ritsuさんの映画レビュー・感想・評価

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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.7

知らないことばかりだった。

生きるために日本に来たのに。

どんな言葉も、上部だけを掠めていくような気がした。

市子(2023年製作の映画)

4.0

後半何に涙しているか分からない涙が溢れた。しかし、これは同情の涙じゃない。

複雑な背景が一人語りにならなかったのは、沢山の人が語る市子が居たからで。

強く生きる。
それが市子。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

是非IMAXで観てください!

重低音に持っていかれそうになる感覚もさながら、物語としてもぐっと心を掴まれる作品でした。

前作に続く、それを超える哲学的な映像が素晴らしい。

そばかす(2022年製作の映画)

3.8

恋とか愛とか
好きとか

自分の価値観も
それに基づくものだっただろう

そして、枠に嵌った発言
今となればそれのおかしさに気づく。

もっと、もっと、自由に
なればいいのに。

三浦さんのさらりとし
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

人生というものが
削がれに削がれた形で
私の目の前に差し出された。


閉塞と解放とを繰り返しながら
私というものを作り出してきた。
そしてこの後の人生も
そうして繰り返していくのですね。

新しい映
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.8

病気の夫と認知症の妻。子どもの言うことを聞き入れないところも。

突きつけられたのは、穏やかに、だが確実に訪れる地獄。

しかし、これは遅かれ早かれやってくる未来。目を逸らしてもやってくる。好きなもの
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カミングアウト(2014年製作の映画)

3.7

ちゃんと背中を教えくれる人たちがいて
良かった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

こんなにも美しいのだ。
日常というものは。

空を見上げる。
そして笑顔になる。
それを人はそう簡単に幸せだと
呼ばないのは逆に何故だろうと。

単調な毎日、なんかじゃ無い。

正欲(2023年製作の映画)

3.9

原作が好きすぎるが故に
小さなズレをたくさん感じてしまった。

八重子と諸橋のやりとりとか。

がしかし、
新垣さんの死んだような目が印象的で。
世の中の押し付けだったり、正義主義、生産主義だったりに
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

大人と子ども
それだけで上下が決まってしまう世の中。

声を聞く、彼らの世界を見る
それは力では決して見えない
大人も力で抑えられたく無いのに
子どもには平気でしてしまう。
そんな自分を変えようと鑑賞
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.5

そっと側にいるって
中々難しいものよね。

それがサラリとできてるちひろさんが好き。

また観たい。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

エブリンはシャカリキ頑張ってる。

独りよがりだと思う時もあるけど、
周りにいるみんなはエブリンを愛してる。

普段はシャカリキ過ぎて気づかないものよね。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.2

可愛いを映画にしたらこうなる。

趣旨は分からなかったけど、
可愛いからしょうがない。笑

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.3

面白いものをみせてもらえた。

なんだろうな。

愛おしいんだ。未来が。

怪物(2023年製作の映画)

4.1

安藤サクラさんや永山瑛太さんをはじめとした登場人物の怪演とも呼べる演技で苦しくなる胸が、後半少しずつ解されていく。

そして突きつけられる。
お前はどうなのかと。

お前は無自覚なマジョリティで、
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.7

私はある意味面白かったと思う。

シナリオが出来ているもの、
これが全てではないにしても
政治の一部が垣間見みえたこと、

最初は宮沢りえさんがぶっとんでるように見えたが、本当は周りもぶっ飛んでたって
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

3.8

最初に観た時には、なんだ?って思ったけど、

オススメされたからには観なければと。

2回目はそれぞれの人物の描き方とラストにおおお!と言葉にならない、だがしかししっくりとくる何かを感じとったのです。
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

温かい映画だった。

何に泣いているのか分からなかったけど
涙が出た。

ケイコの立ち向かう姿
とても勇気をもらいました。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.4

よく無いのよ。
人から思想を奪い、知識を奪うことは。

怖く無いホラー
いや、サスペンス。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

泣きました。

こうして家族の形が変わっても
幸せだったと思える子が
少しでも多くいてくれたらと思った。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

当たり前の日常が奪われて
生きていること諦めかけた主人公

周りを見渡せば、
支えてくれる人が

必ずどこかに。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.1

結構好きです。

違う世界のことかと観ているうちに

心が痛い気持ちと
晴れやかになる気持ちと
どちらも味わえて、

心に残る作品と
なりました。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

映像がジェットコースターのよう。

怖いようで怖くないホラー。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.8

距離を置くって、どういうことよ。
記憶が蘇る。

内容とタイトルがすごくマッチしてて、腑に落ちる。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

気になっていた作品。

さらりと人を殺し過ぎる。
出会ったら殺されてしまうのではないかと思う。
どうしてこうなってしまったんだろうと観ていても解決せず。

感情がフラットすぎて、少しの揺らぎでドーンと
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.6

壊れ続けていく何かを見続けるのは、
こうも辛いのか。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

主人公の病気は別として、
この状況。
誰にも起こりうる。

何かを成すこと、
それは犠牲を払うだけではないと
思いたいが、
そうならない時が大半。

EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.3

クスリと笑える要素もあり、

主人公アニャの演技に引き込まれて

ほっと胸を撫で下ろせる作品。

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.2

ずっと観たかった作品。

もっともっと
私やみんなが自分のことを
表現できる未来に
近づけるために

私は前に進まなければならない。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トムクルーズ凄い。
これを映画の中でやってるということを忘れる。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

どこか自信がなくて、
でも自分や誰かを見捨てたくなくて、

揺れ動く心情の描写が
苦しくなる場面もあった。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.3

嗚呼、ずる過ぎる。

最高じゃねぇか。


ただの群像劇かと思ったら大間違い。
不思議な力を持った、傑作だった。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.3

原作もとても好きです。

それぞれの役者さんの一つ一つの所作がとても丁寧で、深く刺さる。

複雑に絡まっていく、苦しい現実だけど、


文が、更紗が、生きていたから、
こうして再会出来て。

それが私
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

刺さりますね。
流れも面白い。するっと行かない感じ。現代的。

最後はそうなることが分かっていても、苦しかった。。

いなくなれ、群青(2019年製作の映画)

3.9

瑞々しさが美しく切り取られた映像。


要らない所。
斬新だったなぁ。

でも、
自分が諦めた其れを、
誰かは必要としてくれる。