りょうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

トップガン(1986年製作の映画)

3.9

トップガンのレビューを書く前に、トップガン マーヴェリックを見てしまったので、確実にトップガン見た直後の評価より確実上がっていると思われます!笑

でもなるべく冷静にレビューを書いてみると、全体的に唐
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

タイムリープのようなものへの苦手意識が結構あって、理解力と想像力乏しくて70分で充分お腹いっぱいという感じでした笑
TENETとかもなんか見ても完全理解できる自信がありません。

なんで2分後の自分と
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

過去の忘れられない友達を思い出して、という話だと「横道世之介」に近い話だったなと感じた。

自分自身の思い出に佐々木のようなぶっ飛んだ人物はいなかったけど、別に仲良くもないし、連絡取ってることもないん
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.4

「明け方の若者たち」の裏側、全部見せます、の作品。若葉竜也演じる夫の方が割とまともで、黒島結菜演じる妻の方がかなり自分勝手。妻側の話で共感できるような一面を見せるのかと思いきや。

内定を報告した時の
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.7

まず冒頭の手口で、黒島結菜みたいな人に接近されたら100%美人局にあう自信あります。その飲み会がいくら楽しくても抜け出す自信あります。

全く予備知識なく観たんですが、途中までは幸せ絶頂、途中井上祐貴
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蒲田前奏曲(2020年製作の映画)

3.6

4つの話のオムニバス映画。中川龍太郎監督作品が一つ目のお話ということで、鑑賞。売れない女優・マチ子の姉としての、友人と一緒にいる時の、そして女優の時の、などいろんな一面に迫る話。

一つ目の中川龍太郎
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

担当編集者と不倫していた元漫画家・俊夫と、それを知った現役漫画家・佐和子の一挙手一投足が見逃せない作品。

リアルタイムの恋愛を漫画にして、夫の嫉妬心を煽るってやり方は斬新だけど、これは恋に発展するっ
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私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.7

少し前に映画館で見たちょっと思い出しただけの松井大悟監督作品、この前見たドライブマイカーの三浦透子さん出演ということで、前からこの特徴的なタイトル気になっていたので、鑑賞。

福岡の女子高生4人が4日
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

フォローさせて頂いている-Ruu-さんのレビューを見てからずっと気になっていた作品…アクション要素あるのでホラー苦手でも観れるかもとのことでチャレンジ!

が、…めちゃくちゃ怖かった…😭この前ラスト・
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

基本ホラーは敬遠してるんですが、この作品はジャケのおしゃれさが気になって意を決して見てみました…。そしたら、めちゃくちゃおもしろかった!!この手の怖い系は見れるという自信にも繋がりました笑

まず60
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

3時間の作品であること、村上春樹原作というところから自分に咀嚼できるかあまり自信なく観てこなかったけど、せっかくのGWだし、重い腰を上げて鑑賞。

3時間が長く感じるか、あっという間かというレビューで
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VAMP(2019年製作の映画)

3.5

2022.7.14
中丸シオンさんが7月11日に亡くなられたと知りました。38歳という若さで、というか自分と同い年です。ショックすぎる。19時ごろ知りましたが、その後の仕事は手に付かず。どうぞ、安らか
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.8

冒頭の暴力シーンから、これどんな映画なんだろうと心配になってしまったが、13歳の少年が思春期の真っ只中で、大人ぶりたくて強がったり、これでいいのかと迷ったり、そんな姿が描かれた作品だった。

自分は幸
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

涙腺崩壊とはこのことかと思い知らされるほど泣いた。これは映画館で観たかった。会社休んででも映画館で観たかった…。

映画館で観るスケジュールが合わなくて、配信をずっと待ち侘びていた作品。もしこれから観
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.7

今作はアガサ・クリスティの原作未読なため、結末にドキドキしていたが、さすがに「ナイルに死す」が1937年の作品、そこから数々のミステリーが産まれて、見る側も目が肥えてきているせいか、途中で犯人が分かっ>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

アガサ・クリスティの小説で唯一読んだことがある作品。そのあまりにも有名なオチは知っていた上でも、出演する俳優陣の豪華さでぐいぐい話に引き込まれていく。

ミシェル・ファイファー、あんな美しい歳の取り方
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.7

大学生の頃から観たいな観たいなと思って後回しにしてきた自分にとって宿題的な作品。

13歳〜17歳の女の子の心情は本質的な理解が難しいという点で、これは幾つになって観てもよかったのかな。ストーリーに出
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愛の小さな歴史(2014年製作の映画)

3.5

中川龍太郎監督作品、初期作品の4作目。割と色々な作品に同じ俳優を起用している感じ。今作も光石研、池松壮亮、これまでの初期作品に出てきた俳優さんが多く出ている。

酔っ払って虐待を繰り返し、母の死後他の
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やがて海へと届く(2022年製作の映画)

4.0

中川龍太郎監督作品巡り、初期作品3連発からの最新作。作中の言葉を借りるなら、やっぱり中川監督の作品、周波数が合うな、好きだなって再認識しました。どちらかというと初期作品よりも最近の作品の方です。

