MQCHASOさんの映画レビュー・感想・評価

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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

岡田くんのオーバーなリアクションandギャグは正直辛かったけど、漫画原作だし仕方ないと思える。
最序盤、終盤の見せ場アクションの事を思えば全て許せる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

文句なしだった。
間違いなくポン・ジュノ監督最高傑作だ。

コロコロとジャンルが変わるのは、監督のお得意だけど、今作はそれがテーマ性と一致している。

ジョーカー観ている人は観た方が良い。
ジョーカー
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.0

この映画で分かったのは、実写とアニメの違い。画づくりで言えば、アニメの方が作り手の魂を入れやすいんだろうな。こどものころみたスカーはもっといじらしかったんだよなぁ。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

アベンジャーズ と明暗分かれたのは、EP456が神作品だから。神作品ってことは神話なわけ。そして、神話をこの時代にもう一度つくろうとしたのがミスだった。アベンジャーズ の方が、新しいことにチャレンジし>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

年末年始は家族でトイ・ストーリー。

いやいや、これは子ども向け映画じゃないでしょう。
就職して10年、今まで会社のために働いてきたけど、誰のためでもない、自分のために生きようっていうまさかの自己啓発
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

この映画を許しても良いのか?
二度と見たくない!
と、思う一方、これが突きつけられた現実なのかとも思う。
物語中盤友だちで警官のハジメくんが叱咤するシーン。あれは正論だけど、正論では救えない家族がいる
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.5

ジャッキー•チェンって、コミカルでバカっぽいアクションの人でしょ、って言う人ほど観るべき映画かも。
物語の設定、テーマ、共演者のピアースブロスナンの演技から、シリアスで重厚に物語が語られるのだけど、ア
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.5

とにかく映像や動植物の映像美にやられました。
サイエンスSFスリラーとしての物語の作り込みについては、指摘が色々ある。けども、あの壮大なスケールのラストの展開を観るにかぎり、そもそもそこは目指したとこ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

ある夫婦の離婚プロセスについての物語でありながら、「マリッジ・ストーリー」とはどういうことか?
結末を迎えた後の二人の関係がまさにそうなのかな、と感じた。前後のハロウィンの描かれ方が秀逸なんだな。いろ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

お話自体は、王道のシンデレラストーリー
やりたい音楽と、売れる音楽でどう折り合いをつけるのか、についてはあまり触れられなかった。
ガガってこんなキュートな人だったんだ。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

インフィニティ・ウォー公開以来誰もが待ち望んだシリーズ最終作。

期待が膨らみすぎて、正直上映中も先を観るのが怖くなるほど、不安も大きかったです。

ただ、最後まで観て、本作はただの一本の映画ではない
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

ストーリー運びに賛否が分かれるし、実際のところそこは否定ポイント。
それでも、独特な演出で表現されるトップアイドルの演技を見るだけでも十分価値があると思える一作。ワンシーンワンシーンとても心に残ります
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

染みる。なんでイーストウッドの映画はこんなに染みるんだろう。
きっと、その信念もその過ちも、自分の生き方そのものを率直に表現しているからなんだと思う。90歳の人間力で魅せる映画です。
麻薬組織との関係
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

5.0

ちょっと文句の付け所がないくらい最高でした。
最新ガジェットがなくても、アナログなスタントでも、十分凄まじいアクション。
アクションのつるべ打ちだけど、ストーリー上の逆転劇が何度も用意されていて、嬉し
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

単なる難病ものと侮るなかれ。
主人公の周囲の人間への視点が、障害のあるなしに関わらず誰もが人生に悩みを抱えながら前に進むことに気づかせてくれます。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.0

映画単体としての評価も、スターウォーズスピンオフシリーズとしての評価も微妙。
なんとも淡白な映画だし、ご都合主義なことも気になった。
そして一番感じたのは、ハンソロの若い頃は、と言われても実は根本的に
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.5

パッケージデザインからは想像も出来ないほどの、辛い貧困の家族を描いたフロリダプロジェクト。
驚きの結末が賛否を呼んでいますが、私はいつまでも余韻に残る良い作品だと思います。

