satさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

クソ長い殺しの美学を語った後に大失敗
コメディになってもおかしくないけど、あくまでシリアスなムードが保たれてたのは、彼の人間味として咀嚼できたからかも

似た題材はいっぱいあるけど、唯一無二だなという
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.8

ディストピア感とか不気味さがちょうど良くて、とても好きだった
あのバレエのように、完璧に統制された動きって何でこうもゾクゾクするんだろうね

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

赤が映えてて画が本当にかっこいい
バイクの動きだけでもずっと見れちゃうし、アニメ映画ならではの面白さを食らった

影の軍隊(1969年製作の映画)

3.3

もっと知識があれば楽しめたかもな
人への恩義や信頼が簡単にひっくり返る戦時中の恐ろしさを知った

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

自分が好きな映画のタイプの一つの源流を見つけた気がする
まさに金字塔と言って差し支えないだろう

裏世界に生き、悪虐を尽くして破滅していく主人公になぜか感情移入してしまうのは
彼が流されやすく、仕事は
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.8

ずっとどこか噛み合わない
けどトントン拍子に成功を重ねる、もしくは障害物を排除していく姿の気味悪いこと
モラルがないまま強靭な目的意識を持つと生まれる怪物の新しいパターンだな

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.7

子供の洗脳は見てて辛過ぎた
資源がないのに戦争しようとすると歪みが生まれるの恐ろしい

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

喉を潰されしゃべることもできず、ほとんど這うように移動しながら自然の猛威を堪え忍ぶという原始の存在から、だんだんと言葉や文明を取り戻していく様に、生物の進化の過程を見ているような気分になった

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.6

文明や資本主義へのアンチテーゼとして世間から隔絶された離島で暮らすわけだけど、
買い物行くとなったらみんなこぞって要望を挙げ出すの笑った
現代の安価で高性能な日用品は革命だよ

美談ぽくなってることそ
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

何度も挟まれる「車をみんなで押してスピードを出し、1人ずつ乗り込んでいく」シーンが、とにかくこの映画のテーマを象徴してるようだった
うんざりするくらい良いことないし、辛いことばかり押し寄せるのに、前に
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全て計算だったんだろうなと思う
フィルの男色に気づいたあたりから、うまく取り入って彼を排除する方法を探っていたんだろうなと
殺すまで意図してたかはわかんないけど

美しくて残酷な家族愛だ

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.9

全体的に呑気な空気が流れているので、中盤以降の緩急の付け方に絶句した

キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

ザ・娯楽映画ってな具合でグッド
ドレスの主人公サイドに敵対する勢力がストリートカジュアルってのが見せ方うまい

12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.5

8割方ラリってるせいで話が入ってこない
裸レインコートの起源ですか?

アウトフィット(2022年製作の映画)

3.6

おっしゃれ〜いな映画だった
ずっと店の中で、ほとんど会話だけで物語がこんなに転がるなんて

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.7

1人の人間の成長、成熟を見届けた気がする

ループの原因や抜け出す方法を探すのではなくて
目的のない膨大な時間の中に1人の人間をぶちこんだらどうなるかってところに絞ってドラマをつくったのが白眉たる所以

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

定期的に見返したくなる名作

何度も登場するクリスマスイブのシーンはどれも味わいがあって好き
暗いオフィスでミニクリスマスツリーのライトに照らされながら仕事をする捜査官と、きらびやかなホテルでくつろぐ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.2

冒頭の食事シーン含めて、各々のキャラクターとか考え方がわかってきたあたりで死んじゃうの好き

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

やってくれたね、めっちゃ凹んじゃったよ
救いがなさすぎて

チ◯ポの化身vs PTSD元軍人のバトルがなかったら気が狂ってたかも

劇場ならではのシーンも結構あったのでまた観に行こう

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

寝れない夜にこういう映画をあると心強い
タイムリープをどう気付かせるか、各々の個性や関係値が出てて楽しい

スナッチ(2000年製作の映画)

3.9

こんなに登場人物も展開と入り乱れる群像劇なのに、最後綺麗にまとまるの感動する
ワードも絵面も汚いけど綺麗な映画

アス(2019年製作の映画)

3.7

こういう伏線回収の仕方大好き
個人的には同じ姿の者同士身体の動きがリングしてるっぽい描写の掘り下げあったらよかったな
能力者バトルものっぽくなるけどそれもまたジョーダンピールらしい気がする

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.3

ゾンビ映画にありがちな展開を全部盛り込むとこうなるんだな
あと真ヒロインがミンホに確定したようで安心した

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.6

グリーバーの造形がカッコよくて、それだけでも見る価値あった
ミンホだけチート使ってるレベルで優秀

もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.6

隣のガキンチョの扱い酷くて笑った
演じる俳優変わったら全然違って見えそうな映画

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.6

トンネルでのこだまのメロディがその後の音楽にも繰り返し用いられてて、
あそこが全ての始まり感を醸し出しててよかった

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

-

世界の命運を巻き込んだ壮大な痴話喧嘩
そういやこんなドロドロしてたな、こっ恥ずかしかったな、などと思い出しつつギャグアニメとして見た

2024年になって新作を見ることができたというだけで大満足だし
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

暗過ぎて泣いちゃった
でも世界観とか感情のこもってないセリフ回しとか大好き
デッド・ドント・ダイ一緒に見てくれて楽しんでくれる人のためなら断酒は当然

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.7

夫婦、家族、創作者、言語・国籍の違い、性自認、子供との関係…
いろんなすれ違いが複雑に絡まり合ってるし、主観と客観の境界が巧妙にぼかされてるせいで、ずっと気持ちが揺れ動いてた
検察側の煽動上手すぎるよ
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

3.2

何が起こるんだ?ってワクワクした気持ちが一切回収されないまま終わってしまった…

ブラピの役のおバカキャラは好き

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.7

んなこたあ皆わかった上で生きてんだよ
やれることを地道にやるしかねんだよ
みたいなセリフが聞こえてきそうだった
それを踏まえてのラストは最高

見る前に想像してた笑いどころとは違うところに狙いがあった
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

生きる理由なんて自分から見つけに行かなくても、向こうから勝手にやってくるのかもな、と楽天的に考えてしまった
偏屈な理由も、それでも皆が彼を愛する理由もわかる

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.7

ポップコーンムービーの金字塔
デスピタゴラスイッチ
クソみたいな気分の時に見たい映画No. 1

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.6

1とは別物だったけど道を踏み外しかけてる若者ほっとけないところは相変わらずで好き

イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

完璧より前進だ、という言葉が刺さる
ネイルガンの使い方は何度見ても最高

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