REMさんの映画レビュー・感想・評価

REM

REM

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.2

2024-05-07 wowow
とにかく底抜けに明るい。大きな破綻もないし、見せ場はそれなりに揃っている。トランスフォーマーはそれでいい。

プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.2

2024-05-03 wowow
出オチなのに冒頭で全部説明してしまう無粋さ。結局殺人鬼が居ると警告されている森にノコノコ出かけていって殺人鬼に襲われるというただそれだけの話。ゴア描写も工夫が足りない
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

2.1

2024-05-02 wowow
配役はさらに豪華。スケールも大きくカネもかかっている。
けどね。主人公補正があからさまで、それがオレTUEEEレベルじゃなくて主人公サイド全員に影響しているのを隠そう
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

2.2

2024-04-30 NHKBS
シンケンレッド志葉丈瑠もとい松坂桃李の時代劇ということで鑑賞。
本格時代劇風に始まり、そんなに深みのないコンゲームと殺陣を経て純愛もの。盛り込みすぎ。
決して超人では
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ロストケア(2023年製作の映画)

1.7

2024-04-26 wowow
センシティブな題材であり、軽々に語ることは出来ないのだが、この映画では明らかにひとつの視点に寄り添って近視眼的に主張を押し付けてくる。原作は読んでいないけれど、場面構
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.4

2024-04-25 wowow
ブレンダン・フレイザーの名演は、やはり『ゴッドアンドモンスター』のイアン・マッケランを連想せずにはいられない。もちろん見た目も立場も全く異なるのだけど、あの、イアンの
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

1.8

2024-04-18 wowow
キアヌ・リーブス、真田広之、ドニー・イェン、なんて知っていてもヨダレが止まらない。その上、まだこんな見せ方があったか、という天井抜きの長回し(風?)銃撃戦。アクション
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

2024-04-16 wowow
紛うことなきSF。小市民ファンタジー。
上田誠と言う人は、世界が結局市井の人たちの営みから出来上がっているということを思い出させてくれる稀有な作家。山口監督もその辺を
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

1.5

2024-04-16 wowow
というわけで、血のハロウィン編だが。
役者陣の年齢とは関係なく、この精神構造はやっぱり中坊ヤンキーのそれ。コンプラ的に実写では高校生にせざるを得ないのは分かるけど、そ
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年製作の映画)

1.5

2024-04-16 wowow
まあこれは前編ではなく3時間半の1本の映画の前半なので、感想は後編で。

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

1.8

2024-04-12 wowow 再見
40年ぶりの再見。陳腐な言い回しだが、とてもアマチュア作品とは思えない。演技を除けばプロ顔負け。内輪ネタ(庵野ウルトラマン)を死守しつつ、あくまで真面目に実相寺
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

2024-04-11 wowow
バリバリの「続く」で減点してなおの高評価。複数の文法を渾然と同時に表現してしまう映像の力と演出力には舌を巻く。そのビジュアルと表裏一体の、強烈なテーマ。身内と全ての宇
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

2.2

2024-04-09 wowow
強く願えば夢はかなう。ただし、かなわなかった人は記憶されない。
実話を元にしているとはいえ、ドラマチックにすぎる。まあ、だから映画になったということなんだけどね。
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忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

1.4

2024-04-08 wowow
う、うーむ。本当はこうしたいああしたい、けど色んな力学で落とし所はここで勘弁してくれ、と言っている監督の顔が目に浮かぶようだ。ヒット監督ゆえの哀しみと言うか。
まあそ
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

1.8

2024-04-05 BS11
TVシリーズと同様、とても人間くさいダメなやつらのオフビートコメディ。何かものすごく心にくるものがある訳では無いけれど、多幸感に満ちている。
シリーズ3期も楽しみ。

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

2.6

2024-04-03 wowow
予想外のロマンチックでエロティックな大人の童話。IntelligenceとWisdomの差への言及があったり、闇を内包したハッピーエンドだったり。さすがジョージ先生。
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

1.7

2024-03-31 wowow
自伝に基づく映画。ということなのだが、展開はほとんどDCかMCU。エピソードの6割は同じなのだが、不穏さではフリードキンに遠く及ばない。が、エンタメとしてはたぶんこっ
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せん(2024年製作の映画)

2.3

2024-03-30 wowow
アクターズショートフィルム4 #4
まさかのミュージカル。生活音の取り入れ方、背景音の不穏さなどなど、かわり技巧的。ミニマムな作りながら、しっかり背後を感じさせてくれ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

