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2024/3月/黒川智之
浅野いにお漫画原作の劇場アニメ映画。
前編後編に分かれているので、レビューも何もないが非常に楽しめた。
凰蘭の声にあのちゃんを当てたのが良かった。これしかあり得ない人選。>>続きを読む
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楽園の夜/2019年/パク・フンジョン
悪魔を見たの脚本家であり、魔女シリーズの監督のパク・フンジョンの作品。
破滅的でありながら、爽快感(人によっては)ある結末が毎回最高。
今回も得意の三角構造>>続きを読む
思いやりのススメ/2016/ロブ・バーネット
笑って笑えるコメディ映画。
日本映画だと、結果感動演出になって興が冷める。こんな夜更けにバナナかよの感覚で見始めたが最後までしっかり楽しめた。
世界で>>続きを読む
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怪物/2023年6月/是枝裕和
真実とは誰かにとっての一面に過ぎない。
発する言葉も、誰かの証言も全ては事柄に過ぎず、それぞれの事情を含んだ一面。
それぞれの行動や発言が絡み合い、見るものにとって>>続きを読む
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ミンナのウタ/2023/清水崇
呪怨以降の動機づけがはっきりしない怖さが苦手だった。
ランダムに呪われていくのはいいが、呪う側には生前ひどい仕打ちを受けたみたいな動機が絶対に欲しい。そうでないと、>>続きを読む
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福田村事件/2023/森達也
各俳優陣が生き生きと動き回る素晴らしい映画。
集団心理による無責任な言動がトリガーになり、暴動が起こる。
残酷な行動であっても、集団の中にいると数の多い意識に身を任せ>>続きを読む
ヤクザと家族/2021年/藤井道人
没落していていくヤクザ稼業と生き方を変えられない人たちの話
ブラックラグーンのヤクザ会で「仁義、地に落ちたり」と語るお嬢がいた。そうならなかった世界線の話だと思>>続きを読む
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市子/2023年/戸田彬弘
結婚を申し込んだ翌日、恋人の市子が失踪する。長谷川は恋人を探す中で、「市子」が何者であったのかを知ろうとしていく。
物語は他者から見た目線や思い出で語られ、そして、観客>>続きを読む
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ちひろさん/2023/日本/今泉力哉
ちひろさんを見てから、ラストシーンを考えていた。
ラストシーンで牧場で働きはじめる。なぜ仲間と離れるのか?という事だ。
「誰かの気持ちを永遠に閉じ込める事は出>>続きを読む
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MONDAYS / このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
見てきた。
下請けの広告代理店に勤める吉川は現状に不満ばかり。日々の忙しさから、周りの社員にも、今の現状にも、目を向けられず、>>続きを読む
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コンジアム/2018/チョン・ボムシク
控えめに言ってマジに怖い。
圧倒的なテンポの良さと、徐々に刷り込まれていく廃病院の呪いのシステム。
今回は世界で一番怖い演出を学んだ。それは「黒目の大きい>>続きを読む
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サマーフィルムにのって/2021/松本壮史
高校三年生、日々の鬱屈した想いの中、倫太郎と出会った事で映画を作り始めるハダシ。
ハダシというあだ名が素晴らしく、高校というヒエラルキーの下位にいる事が圧>>続きを読む
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愛なのに/2022年/城定秀夫
多田は誰も望んでいない恋心を抱えながら生きていた。古本屋でのバイトでただ生活を繋いでいく。
そんな中、自分に想いを寄せる女子高生 岬から求婚される。
想いを寄せる一花>>続きを読む
Daugthers /2020/津田肇/日本
現代を綺麗に切り取られた映画。
小春と彩乃が暮らす生活は、世に暮らす人たちの憧れだ。経済的にも自立して、気ままな女の二人暮らしを演出出来る舞台装置が全>>続きを読む
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ドライブ・マイ・カー/濱口竜介/2021/日本
人が精神にもつ深さを、輝く美談にせず、分かりやすく解説せず。
家福を、みさきを、音を、高槻を、その深さを感じていける。
そんな作品だった。
個人的に>>続きを読む
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最後の恋のはじめ方/2005/アメリカ/アンディ・テナント/(原題:Hitchi)
アレックス・ヒッチは、大学でのイケてない過去から、自分を変え、デートドクターを生業としていた。
世のとびきりイケて>>続きを読む
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共謀家族/サム・クァー/2019/中国
原題は誤殺 迷える羊の向かう先
舞台となるのはタイ。
中国移民のリー・ウェイジェは、裕福ではないが穏やかに家族と過ごしていた。
分かりやすくカスな警察局長の>>続きを読む
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ハロウィン/2018/デビッド・ゴードン・グリーン/106分
一言で言うと「ブギーマンが40年ぶりにパーティを開くよ!」って作品。
テンポ良く殺戮を繰り返し、またホラーとしても見せ方が最高に上手い>>続きを読む
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素晴らしき世界/西川美和/2021
西川美和の映画を見るのは初めての事だった。綺麗事だけが溢れる映画を作る人だと勝手に思っていて、受け付けなかった。
正しくない事をする人は生い立ちもあるから仕方ない>>続きを読む
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孤狼の血 LEVEL2
立川 シネマワンにて観てきた。
1作目の刑事とヤクザが頭を抑え合う社会構造の話から一変。
ごりごりのバイオレンスフィクションになっていた。
とにかくすごいのは鈴木亮平の上林。本>>続きを読む
星の子 / 大森立嗣
舞台挨拶て で芦田愛菜が人を信じるとは何か。という話に言及していて、それも凄くよかった。
信じるが使われる時、それはすごく一方的な意味を含んでる。盲目的に信用する。だから自分も>>続きを読む
私をくいとめて / 大九明子
勝手にふるえてろも良かった。
でも、個人的には私をくいとめてが凄く残る映画になった。
「私だって何もなくてこのミニお局に行き着いた訳じゃないんだよ。」って言葉が耳に残>>続きを読む
あの頃。/ 今泉力哉
誰かと一緒にいないと生きられない時代が誰にでもある。何もうまくいかない生活の中、松浦亜弥、ハロプロが日々を生きる力だった。
好きな思いは友達を作り、自分だけで生きるよりも楽しい>>続きを読む
映画「くれなずめ」を見た。
仲間の突然の死から5年、それぞれの生活の中で、ふと頭をよぎるものが「吉尾」だった。
思い出すきっかけは、所々にあってFacebookの誕生日通知だったり、3秒ルールで拾った>>続きを読む