気が滞ってそうな掃除欲を掻き立てられる部屋や線路沿いにあるホテルの騒音などの、映像から与えられるストレスとヴィッキーのままならない人生への怒りや焦燥感がリンクし没入出来た。だからか、彼らが生活の中で立>>続きを読む
自分も映画を見ている時に男性のまなざしを内在化している時があると思う。これから映画の見方が全く変わってしまうんだろうなという分岐点の通過を体感しているようだった。男性を撮る時は立体的で女性は平面的であ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画が終わり、じりじりと列をなして退場している時の場内の緊張感が忘れられない。不足を埋める。過剰なものは減らす。やり過ぎたら壊れるから、便利屋としてバランスを取ったのか。今作の精神性を参考にしたものと>>続きを読む
「彼女には美とこの世の全ての苦痛が見えていた」みたいな台詞があった気がするのだけれど、確かに美しさと苦しみが同時に見えるゾーン入る時ってある
