symaxさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.2

情報屋が自由の身を目指して、絶望的状況から踏ん張る物語。

本は未読なんですが、映画の展開からすると、本にはかなりの情報量と映画では端折られちゃったシークェンスが沢山あって、映画の尺では語りきれない展
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.8

プロレス一家の王道サクセスストーリー。
サラヤが夢を叶える過程は、丁寧に描かれていて、途中、挫折しかけるけど、家族の絆と自分から飛び込んでいく姿勢で前に進む姿には、ちょっと熱くなってしまいました。
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.7

10年ぶりのまさかの続編。
しかもそれぞれ、この10年で大御所になったにも関わらず、バカを楽しそうにやってる四人は、最高です。

でも前作より、ギャラ代は高いだろうなーと要らぬ心配でした。

小ネタ満
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.8

一瞬を共有した二つの家族が、一つに繋がる物語。

良いも悪いも、酸いも甘いも、幸も不幸も、全てそれが人生。

悲劇が続くのに、何故だか軽妙で明るい雰囲気。
この映画には、悪い人が一人も出てこないからで
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.3

最強のシークレットサービス、マイク・バニング逃亡者の巻。

第三弾は、これまでと路線をちょいと変更して、マイクが逃亡者となり、マイクをはめた奴らをぶっ飛ばす物語。

なんせマイクですから、謎解きはあっ
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.3

スーパーマン版積み木くずしな物語。
ただし、宇宙人なんで破壊力抜群。
話は、序盤のスーパーマンから、後半はオーメンな展開でしょうか?

或いは、「世界の全てを奪う」第一章。

そもそも、思春期の少年少
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

"全ては、ジョンのために…"

T2の正統なる続編。
やはり、リンダ・ハミルトンの存在が、T3以降の「無かった事にする」続編との大きな違いである事は間違いありません。
キャメロンの復活がなければなし得
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.1

極寒の地をひたすら歩く物語。

既に遭難してから、かなり時間が経っているところからスタートし、規則正しい?遭難生活の丁寧な描写が続き、一緒に遭難し、亡くなったと思われる相棒の墓参りも律義に行い「明日も
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

3.1

便利さを求めて、変わるもの、変わらないものそして捨てられるものの物語。

川、水、雨、風、鳥、蝉、光、空気、極自然な風景と音が、画面を満たし、本当に美しい世界でした。
そこに、煮る音、焼く音、食べる音
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南極料理人(2009年製作の映画)

3.8

"西村くぅ〜ん…ラーメンだ…"

おっちゃん達の南極日記。
南極って、地球上で最も厳しい環境で、どうしても閉じ込められるイメージが強くて、必然的に映画ではシチュエーション的にサスペンス&ホラー的な舞台
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

ジョン君、逃げまくるの巻。

今回は、逃走中という事もあって、肉弾戦が多いし、馬や犬も絡んだ、バラエティ豊かな暴れっぷりでした。

ラスボス前は、レイドだし。

そもそも、犬と車からここまで話が来てる
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ブレイブ ワン(2007年製作の映画)

3.2

ジョディ・フォスターによるポール・カージィな物語…

許されざる犯罪の被害者が、乗り越える為に、許されざる犯罪に走る。

徐々に、ヒットマンのスキルを上げていく事に恐れながらも、どこか満足感?を感じつ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

負け犬だった子供達が大人になって、トラウマと真正面から向き合い、乗り越える物語。

ITは、初期キング小説の一つの頂点で、ターニングポイント的な作品であると思います。

キャッスル・ロックが舞台じゃな
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.7

正統な続編であるニュー・フェイトがまもなく公開というタイミングで、3Dが劇場で再上映という事で、改めて鑑賞。

これで何回目なんでしょうか?やはり完成度は高いですよね。シュワ、リンダ、エドワード、ロバ
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.8

ティーナの自分探しの物語。
スウェーデンの寒々しい森と雨が、現実世界の残酷な御伽話を引き立て、一歩間違えると、トンデモ映画になるところを境界線を曖昧にし、観る者をストーリーにひき込んでしまう力がありま
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楽園(2019年製作の映画)

3.5

三人三様の楽園を求め、楽園だと信じた場所で裏切られてしまう物語。

美しい田園や山の緑の奥底にある人の悪意、若しくは、生贄の話と感じました。

出て来る人のほぼ全てが自分が思う楽園を守るため、悪意を持
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.7

アジャとライミのコンビですから、面白くない訳がありません。

ハリケーンと洪水、そしてワニ地獄から、巨人の星的なスポ根親子がサバイバル&脱出する物語。

ほぼワンシチュエーション中で、次から次へとワニ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

ジョーカー誕生の物語。
ゴッサムとはいえ、完全に70年代のニューヨークが舞台だし、所々でタクシードライバーやキングオブコメディが意識されてるような気がする。

スコセッシ・ミーツ・DC的で、だからマレ
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WANTED/ウォンテッド(1986年製作の映画)

3.5

追悼の想いを込めて…

王道のB級アクションで、B級ばかりを鬼のように見てた頃に出会えた作品の一つです。

ルトガー・ハウアーって、なんか「ねっとり」ってイメージがあります。
ブレードランナーしかり、
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

基本、ラース・フォン・トリアーは、好きな方なので全部見てますが、いかんせん見るのに体力がいる監督さんなんで、ポツリぽつりと見る感じ。

この作品は、ミュージカルパートとドラマパートの落差が激しく、重く
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ダーククリスタル(1982年製作の映画)

4.0

小学生の時に見て以来、久々の鑑賞。

人形だらけの世界なのにガンガン感情移入した記憶が蘇りました。

世界観、美術、キャラデザイン、そしてシンプル且つ単純だけど愛すべきストーリー。

今見ても見劣りし
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

ようやく見ることが出来ました。

ラストのif展開にこの映画の全てが集約されていると感じて、何か自分の思い出も重なって、ギャン泣き…

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

行って、帰ってくる物語を爆音で…

また見てしまいました…
何度見ても、火を噴くギターは最高です。

改めて鑑賞しましたが、一瞬、トーカッターの最後が映ってましたね。

過去の亡霊と共に彷徨うマックス
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アス(2019年製作の映画)

3.3

「アメリカ人」の話。

…暗闇の中、家の前に並んでる絵は秀逸…

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

シャロンテート事件を知って見ると、より深いラストになるかと思います。

まさに、こうであれば良かったのに…というタランティーノの願望なラストシーン

ディカプリオ良かったなぁ。
ブルース・リーの話は見
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

2.0

これは、ホラーはホラーでも、中高生向けのオバケ屋敷的映画ですね。

あんまりグロくないけど、怖がらせるポイントはちゃんと押さえてる。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.4

何か淡々と話が進んでいってる感じで、あっさり感があって、で結局何なの?との感想。

ブラピには余り感情移入は出来ず。

意味なく人死ぬし、でも映像は綺麗でした。

…ヨシダさんが可愛そうでした…