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スパルタカスとスパルタカスの鎮圧に赴く司令官が、それぞれ演説するのを交互に映す場面は、決戦への緊張を高めた。良い演出だと思う。よくある手法かもしれないが。
その行動の理由について分からない場面が多々あるが、それがこの作品を不朽の名作としているのだろう。
懸命に生きた人々への敬意を感じた。
冷戦の真っ只中で製作、公開されたと思うと、少し怖い映画である。
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人間の醜さ、真実を明らかにすることの難しさ、しかしそれらを受け入れたうえで希望をもつことの大切さを訴えているのではないか、と感じた。ただ、赤ん坊が急に泣き出すのは良く分からない。最初から登場しても良い>>続きを読む
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実際はバラバラではあるが、家族全員で一緒に食事をする場面はとても良い。加えて、どこか不気味な雰囲気を漂わせるラストシーンもすばらしい。ただ、茂之がいじめられっ子であるという描写はそこまで必要だったか疑>>続きを読む
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REDRUMが何を意味するのかと気になっていたので、分かったときに「おお」という声が漏れた。考察記事を見てから再び視聴すると、違った印象を抱くかもしれない。
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戦場と本国の場面を交互に見せる演出は良いが、時系列も前後していて少し分かりづらかった。当時のアメリカが抱えていた事情を知ることができた。
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映像が美しく、音楽もよく、物語も素晴らしい。主人公が赤い服を着ているので、画面の中でとても目立っていた。
現在と過去を交互に映せば、もう少し面白かったかもしれない。
「雨月物語」の元を知らないと、いまいち楽しめないかもしれない。明るい映画でもない。
ただ、戦乱の世で「幸福」を求める主人公たちを見て、いつの世も人間は変わらないのだと思った。
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主人公と先住民とのやりとりを見て、異文化との接触はこんな感じなんだなと思った。バッファローを狩る場面の映像は素晴らしい。
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突然バンドを組み、突然飽きて、突然ライブに乱入する主人公ケンジが、「青春」を表現していた。
冒頭に充てもなく街中を徘徊する姿は、自分の高校生時代を思い出した。バンドを組んだことも楽器の演奏に熱中したこ>>続きを読む
死が迫っている人々たちの、それぞれの姿に心を打たれた。
乗組員を不名誉に描いた脚色が、少し残念。
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砂浜で相撲をする場面とロシアンルーレットは、「生と死は隣り合わせ」という考えが反映されているのだろう。最高。
そして、いきなり始まる銃撃戦も印象的だった。