ryoさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.8

素晴らしい映画

科学や技術は必ずしも世界をよくするとは限らない

起こった事象や歴史は、人や国という見る立場によってどう捉えるかも変わる

そういう事が分かる映画だった気がする

科学者として、愛国
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怪物(2023年製作の映画)

4.5

出てくる人たちそれぞれの目線から物語を見せていく感じが面白かった、後半は伏線回収オンパレード

時系列も行ったり来たりする中で、全てがキレイに収まっていて、どんどん引き込まれていった

役者さんみんな
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

4.1

ミュージカル映画さいこう。

20年以上の前の映画だけど、色褪せも感じさせないし、この映画が後のミュージカル映画にたくさん影響を及ぼした理由もわかるような気がする。

キレイなストーリーでセリフひとつ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

すごく心打たれた。あのバンドと大(主人公)が吹くあの音を聴くたびに全身が鳥肌たった。

音楽の映画でここまで引き込まれて涙まで流れた映画はじめて。今まであまり触れてこなかったんだけど、ジャズっていい!
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セッション(2014年製作の映画)

4.1

血と汗と音。すべてが生々しい感じだった。表情や音、情景から全てかけ合わさったあの映像はものすごく惹きつけられた。頭ではなく、心と身体が吸い寄せられていった感じ。

機会があれば、映画館の大スクリーンで
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.3

あの時の心をものすごく抉られる、みていて羞恥心が隠せなくなる映画。

すごくよかった。

この時代に実在の子たちを撮ったこの作品は今にも後にもこの瞬間しかなくて。唯一無二であり、こういう作品に出会えて
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.2

名作。こんなにも暖かくて人の温もりを感じさせる映画は、観てる人の心を大きく開かせてほぐすような感じがする。5年以上前だが、この作品は自分の人生にも大きく影響を与えた。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

平山の淡々とした日常の中に小さな幸せを見つけて生きていく姿がよかった。これを外国人の観点で日本人的な美的感性と捉え描いたとおもうと、ほんとに素晴らしい映像だった。

働くってなんだろう、幸せってなんだ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

風景、人物の動き、セリフに伝えたいことが投影されている感じがあって、ものすごく面白かった

ファンタジーの世界だけど、現実世界と重なり合ってる感じがする

異質な世界を描いているのに、現実主義を唱えて
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

3.4

旅に出たくなる。弥太郎さんの言葉や感性がささる。

スリランカのお寺にいる小さなお坊さんの、時間を忘れてただそこにいる、その姿がよかった。

旅っていつもと違う時間や空間が流れ、いつもと違う人や考えに
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

3.9

よかった。映像が全てキレイ。音、手や表情の描写、もちろん食材や料理の光景も。

音楽もよかったなあ。

ストーリー構成はシンプル。自由に想像ができる感じで、余白があった。

田舎の自然な風景と使い古さ
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.3

欲望のままに生きつつも、持って生まれたものに対する葛藤は、どんな家柄に生まれてもあるんだなあ。いまの時代にも同じようなことはある気がする。

時代の違う出来事や歴史に名のある人物のストーリーは、本や文
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

グロテスク!おじさんのスーツとタバコとドライブ。まさにギャング映画!最高。

ストーリーには余白があっていろいろ想像できるのもまた良い。

Mr.Orange カッコよかったなあ。

ガッジョ・ディーロ デジタルリマスター版(1997年製作の映画)

4.1

音楽と情熱、さいこうだった。ロマの文化のリアルさが伝わってきて、世界観にどんどん引き込まれていった。ヒロインのダンスはセクシーでカッコよくて、ふたりが惹かれあっていく感じもたまらなくよかった。

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