最初に銃で人間を撃つ猿のコブ。
笑い方の凶悪さが凄い。
人間でやったら、ここまでの凶悪さは表現できないかもしれない。
感情を揺さぶられる作品。
チンパンジー収容所のいじわる飼育員が猿に襲われるシーンでは猿の味方をしてしまう。
しかし、収容所から猿が逃げ出し、人間を襲い始めると、恐ろしいことが始まってしまったことが判明>>続きを読む
少し期待外れ。
編集が下手なのか、それとも監督のセンスと自分の好みが合わないだけなのかは不明。
昔のホラー映画の雰囲気や汚さを再現しようとしている部分は面白い。
◯その他
・夕食のシーンは「悪魔のい>>続きを読む
ストーリーは、ありきたりでシンプルなもの。
その分、特撮、人形に工夫がある。
本作は実写、CG、アニメ、人形など様々な素材を組み合わせているが、それらが自然に溶け込んでいる。
特にタイトルにもある>>続きを読む
映像作品の中の「女性の消費」。
(ステレオタイプな)女性キャラクターの描き方が問題なのは知っていた。
しかし、それらは小説、漫画などでも同じ。
本作は特に映画での女性のみせ方に焦点を合わせて、その問題>>続きを読む
殺人鬼の描写は真に迫ったものがある。
効果音、BGMもあいまり、視聴者を不安にさせたり、イライラさせてくる。
しかし、主人公側がさすがに馬鹿に見えるし、ストーリーとしても広がりがなかったのは残念。
殺>>続きを読む
◯ザルコー
声は聞き覚えがあるのだが、思い出せない。
ウルトラマンのような週刊の作品に登場する、これといって特徴の無い怪獣と言われれば納得できる。
ラスト
ザルコーは目からビームを放つ。
それを主人>>続きを読む
カップルの廃墟探索。
ゆきのウザったさは本気でイライラさせられる。このへんの人物描写の上手さは流石の一言。
◯DV
前作の「怖すぎ」の最終章でも感じたが、
暴力やハラスメントへの解像度が低いような>>続きを読む
荒唐無稽な漫画作品を荒唐無稽なまま映像化。
「毒娘」でも感じたが、監督には、荒唐無稽な絵面のものを、無理矢理にでも映像化する腕前があるのだ。
◯ジャイボ
「キャハ」というセリフをそのまま「キャハ」>>続きを読む
◯ストーリー
小説は北九州の連続殺人事件がモデルかもしれない。
ラストはなんだか。
一応犯人は死に、主人公たちは助かるが、モヤモヤしたものが少し残る。
◯香川照之
香川照之の怪演。
微妙に話が通じ>>続きを読む
韓国で社会問題となっているシンクホール。
それを題材とした災害映画。
しかし、単なる災害映画ではなく、コメディ映画として作られた作品。
荒唐無稽な設定、やすいCGもコメディ映画なので問題なく見られる。>>続きを読む
20231027 トーホーシネマズ 日比谷
庵野秀明トークショー付き
ゴジラ−1.0に合わせ、山崎貴の選んだゴジラ映画鑑賞キャンペーン。
トークショーでは、まず庵野秀明が登場。
カンペを読みながら>>続きを読む
あえてつまらないギャグを連発し、滑り続けるホラー。天丼も見ていていたたまれない。
このギャグのつまらなさ、滑り具合は「トリック」と近い感覚。
この「映画の存在こそがホラー」という、メタホラーである。>>続きを読む
どんなバカバカしい映像、展開でも、迫力によって納得させられてしまう。
スカーの怖さには驚かされた。
コテコテの悪役。
地下では猿を奴隷として使役していたが、何をしていたのだろう。
また、猿という生き>>続きを読む
バイオハザード、遊星からの物体Xなどから、影響をうけてるとおもわれる。
内容的には目新しいものはない。
しかし、音楽、ファンマザー的な演出は新鮮に感じた。
また、クリーチャーのデザインはなかなか気持>>続きを読む
楽しく見られるが、前作ほどではない。
並行世界に移動した主人公。
そこは、自分の母親が生きてる世界である。
ここの設定はなんとも残酷に感じた。
学部長のコメディキャラは好き。
ダークヒーロー誕生。
本作はいっけん赤い少女、ちーちゃんが襲ってくるホラー映画に見える。
しかし、このちーちゃんの行動は完全にヒーローのそれである。
また、ちーちゃんと主人公のモモカとのシスターフッド>>続きを読む
近年では、ホラー映画には美しい風景が使われるものが多くなってきているような。
本作は「ミッドサマー」のように、明るい土地が舞台である。
南国のリゾート地で起こる奇妙な物語である。
綺麗なリゾート地の>>続きを読む
ヴィルヌーヴによる傑作コメディ!
