雨の日に低気圧のせいで頭が痛くなってきて、頭痛薬を飲んで、心身が落ち着いてきて、テンションがフラットになって聞こえる音が静かになったときの感じの映画。
笑ってる人は出てこないし、ずっと静かで淡々として>>続きを読む
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1999年の映画だけど、今見ても時代に対するエッジが効いててよかった。
資本主義社会の中で生きる凡人たちの悶々とした思いの共感性。みんなどこかで本当くだらないと思っているけど、タイラーみたいに吹っ切れ>>続きを読む
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話の展開がどこに向かうのかわからないし、しばしばどう捉えたらいいかわからない描写が出てくるけど、なんかそこがよかった。
最近はよくわかりすぎる映画よりも、なんかよくわからない映画を見て、ふとした時にあ>>続きを読む
深津絵里を見たくて見た。
なぜかちょっと泣いた。
色んなところに自分を見つけたからなのか、疲れているからなのか。
深津絵里があんまり出てこなかったけど、出てこないことで存在感を強くしている気がする>>続きを読む
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土着感。アジア人にはアジアのホラーがリアルに感じる。
本当にニムに女神バヤンは取り憑いていたのか、勘違いだったのか。
日常と霊的なものが地続きで分けられない。
救いのないバッドエンドがリアルさを強調し>>続きを読む
話の内容は薄いけど、カメラワークと画がめちゃくちゃ良い。
神保町のさぼうるとか、色んなホテルとか、行こうと思えば行ける場所がたくさん出てきたから、行ってみたくなった。
自分が画にこだわった映画を作>>続きを読む
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宇宙人モノの最新版。
UFOってもしかしたらこうかもねっていう創作が絶妙なラインで良かった。
動物性、習性、調教、目、
散りばめられるキー要素が新鮮。
ストーリーでは人間も一種の動物として描かれてい>>続きを読む
ついでに鑑賞
・見ても見なくても本編の解釈はあまり変わらない。
・モラハラ夫感。かわいそう。
・同期がいいやつすぎる
・社会人一年目あるある
・世の中に溢れてる恋愛
・エイリアンズの目覚まし
・映画フォーマットのドラマ
・でも作業のお供にはちょうど良い
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ユカをはじめ、登場人物が不器用でもどかしい。
戦後横浜版のパパ活。結局昔から何も変わってないのかな。
結ばれるべき2人が結ばれず、バッドエンド的にも見えるけど、母からの呪いが解けかけたのであれば、ス>>続きを読む
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日本で育った人であればどこかで一度は感じたことのある「地方の村や町に根付いた宗教と、その存在を感じさせる慣習や建物の不気味さ」。それが上手に恐怖に落としこまれている。
呪いと祈りをすり替えたアイデア>>続きを読む
朝子のやばさに振り回されるストーリー。映画自体は「なんなん」って内容だけど、この映画の後の唐田えりかと東出の不倫を込みで見ることで1.0スコアプラスされるような、、
それにしても東出は毎回サイコパス>>続きを読む
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おやすみプンプンから青春要素を引いたような、絶望感と人間味。
終わり方には否定的な意見もあったけど、こういう日本の陰湿なリアルを描く作品には、明快な結末はいらないし、ハッピーエンドなんてもってのほか>>続きを読む
色が美しくてライアンマッギンレーのような映像。内容は結構重めで、ポスターのイメージとは違った。
何回か見ないと完全には理解できないけど、大枠だけの理解でも十分に楽しめる。何回も見て、理解したくなる作品。映像はもちろんだけど、音もかなり良いので、映画館で観て良かった。普通のスピーカーでは出ないよう>>続きを読む
すごく好きな映画。
面白いというより、好き。なんでなのかはあまり言語化できない。
ピアノをトラックの荷台で弾きながら帰るシーンが好き。
主題歌であるテリヤキボーイズのTOKYO DRIFTが流行っていたので、見てみた。
男同士の見栄の張り合い、ヒロインの奪い合い、街中でのレースで決着、という様式化された内容が逆によくて、「東京」「ド>>続きを読む
良い映画。地元から出てきている人は、少し重ねてしまうような、普遍的なテーマとメッセージがシンプルにいい。