あの家族を非難する権利は自分にはないし、決して他人事とは言えないと思った。自分も含めてどんな人間にも多少なりとも備わっている性質だと思う。
レゲエ特有のグルーヴ感が心地良かった。特に少年時代のマーリーの高音の歌声が好きだった。
台湾の旅と日本の旅。どちらも素敵な人との出会いが沢山あって、旅っていいな〜と思いながら見ていた。それぞれの街の景色が綺麗だし、憧れるシチュエーションも満載で、どの場面も記憶に残る、そんな映画だったと思>>続きを読む
何日もかけて目的地へ向かう。効率とか便利さとかでは得られないものがある。私もロードムービーさながらのゆったり旅がしたい。
冒頭、日が落ちる前の暗くて濃い青空が綺麗過ぎて忘れられない。
母に認めて欲しくて、父に抱きしめて欲しくて、両親の間で眠りにつきたくて、家族皆でクリスマスの飾り付けをしたくて。そんな存在しない両親との時>>続きを読む
観た後、多幸感に包まれて幸せだった。
人生の、日常の、生きてることの素晴らしさに改めて気付かせて貰えた。
この先も強く優しく楽しく、そして幸せを感じながらいられる大丈夫、そんな感情になった。
幸せに生>>続きを読む
コットにとってかけがえのないひと夏。そんなキラキラした時間が、木漏れ日や家の中に降り注ぐ日差しで、より温かく、よりキラキラしたもののように感じられた。
静かな映画は好き。静かな映画であることを再認識さ>>続きを読む
イギリスの田舎の風景がただただ美しかった。車窓から流れる景色も、自転車に乗るリリーフランキーと草原も、曇天や雷雨でさえも。私も死んだら、このような美しい自然に還りたいと思いながら見ていた。
愛する人>>続きを読む
独特なセリフや構図に、アニメーションならではの可愛さが相まって、世界観を堪能しつつも親しみやすい作品だった。
地味に好きポイントが沢山みつかるのがウェスアンダーソンが好きな理由の1つ。
今作品だと
・>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
どこからがボウの幻覚で、どこからが母親の仕組んだことなのかは、もはや不明。意味の分からない悪夢が起き続ける。
でも考察とか見ると、全ての出来事が伏線だったりメタファーだったりするようで。この映画の本来>>続きを読む
私は美しい。そう歌いあげるセリーが美しくて格好良くて、私もそう生きたいと勇気を貰った。
歌と踊りがとにかく圧巻。歌も踊りも私たちより身近で生活に溶け込んでいる黒人にしか出せない格好良さでさすがだった。>>続きを読む
外の世界への好奇心、快楽、お金、知識や教養。成長過程で違ってくるが、その時に欲するものや必要とするものを体裁を気にせずに、そして本能のままに追求していく様が印象的。音を聴いて感覚的に動きたいように自由>>続きを読む
愛すべき家族がいて、素敵な家があって、Barという毎日の楽しみがあって、詩を通して自分に向き合う時間もある。観ていて、こんな暮らしこそ誰もが求めている幸せなのかなと思った。
ボーイフレンドやガールフレンドはいるか?離婚したことはあるか?出産したいか?