2.8

2024-03-28 wowow
超光速で時間操作できるのは、スーパーマン以降の、DCのお家芸。パラレルワールドと泡宇宙的マルチバースの混同もおそらくわざと。明らかにノーウェイホームを意識した、だけど
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.3

2024-03-26 wowow
虚実の混ぜ方が絶妙。南北問題や学歴格差に軽く触れながらも、エルディシュとのエピソードやオイラーの等式への恍惚など、心憎い。リーマン予想もきちんと扱ってるし、好感度高い
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イツキトミワ(2024年製作の映画)

2.2

2024-03-25 wowow
アクターズショートフィルム4 #3
ふむ。雰囲気、気持ちは分かる。けれどちゃんと伝わるかと言うと、そこは疑問。ある意味見る人を選ぶのかもしれない。惜しいというか、残念
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

2.3

2024-03-21 wowow
浅井リョウの物語はトリッキーなものが多いが、本作は意外なほどストレートな卒業群像劇。まあトリックも少しあるけれど。
恥ずかしくなるほど瑞々しい映画。
こんな美形ばかり
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皇家戦士(1986年製作の映画)

2.2

2024-03-18 wowow
当時レンタルビデオ屋で気になりながらも見ていなかった1本。
原宿竹の子族で始まりたどたどしい日本語からのいきなりアクション、が80年代香港映画っぽい。真田広之はかっこ
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.3

2024-03-16 wowow
阿部サダヲ以外全員サイテー。だからと言って阿部サダヲのした事を全面的によしとはできない。長めの回想というか説明シーンで、共感を誘って泣かせようと言うのが見え見えでちょ
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撮影/鏑木真一(2024年製作の映画)

2.0

2024-03-16 wowow
アクターズショートフィフム4 #2
まさかのホラー。思ってもみなかったので結構驚いた。お話に目新しいところは少ないが、デジタル写真を使ったモンタージュはソリッドで記憶
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ハルモニア(2024年製作の映画)

1.8

2024-03-09 wowow
アクターズショートフィルム4 #1何気ない日常の、すこし特別な1幕。じんわりといい話なのだけど、メタな構造はちょっと雑音だったかもしれない。インタビュー部分は、なくて
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

2024-03-08 wowow
冒頭の美しいシーンのなんとおぞましい事か。そして、その後もかぶさってくる恐ろしさ。いやあ、やなものを見た。
それにしても阿部サダヲのにこやかで社交的な死んだ目が素晴ら
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先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

1.2

2024-03-07 wowow
期待していたわけじゃない。そして、期待以上でも以下でもない。とにかく演者がみんな美しい。

青春の夢いまいづこ(1932年製作の映画)

1.5

2024-03-06wowow
想像以上に明るい笑劇。昔の風景や風俗がそれを強く思わせる。
しかしまあ、美男美女揃い。

東京の女(1933年製作の映画)

1.5

2024-03-06 wowow
さすがにこの時代の価値観貞操感は飲み込めない。ただ、カメラが優しさに満ちていることだけは伝わった。

淑女と髭(1931年製作の映画)

1.8

2024-03-01 wowow
喜劇?笑いのツボはなかなか時代を超えないのか。笑劇ではなく喜劇にはさまざまな前提が必要なのか。それでも、なんだか微笑ましく思えるのが不思議である。

非常線の女(1933年製作の映画)

1.8

2024-02-29 wowow
古き良き、とは言わないけれど、まだまだ世界が単純に見えた時代の、ピュアな物語。お話はとてもピュアとは言えないが、出てくる人間はみんなまっすぐ。悪い意味で。

生れてはみたけれど(1932年製作の映画)

2.0

2024-02-27 wowow
90年前、戦前の作品ということで、価値観の古めかしさはやむを得ない。今の視点からすると色々笑えない部分も多い。ただ、それでも最後「お前の父ちゃんの方が偉い」と言い合う
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恋のいばら(2023年製作の映画)

1.7

2024-02-26 wowow
おやあ?割と好きな雰囲気だし松本穂香も玉城ティナも美しいのだけど。なんだか、シスターフッドにしなくてはならない圧力を感じた。ちょっと色々と惜しい。

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

2.6

2024-02-23 wowow
期待通りのヒリヒリ。潜入捜査官多すぎとか人殺しすぎとか色々あるけど、岡田くんの体技でヨシとなる。さらに松岡茉優はやはりいい。坂口健太郎はもう少し狂気が見たかった気がす
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.5

2024-02-23 wowow 再見
25年振りの再見。なんでこんな凄いものを覚えていなかったのか。
人当たりはいいが目が笑ってないティム・ロビンス、疑心暗鬼の塊だが人がいいジェフ・ブリッジス。この
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