しゅりんぷさんの映画レビュー・感想・評価

しゅりんぷ

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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.5

心が大きく揺さぶられる。

セリフが一言一言全て刺さる感覚。いつまでも覚えておきたいわ。

枠組みに囚われすぎて気負いせず、たまにはほっと一息つこうと改めて考えることが出来るわね。

ズオウとヒイタチ
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8


静かな中で物語が進んでいって心地が良かった。

イヤホンで視聴していたのだけれども自然音の中でも奥行きがあるように感じたわ。
ピアノ音楽が少し離れたところから流れたり、目覚ましがなったりと。

淡々
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.4

ロマンス映画とは聞いたものの、少し違う視点での話で面白かったわ。コメディ要素も合って楽しく見ることができるわね。

展開が分かりやすくてある意味楽しく軽快に見ることができるわ。

戦略が緻密で観ていて
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

静か。なのに熱や強さ、葛藤が伝わってくるの。

音楽は少ないわ。でもその分自然音が多く、適度な緊張感が伝わってくる。

周りの環境。会話と表情。雰囲気が張り詰めた感覚。感動する場面もあったわ。

余韻
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

映画が終了した後にわだかまり、考えがぐちゃぐちゃになってしまうような映画。

ダークなのだけれども動きが警戒。映像や音楽が雰囲気を引き立てるわね。

美しさがあるのだけど、愛に狂気が潜んでいる感覚。
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.5

明るく暖かい映画。

時代背景が大きく関わってくる。でも主人公の明るさとコメディーらしい要素で思ってるよりも軽く見られる印象ね。

衣装も美術も華やか。

キラキラしていたわね。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.3

ヴィランにも葛藤がある。ほかのヴィラン実写化映画を見て良かったからこの映画も見てみたの。

ストーリーが思ったよりも華やかで素敵。ただダークな雰囲気も残っていて音楽や映像も美しいの。
サントラをたくさ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

とてもよい。なんだかあたたかかった。

違う環境、価値観のふたりが関わり合う。
あの時代には黒人に対することがあったけれどもそれでも全うしている。

重いテーマのように思うかもしれないけれども、空気感
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.4

これがノンフィクションだなんて。

嘘の通り抜けが見ていてなぜだかワクワクしたの。

ただの逃走劇でないのもポイントね。

何回みても楽しめそうな作品よ。

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

音楽が爽やかで印象に残る映画

80’sの音楽とブレイクダンス

ストーリーは全体的に軽いわね。わかりやすいからさらりと見ることができると思うわ。

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.2

終始とてつもなくロマンチックな、儚さありの物語。

そんな運命的なことあるとも思ってしまうけれどもそれはロマンチックストーリーということもありご愛嬌。

好き避けしてしまう気持ちあるかもしれないわね。
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凶悪(2013年製作の映画)

3.4

とにかく心が曇る。曇って仕方がないわね。

最初の場面から相当ショッキングで心に重りがのっかってくる感覚。

それぞれのバックグラウンドにある葛藤とため込んだ感情。

時間軸が変わる場面もあるけれども
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セブン(1995年製作の映画)

3.2

キリスト教の『七つの大罪』になぞらえた作品。先にその七つを知っているとますます見やすいかもしれないわね。

描写がものすごい。残酷。

シンプルなストーリーの構成ではあると思うの。描写の残酷さを構成の
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.3

美しく爽やかな世界観。夢を観させてくれるような映画。

綺麗に物語が進んでゆく。

状況下だからこその葛藤も見られるわね。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.7

究極の愛。考えられないくらいに、言い表せないほどに大きい愛。

登場人物がみんな恐ろしいわね。様々な視点から。

報われない。狂ってる。だけど最後まで見てしまうの。

展開に思わず声が出る。異質な感
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.1

武士道の精神と殺伐かつ迫力のすごさを持ち合わせたような作品。

洋画にもかかわらず昔の日本人とその文化が明瞭に、しっかりと描かれていて素晴らしかったわ。

日本での暮らしなのもあって、日本語での会話の
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

単なる科学的な映画ではない。
もちろん理論的に物事が進んでいくのだけれどもね。

論理立っているから謎がほどけていくような感覚も見ていて気持ちが良いわ。

議題も今よりも未来なの。だけれども今の雰囲気
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.2

ある広告の展示会委でインパクトのあるこの映画のフライヤーを見て興味を持ったことも一つの見ようと思ったきっかけね。

見ていてソワソワするところも多く楽しめるわね。

唯一無二、個性を求めた結果なのかし
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.1

身を寄せ合って生きている感じね。

ハチャメチャ破天荒な場面が多いのだけれどもそこはご愛嬌。

環境、ゆとりって大切。

色の街(2019年製作の映画)

