は、社会は、記憶は常に変わり続け
過去は忘れ続けらる、諸行無常の響きがある。
それに抗うように
映像として情景を記憶
>>続きを読む

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

4.5

おれのあまりにもバッグボーンのひとつ

いまなら使える喧嘩文句
ロシア文学も読んだことないくせに!

i ai(2022年製作の映画)

4.6

くさいことばっかいってんじゃねーよ
海の匂いがしなくなったじゃねーかクソ

悪人(2010年製作の映画)

3.6

この世に良い人も悪い人もいない。
いるとすれば良い人で、そして悪い人だ。
普段は優しく穏やかで、自分の都合の悪い事になると途端に機嫌を損ね、悪態をつく。
例外なく誰もが、誰もが、地獄へ堕ちるべきだろ
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.1

ちょっと思い出しただけやんな

いま、自分には好きな日々があって
沢山笑ったり、苦労したりして
それに満足している

でも同じように思っていた日々がいつかにもあって
もうそれは空の雲のように浮かんでい
>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

抗え、世の中は、世間は個を潰すから
抗って、抗って、抗って生きよう

「バラのつぼみは早く摘め。時は過ぎ行く。今日咲き誇る花も明日に枯れる」

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

悲しいときに泣けるのは
自分が悲観に素直に向き合えることと
それを受け止めてくれる他者がいるから
安心してできるのだ