ホラー、不気味なものが得意な監督。
やはり、コメディもイケるようだ。
階級社会を上の階から降りてくる食事で表した映画「プラットフォーム」に影響を与えたのではないか>>続きを読む
大学講師と売れない俳優。
講師は2人が全く同じ体を持っていることに気付く。
2人が接触したことにより、物語が進行する。
藤子不二雄あたりが描いていてもおかしくないようなSF。
原作は「白の闇」の、ジ>>続きを読む
ラストシーンは「ジュラシック・パークIII」に影響を与えたのではないか。
少年たちの島にいきなり大人が現れ、
今までのことが全て白昼夢だったかのような感覚、足元がおぼつかなくなるような感覚に襲われる>>続きを読む
ネットミームと言っても良い「廊下を手前側に向かって走ってくる少女が、途中から鏡に写った映像に切り替わる」映像の、元ネタ。
◯面白くなさ
この映画には単純な面白さ、エンターテインメント性は無い。
これは、人殺しの道具を作った人の実話に基づく話を、さも面白そうにしてはいけない、というノーランの意思によるものだろう。
しか>>続きを読む
総評
コメディタッチの映画かと思いきや、それは一部分。
出版業界の問題点。シリアスな人間関係。
セックスとはなにか。
などなど。
思っていたより真剣な映画である。
出版業界に行く人にオススメしたい。>>続きを読む
未完の超大作(?)、しかし後世の映画に影響を与えた、という点では「ホドロフスキーのDUNE」とも近いのか。
まぁ、ネズラが与えた影響は大映のガメラくらいかもしれないが。
原作のネットの都市伝説はうろ覚えで視聴。
リゾートバイト+八尺様だとは驚いた。
しかし、驚いただけでそれが映画を良いものにしてはいない。
所々はいるギャグが滑りまくる。
低予算のホラー映画でも、>>続きを読む
美しい映像に酔いしれる。
カメラは終始ユラユラと揺れているため、独特の浮遊感がある。また、それにより、まるで自分がその場にいるかのような感覚を覚える。
◯地球の終わりを描く作品のスケール感
地球の終>>続きを読む
サム・ライミの「死霊のはらわな」+「エクソシスト」といったところ。
元映画と違い、ギャグは無し。
ヤク中の女の子が悪魔に取り憑かれるのだが、
その時の顔芸、演技がなかなか良い。
ドラえもん声優による吹き替えで鑑賞。
のび太だけ、ずっとのび太に聞こえる!
◯総評
素晴らしい。
「鉄男」「ザ・フライ」に匹敵する“ボディホラー”の傑作ではないか。
◯武器人間
三家本礼の漫画>>続きを読む
ダーレン・アロノフスキーらしい、ぎよっとさせられる映像を堪能。
特に、洪水が起こる前の荒涼とした大地が良い。
諸星大二郎の漫画に出てくるかのような荒々しく、寂しい大地である。
映画は旧約聖書を読ん>>続きを読む
ポップで、キッチュで、セクシー。
荒唐無稽な設定、ストーリー。
しかし、美術、歌、ティム・カリーの顔面で無理矢理説得させられてしまう。