ブリジットが6歳のフランシスに「あなたは?」と対等に聞き返すところが好き。
このレビューはネタバレを含みます
迷路のような部屋を歩き続ける様が、認知症の出口のない思考の混乱を表現してるように感じた。仕事柄認知症の方と関わる機会が多いが不安な感情をケアする関わりが大切。冒頭のテラスでお酒を飲む幸せに満ちた場面。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
若林さん、どこまでも気にかけてくれていて、信頼してくれていて、この人の期待に応えたいと思わせてくれる人だなと。お笑いに熱くて、実力もあって、面倒見も良くて、素晴らしい人なんだなとより好印象に。
春日さ>>続きを読む
undercurrent
1 下層の水流、底流
2 (表面の思想や感情と矛盾する)暗流
銭湯水色タイルの揺らめく水面背景にundercurrentの説明表記が好きだった。
自分のことでさえ理解>>続きを読む
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箒を掃く音で目を覚ます。植物には水を自分は缶コーヒーを。移動で聴く音楽はカセットテープ。仕事合間に見上げる揺れる木々からの木漏れ日。フィルム写真。仕事終わりの銭湯と駅の地下食堂。寝る前の読書。日々繰り>>続きを読む
過去に後悔があってもその事実を変えることは出来ない。けど、自分の気持ちは変えることは出来る。
私も今は亡き大切な人に感謝を伝えたいけど、タイムスリップする方法はないし、直接は伝えられてなくても心で繋が>>続きを読む
「願い」を取り戻そうと、皆で諦めずに歌う姿に涙が出た。感動したのは勿論だが、それほど強い願いを持っていることへの羨ましさもあったように思う。
こーのーねーがーいー
あきらめるーことは、ない!!
私にもイマジナリーフレンドはいたのだろうか?勿論覚えていないけど、もしいたのであれば消えないでいてくれてたら嬉しい。
記憶から忘れられることは、存在が消えること。人間も同じで亡くなったとしても誰かの記>>続きを読む
可愛いけど奇妙でダークファンタジー要素強めなティム・バートンの「チャーリーとチョコレート工場」。一方で今作は王道ファンタジーで、夢と温かさと心躍るチョコレートの魔法とで溢れていた。違った良さがあった。
日常から少し離れた、ちょい非日常感。浮遊感。夜が長い映画は好き。イケメン男の子体験と、バレエ踊ってる姿を写真に収めるシーンが特に良かった。
このレビューはネタバレを含みます
シュールさとカッコよさの割合が絶妙。リーゼントサングラススーツトンガリブーツとか。トランクに椅子と2人、ルーフに棺桶のキャデラック中古車とか。
ビール缶が車から溢れ落ちるシーン、自分たちとは知らずにエ>>続きを読む
非常で残酷ないじめ(もはや殺人)は許せないが、それよりも白鳥の、そしていじめに屈さず白鳥となったピーターの、儚くも美しい姿が印象的。
白鳥を双眼鏡で覗き込んだ画が好き。電車が近づいてくる、電車が真上を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
砂利道を音を立てずに歩く演出がただ砂利の上の石畳の上を歩くだけ。見えないけど存在する毒の入った缶とネズミとフィレット。ネズミを噛み殺すネズミに似たネズミ駆除男、ネズミ役を途中で引き受ける給油屋。登場人>>続きを読む
多様性。難しい言葉だし、正確に理解出来ていないけど、今私が思うことは、そういう人もいるよねって認めることが多様性なのかなと。自分が正しいとか、相手が正しいとかない。性的嗜好に限らずね。だから吾郎ちゃん>>続きを読む
今作品の中で好きだったところは、
先生がパジャマの上に白衣を着てるところと、
脱いだ靴を引き下げたり、霧吹きを先生の額にかけて汗を作ったりと黒子が頑張っていたところ。
行者もだし、ヘンリーシュガーもだけど、ヨガの瞑想で体が浮く演出がCGとか吊り上げるとかじゃなくて、ただ背景柄の四角い椅子に座っているだけなのがハイセンス過ぎて好き。
相変わらず色々なハプニングだらけなんだけど、逞しく乗り越えていく?様には元気を貰える。良い意味で成長してなくて嬉しかった。
家族を養わなければならない、障害を持つ弟アーニーからは目を離せられない、だからこの街を離れることが出来ない。そんなしがらみや制限だらけのギルバート。一方で、色々な所を点々と旅して暮らす自由なベッキー。>>続きを読む
He Mele No Lilo〜♪
Hawaiian Roller Coaster〜♪
ハワイを満喫出来るから好き。リロが撮る家族の写真も良いけど、ビーチでの撮った太ってる人の写真もセンスがあって好>>続きを読む
原作は19世紀初期の小説であるからか、クラシックな舞台を観ているような気分だった◎舞踏会のワクワク感やイギリスの田舎風景も良かった。