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Plastic Love Story プラスチック・ラブ・ストーリー(2013年製作の映画)

3.7

中川龍太郎監督作品巡りその3。中川監督の作品は一貫して、失うことで見える本当の自分みたいなことのように思える。

この作品、めちゃくちゃセリフが文学的というか詩的というか、リアリティのある会話ではない
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雨粒の小さな歴史(2012年製作の映画)

3.5

中川龍太郎監督作品巡りその2。記憶もない頃に母と離婚した父、その父と次の奥さんに生まれた義理の妹との物語。

主人公である美千留のアイデンティティを見つける物語だと感じた。これからテレビ局の社員として
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Calling(2012年製作の映画)

3.5

U-NEXTお試し期間を利用して好きな中川龍太郎監督作品の見たことない作品巡り。初期の作品ですが、とてもチャレンジングなものだった。

全編通じてほぼ会話は無し。(妻が人形をいつも持っていることから)
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.1

カトリックかプロテスタントか、ロンドンかベルファストか、1なのか7なのか。様々な選択がこの世の中にはあって、答えは一つじゃない。生まれてから慣れ親しんだベルファストを出ても、人と人の絆は変わらず、それ>>続きを読む

ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

3.7

アナ・デ・アルマス巡り4本目。ナイブスアウトやブレードランナー2049、007と観てきてファンになり、その後4本アナ巡りをしてきたが、4本とも裸体をさらけ出すシーンがあり、複雑な気分…笑

今作は90
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かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

3.9

この作品に出ている登場人物がみんないい意味で人間って感じで愛おしい、そんな映画でした。

高校生たちの「宙ぶらりん」な状態から、産みの親に会ったり、不在の父親や祖母のことを思う母親と本音で話したりしな
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

初めて観たのは大学生だった時で、それ以来17,8年振りくらいに観た。すごく思い出深い映画で、なぜならこの映画をきっかけにマイブラやジザメリを知ったし、シューゲイザーの心地良さに初めて触れたし、はっぴぃ>>続きを読む

血まみれスケバンチェーンソーRED 後編 ギーコの覚醒(2019年製作の映画)

3.3

かなりハードル下げておいたせいか、そこそこ楽しめた。

浅川梨奈の囚人服姿も良し。メロンちゃんやネメシスも嫌いではなかったが、前半のコンパクトさに比べてややキャラが渋滞しているイメージ。だってこっちは
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血まみれスケバンチェーンソーRED 前編 ネロの復讐(2019年製作の映画)

3.6

前作の内田理央版と比べてかなりコンパクトにまとまっていて、間延びしてなくていい!前作を予習で見ていたので、全く違和感なく世界観を受け入れられました笑

なんといっても浅川梨奈…めちゃめちゃいい。内田理
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血まみれスケバンチェーンソー(2016年製作の映画)

3.0

フォローさせて頂いているわたもちさんのおすすめで、浅川梨奈の血まみれスケバンチェンソーを見ようと思い、その前に変なところが生真面目な私はまずこの作品を観ねばと思い、鑑賞。

初めから何の説明なしに、こ
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.5

なにわ男子の西畑大吾が出ているからと言う理由で娘や息子の付き添いで見てきました。
アカデミー賞を間近に控え、Codaやドライブ・マイ・カー、そしてThe BATMANやSingもかかる中、このKAPP
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底知れぬ愛の闇(2022年製作の映画)

3.8

アナ・デ・アルマス巡り、何作目だろう。今回はアマプラで配信されたばかりの今作を。自分がここ最近見た3作、全ての作品でアナ様脱いでおられるので、割と脱ぐ方なのだと。開始2分くらいで、最新のアナ様の美貌に>>続きを読む

セルジオ: 世界を救うために戦った男(2019年製作の映画)

3.7

完全にアナ・デ・アルマスを見たいっていう下心のみで見たんですけど、めちゃめちゃ人道的な映画で心洗われてしまいました…。

国連人権高等弁務官のセルジオ・デメロがバクダッド国連本部で爆撃テロに見舞われ、
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.9

もうすぐアカデミー賞!ということでドライブ・マイ・カーも見ていない私ですが、この作品に挑戦。挑戦というのは、なんだかジャケから滲み出る重そうな雰囲気で、最近心が沈み気味の自分には耐えられなそうだったか>>続きを読む

WASP ネットワーク(2019年製作の映画)

3.8

アナ・デ・アルマスの虜です。これに尽きます。途中、10秒程度のベッドシーンがあるのですが、鼻血出ました。アナファンはこの作品必見です。

恥ずかしながらキューバの歴史を知らなかったが、これが逆に良かっ
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.7

たまに来る夏帆熱。

序盤は必死に「大人」を演じる砂田。大物っぽい俳友がヘソを曲げれば、なんとかその場を丸く収める。仕事終わりはストレスの反動で飲みまくり、犬のおまわりさんを絶唱。ここがかなり見もの。
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.6

「tick, tick...BOOM!」の流れで鑑賞。LGBTやドラッグやHIVなどミュージカルで題材にしなそうなことががっつり。ほぼ歌で普通のセリフはあんまり覚えてない。

「tick, tick.
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