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

観ているだけで気持ちいい。
犬たちの動きが可愛いけど、生き様がやたら大人。ストーリー自体にはそんなにひねりはないけど、ディテールすごいので一回観ただけでは、全部は味わい尽くせないと思う。
チーフとナツ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.0

個人的には前作よりもまとまりが良くなったけど、それゆえにちょっとデップーとしては物足りない感じもする。
でもチーム結成後の初陣には随分笑わせてもらいました。安心してみられます。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.5

長くて濃厚なサスペンス。
派手なシーンがあるわけではないのに、約二時間半緊張感が持続するのは、正義のためなら一線を超えても良いのかと、こんなことまでして、真相はどうなっちゃうの?とちう不安。
そして何
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

4.0

へタレゴズリングを存分に楽しめる映画。
どんくさいアクションが逆に新鮮で面白い。ストーリーはともかく、2人の掛け合いをずっと見ていたい。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.0

ストーリーが分かりやすくないのに、子供達(未就学児)は、食い入るように観てた。アニメーションとしてのレベルはやはり段違い。

大きな物語設定(戦争)の中で、個別の物語を描く。結構斬新なお話運びだと思う
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

アメリカで大ヒットと聴いて鑑賞。
ホラー映画としてみるとあんまりかもしれない。
子供たち一人一人にストーリーがあり、テレビドラマシリーズ化の方が相性が良いとかんじました。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

カメラを止めるな!は噂に違わぬ大傑作。面白すぎて泣けてくる!上映を止めるな!もう一回行きたい。お話がどう転ぶかわからないサスペンスな感覚。伏線と笑いのセンス。泣ける親子愛。そのすべてがこれ以上ないくら>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。
音の演出が凄かった。鈍い鉛の音。本当に撃たれているかに感じるほど。

戦争映画の戦闘シーンといえば、凄惨な描写も多いが、本作では皆無。美しさすら感じる。

音楽も良かった。
ストーリ
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

4.5

‪オクジャ観た。‬
‪凄かった。‬
‪ありきたりな設定の中で、サービスとオリジナリティに満ちた演出とキャラクターたち。‬
‪最初から最後まで、釘付けでした。‬

ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.0

自分はやっぱりシャマラニストなんだと思う。
ドンデン返しそのものは大したことない気もするけど、その寓話的ストーリー構成と機能的キャラクター描写がすごくうまいと思うんだけどなぁ。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

大人になってから観た「ノーカントリー」。確かに面白い。
けど難解。結構難解なテーマでありながら、超絶に緊張感のあるエンターテイメントとして完成されているのが凄い。

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

映画「スポットライト」鑑賞。どんどん悪事が明るみになる展開は良かったけど、思ってたより地味。
もう少し登場キャラの心理描写を深掘りしても良かったのでは、と思う。

エスター(2009年製作の映画)

3.5

結構色々と筋が通ってて設定とか物語の構成は面白かった。
ホラー演出は正直ありきたりな感はあったけど。

アポカリプト(2006年製作の映画)

4.5

連れて行かれて戻ってくる。
シンプルな構成でありながら、そこに詰め込まれた演出はどれも素晴らしくて、1秒足りとも目が離せなかった。

古代人だけど、ジョークやいじめは面白かったし、序盤の狩シーンは最後
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

まず、家族たちの「弁」がいちいち面白い。けど全く笑えない。
基本的に観ていて疑問に思った事も、わりとセルフツッコミが入るとこが良い。
田中麗奈も、綺麗ごと過ぎてちょっとと思ったけど、イジワルな展開もあ
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レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

4.0

‪ほとんどの家族は多かれ少なかれこの映画で描かれた葛藤を抱えているのでは。‬
折り合いをつけまくっていきている。
フランクと同世代過ぎてやばい。。

ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

SF映画としてはドラマ要素強い。
なりすましの技術もう一歩欲しいところだった。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.5

お仕事ムービーとして、変なドラマ性を排除して、ディテールの演出にこだわったのは成功要因だと思う。
やや大げさな演技も、演出と脚本の妙でカバー出来てると思う。
何気ないひとつひとつのコマエピソードが後の
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