3.0

映画外の妄想膨らむ作品。

何か青春時代を彷彿させる映画ね。

クオリティの高い学生映画。

オーディション(2000年製作の映画)

2.9

全体的に陰湿な雰囲気の映画ね。

心が沈む感覚にいざなわせる。そしてそんな気持ちに誘導されたわ。

後半急激にサスペンス的な展開につながっていくの。
そして急激な展開、グロさと恐怖に包まれる。

少し
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

ハッカー集団を中心として物語が動いていく予想外な映画。

状況説明が所々あるから思ってたよりも易しく見られたわ。

伏線回収や怒涛の展開があるから見ていてソワソワドキドキするわね。
もう一度見て確認し
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.4

新学期、予想しつつも未知な学生生活の始まり。それをいくつかのターニングポイントを超えながら過ごしていく、優しいけれども力強い青春映画。

見やすい映画なのかなと思う。最初にこの作品のコアな部分がわかっ
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王様になれ(2019年製作の映画)

3.2

実在するバンドが大きなきっかけとなって物事が動いていく、ロマンス映画。実際に記念のプロジェクトで作成されたのね。
the polliwsに詳しくなくても見られる、むしろ好きになるきっかけをくれる映画だ
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.3

その時代の本物の見世物小芸人による映画。
過激な部分は一切なかったといえると思うわ。

決して美しい話とは言えないけれどもすっきりはする映画ね。

見世物小屋というものに全くと言っていいほど馴染みがな
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

完全なるホラーかと思ったの。確かに驚きもあるけれどもコミカルな部分もあって所々笑える。そして以外にも主人公の成長が感じられる映画。

タイムリープものというのもあり、ライトな気持ちであっさりと見ること
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.3

世界観的には穏やかでゆったりした時間が流れているのだけど、いざこざすれ違いが多い。そんな日常の拗らせのような場面を描いた映画。

日常音が多くて自分もなんだかその世界の一員になったような気持ちになる。
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.0

一人一人に焦点を当てつつ『2-6』という人クラスの共同体について取り上げるドキュメンタリー映画。

14歳、自分なりに色々葛藤して、クラスという枠組みともとれる環境のなかでどう日々を過ごしているか。
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ミッシング(2024年製作の映画)

3.8

完成披露試写会にて。

苦しい。胸がギューッと押しつぶされる。
ただなんだか希望というか光も隙間から見えている印象があった映画ね。

あまりにもリアルで、緻密で。

様々な苦悩がぶつかり合って、周りが
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.9

胸に来るものがある、大名作。

モノクロなのにまるで映画に色がついているかのように華やかで、切なさや儚さも詰まっている映画。

知らない世界が開ける感じ、それに伴って世界の見方が変化する様子がとても良
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何者(2016年製作の映画)

3.4

タイトルがぴったりな映画ね。

人間の怖い部分がにじみ出る感じが恐怖。だけれども悪いお話ではないから不思議な感覚になったわ。

なんだか自分たちの教訓になるような感じもする映画。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.8

暗さ、精神的怖さをベースに物語が進んでいくような映画ね。

身体と心、どちらの痛みか分からなくなってくる様子。

複数の鏡が物語の鍵となっていくの。鏡の種類や光で主人公の心情を物語っている。
他にも衣
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.4

美術から装飾、舞台までもが美しい作品。

フィクションでありひとつの仮説としても本当にそうなのでは無いかと思ってしまうくらいに魅了されるわ。

時代ならではの世界観。衣装や立場で地位が示されているのも
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

以前に見たけどもう一度と思いじっくりと鑑賞。

思い出をたくさん作った人。
一緒に楽しいことも辛いことも乗り越えた。
その紡いできた1日1日が大切でずーっとどこかに残っているの。

現在と回想を通して
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.2


オープニングから割とインパクトが強いの。最初は可愛いはずなのにどこか奇妙という印象を受けたわ。

綺麗ではない。むしろそれに反した描写が多いのだけれどもなぜかこの作品の世界に惹きこまれていくの。
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