愛さんの映画レビュー・感想・評価

愛

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.8

喫茶喫飯。いつの間にか無くしてしまったたくさんのものに触れられる映画だった。

「この世界には世界がいくつもある。」
これは職業や経済格差に限ったことではなくて、何を大切にしているのか、物事を見る繊細
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

クリスマス前、35mmフィルム上映を109シネマズプレミアムで鑑賞。

恥の文化、名誉を守るために切腹や処刑が良いとされた日本の文化と、侮辱されようとも生き延び、苦しみの中にも光(楽しみ)を見出そうと
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.5

ウィッシュ同時上映。ボロ泣きしました。最高。
これだけでも映画館行く価値あり。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.8

東京国際映画祭で鑑賞。
実力派俳優ばかり、特に子役の3人の演技は圧巻でした。
前情報では「主人公との心理戦」というイメージだったが、それよりも、
「サイコパスではない人が、付き合う人によって犯罪に手を
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

昨今のディズニーの説教臭い感じとか、100周年とかいろいろ背負わされて重たくなってそう、と期待値低めで行ったけどとても良かった。

恋愛でも友情でもないテーマ。
100周年の総括としてふさわしい内容だ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

とても面白かった。
クリエイターの頭の中を除いたようだった。
自分もそうだし、眞人のような重みのある名前を背負わされるのも大変だよね。生きてるだけで名前に嘘つきながら生きているようなもの。

はやおさ
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

ホドロフスキーが幼少期に見ていた景色なのだろうか。
こういういろんな人間が出てくる映画大好き。

マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.5

ハッピーになる物語だった。
主演の女優さんの演技が上手、そして美人。
挿入歌などはいたたまれない気持ちになりました。

太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

4.0

北朝鮮側の台本に沿って映画を作ると言う前提で動画を撮影するも、裏側も撮影して編集に組み込んだ、皮肉たっぷりのドキュメンタリー。

トゥルーマンショーかと思ったけど、現実にあるというのが怖い。
少女の最
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.5

作品があたたかい優しさに包まれていて、終始泣いていた。良い映画。
特にお母さんが素晴らしい。全ての親は見たほうがいいと思う。

名役者揃いでみんないい奴なんだけど、個人的に夏帆の演技と役に拍手したい。
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.4

ワンピースというコンテンツを使ったサイケデリック作品。私は好きだけど、ワンピースファンからすると?かもしれない。

歌はあんまり入ってこず、グロテスクな世界観を楽しむことができた。

ワンピースにはも
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

特撮、昭和レトロ、クソコラと、好きの詰め合わせでした。
幼い頃ウルトラマンを見ていたので、原作リスペクトがちょいちょいあってテンション上がった。

自己犠牲を美徳とする文化はなくなってほしいけど、でも
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.8

理性なんてクソくらえ、私はもっと感情的に生きたい、と、この映画を見て思った。生きたい。
台詞にもあった通り、小説みたいに論理的じゃないからこそリアルな人生を描いている気がする。
分かり合えないけど惹か
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ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

3.5

皮肉たっぷり。
ストーリーは胸糞でも、視覚的にコルビジェ建築を堪能できる。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

2回観た。漫画もアニメも大好きだけど、映画も全部違って最高だった。山王戦の1秒を何コマも使って描く漫画の空気感が完璧に表現されていて、息を止めながら観ていた。
オープニングを観るためだけでもまた映画館
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.8

傷ついた人は優しい。
ストップモーションなのに表情が豊か。

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.4

いろいろ雑だけどいい映画だった。メンヘラはメンヘラになり得る理由があるよね。窪田正孝が良くて、奈緒の演技が上手。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

帰省したら親に見させられた。
生涯プレイヤーで恋にも現役、とか、男の人が憧れるのかな。それか管理職世代の人とかにはささるのかな。

子供の頃だったらハマったかもしれないけど、いつの間にかマッチョとか頭
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スモーク(1995年製作の映画)

4.0

人は嘘をつく時、タバコをふかす。
嘘は良いのも悪いのも、程度もいろいろあるよね。嘘が渡り渡って誰かの善になればそれはそれで良いのかも。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前々作、前作とだんだんジャンキーさがうす薄れてきて見やすくなった。その分、一定層の評価は下がりそうだけど。私は一番好きだった。

これは「トラウマ」と向き合う物語だと思う。扉はトラウマ(もっと広義でい
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

黒と白との分断だけではなく、様々な差別と思想が折り重なって現代にも続いている。レイシズム、差別はそこら辺にある。

欲望(1966年製作の映画)

4.0

2回目。我々は見たいと思った世界を見ているのかもしれない。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

我々は人間だしドラーグ人かもしれない。
知性と本能、優劣はつけられない。

シャレード(1963年製作の映画)

3.9

最近一番のセンスの塊。構図から脚本においてすべて。

その男ゾルバ(1964年製作の映画)

3.8

胸糞悪くなったのはあなたの心に巣食う醜さ。
おどろ。