つぐみさんの映画レビュー・感想・評価 - 25ページ目

つぐみ

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ファーナス/訣別の朝(2013年製作の映画)

4.4

マイルドヤンキーが〜とか言って勝ち誇った気になってる人に見せたいマイルドじゃないリアルヤンキー映画。クリスチャン・ベールの精悍で美しい表情に見惚れる。こんな美青年がペンシルベニアの田舎町にほんとにいる>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

オシャレな人が好みそうな映画だけど、その実全然オシャレじゃないし、非モテというよりはただのドジっ子(しかも萌え要素が一切ない)。

やっぱりモテとかこじらせとかって日本独特の解釈だな〜と感じつつ、とこ
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海を感じる時(2014年製作の映画)

3.0

割とこういう邦画の小品が好き。

でも退屈に感じてしまうのは私がもうキツい恋愛からは退いたせいなのか。

池松くんがすごく70年代っぽいのに市川由衣は前髪も体型も全然70年代じゃないし、脱いでるんだけ
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

4.0

天才は孤独だし、フランス人は恋愛が好きすぎるし、表現の世界はシビア。
どれだけ恋人や友人やファンが支えても、結局自分を救えるのは自分しかいないし、それは華やかで美しい世界でも同じ。

トレードマークな
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.1

ブラピに出会うくらいまではこれから何が起こるのかドキドキしたのに後半狂い出してからもうどうでもよくなってしまいワインをごぶごぶ飲んでいたらいつの間にか終わっていました。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

3.9

園子温、楽しんで映画撮ったんだなーというのがビシビシ伝わってくる。
清野菜名も染谷翔太もYOUNG DAISもキュートだし、佐藤隆太の清涼感もアクの強い作風にはちょうどよかった。
個人的には市川由衣の
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ミルク(2008年製作の映画)

3.6

やはり今回も「実話だから仕方ないよね」というところに落ち着いてしまった。前半はちょっと退屈なんだけど後半の密度には息を飲む。

ガス・ヴァン・サントもショーン・ペンも立派になったなあ。たぶんかれこれ1
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.4

「怒りは君を幸せにしたか?」「怒りにまかせるには人生は短すぎる」いいセリフが満載です。

ラストを知っていても、いや知っているからこそ息が詰まるシーケンス。

エドワード・ノートンの瞳の強さに見入って
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複製された男(2013年製作の映画)

3.7

結果より経過が大事な人にはうってつけだと思います。
訳が分からなすぎてぶっ飛びそうになったけど、ジェイク・ジレンホールが2人もいる世界なんて有難いことこの上ないですね。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.0

綺麗な街、綺麗な映像、クスクス笑えるんだけど私の感性が摩耗したのかスパイク・ジョーンズの世界にはもうあまり感じ入れられないのかも。
スカジョのOSより、元妻より、レストランで食事する派手めの美人が一番
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.3

シャロン・ストーンにもバネッサ・パラディにも容赦無く加齢が襲っているので安心しました。タトゥーロは自分の監督作品に見えなくなるというリスクを取ってまでなぜウディ・アレン御大を共演させたのかね。

氷の微笑(1992年製作の映画)

3.7

久しぶりに見たら全然エロくなくて、思い出というものがいかにデフォルメされるかを思い知った。

シャロン・ストーンの美しさは頂点を極めているし、マイケル・ダグラスの色男ぶりも白眉。セックス依存症になるの
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.5

2000年代のウディ御大の作品で1番面白い(何本か見てないけど)んじゃないかな?でも見ててかなり辛いしキツかった。
オスカー女優は脇汗さえも厭わないのです。

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)

3.1

ヒラリー・スワンクが女性バレしてないっていう設定が分かってなくて、途中クロエ・セヴィニーに詰め寄られるシーンでようやく気付いた…
ここのところ実話ベースの作品ばかり見てて、悲しいとか辛いとか思うものの
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ハード キャンディ(2005年製作の映画)

3.0

eunuch.comって本当にあるのかなあと検索してしまった。本当にあった。
会話劇だけでここまでできるのは凄いけどちょっと退屈に感じるとこもあり。
ジェフの家がカッコいい。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.5

ルディとポールが惹かれ合う様子やマルコに気をとられる描写が薄く感じてあまり感情移入はできなかったなー。あと、79年という時代に全然見えなかったのも気になる。
ラストはとても好き。

ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.1

もうちょっとミズーリ州のこととかよく知ってた方がよかったかも。ジェニファー・ローレンスは私から見ると美人なんだけどある人から見たらブサイクというのも何だか分かる。

メタルヘッド(2010年製作の映画)

3.7

激しいのかゆるいのか、いい話なのかそうでもないのか、変な作風というかつかみどころのない作品だなあと思った。ジョーくんのファンは見なくていいと思いますw

MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.9

リース・ウィザースプーンがさも美人のように扱われているのでアメリカの寛容さをまざまざと感じる。

冗談さておき、主人公の少年2人がとてもいい。
思春期に少年から大人に変わるとはよく言ったものですが、そ
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恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.4

多分ミスチルの桜井さんはこれを見て「ミシェル・ファイファーの唇が好き」という歌詞を書いたんだろうなあ。めくれあがったような唇が扇情的。

久しぶりに見てジェフ・ブリッジスの溢れ出るような色気に圧倒され
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.7

大笑いした後鼻の奥がツーンとするくらい切なさが押し寄せる。
ジェニファー・ローレンスの作品をもっと見たくなった。
日本人にはよく分からない感覚もまたいい。

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.6

いつも通りのタランティーノなのに震えるほど楽しい!
ブラピってカッコいいのにヘタレなのも似合うのは眉毛が垂れてるからですね。
ダイアン・クルーガーは一瞬グレース・ケリーにも見えるしメラニー・ロランも美
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.7

ピーターの部屋に貼っているポスターがblow upなのが気になった。文化系学生が部屋に貼るのはblow upかロリータかと相場が決まっていますがアメリカの学生もそうなのか。ていうかピーター文化系じゃな>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.6

ストーリーよりもインテリアの素敵さが印象に残る。欧米は家屋が広くて羨ましい。そりゃキッチンでいちゃつきもします。

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

5.0

よくあるイギリス映画なんだが、文句なしに掛け値なしにスーパー楽しい。不況とかセクシュアルマイノリティとか実は扱ってるテーマはシリアスなのに清々しい結末。

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

4.0

悲惨で救いようのない、自分とは関係ない世界のことを「知らなくてもいい」と思うか、「知っておいた方がいい」と思うか。

サウダーヂ(2011年製作の映画)

4.2

マイルドヤンキーが〜とか言って優越に浸ってる人々にこれを見せてぎゃふんと言わせたい衝動に駆られます。ぎゃふん。

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

4.4

こんなに面白い作品を見たのはいつぶりだろう。ひっくり返りそうになった。セクシーな整形外科医の恨みは買わないように生きて行きたい。劇中に出てくるワンピースがどれも可愛くて私に似合うと思った(自分で言う)

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.7

このポール・ダノがキモい!2014。
あらすじ的には「え、そうなの?」と戸惑う部分もあったけど、監督や演者のひたむきさに免じてしまった感じ。

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

この作品の一番すごいところは見ていない人にも「○○、××するってよ」という言い回しを広めたことじゃないかと思ってる

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.1

主演二人の絡み云々より私のフランスコンプレックスをチクチク刺激してくれたことが何より。何をやってもアンニュイでちょっと90年代感があって大変好み。ボロネーゼは食べたくならなかった。

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

4.0

バカみたいに銃をぶっ放してバカみたいに首が飛んで人が死ぬので痛快以外の何物でもない。今日のアメリカの資本主義的な象徴がジャスティン・ビーバーであることもよく分かる。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.0

ユーミンの曲がよかったね、という感想しか出ない程度にはジブリ不感症であることを再確認しました。私が見る必要なかった。

ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.0

展開が冗長だったり性急だったり出来はよくないのだが、主演二人に吸引力があってロマコメとしては好き。ジェイク・ジレンホールはたまにV6の岡田くんに見えます。

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

2.1

お洒落なことをしようとしてこれだけダサいんだから映画は演出の占める部分も大きいのだなと気づかされた。ただ原作がいいものなので2時間見るのは苦痛ではない。沢尻エリカのリキみすぎな演技には労いの言葉をかけ>>続きを読む

マイ・ブラザー(2009年製作の映画)

5.0

戦争を直接描写していないのに戦争の恐ろしさ、影響を知らしめる、ここ数年のMYベスト。トビー・マグワイアの瞳に映ったものを見ているような気持ちになる。エンドロールで流れるU2のWinterもベストトラッ>>続きを読む