sodaiさんの映画レビュー・感想・評価

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K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

3.6

1と変わらず、話のテンポが悪かった。何回も見る人物紹介や回想シーン、ストーリーに必要もない登場人物のシーンが多すぎた。その割にはメインのキャラクターたちが深掘りされずに1から何も深まっていなかった。>>続きを読む

K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

3.5

あんまりストーリーに入り込めなかった。キャラ紹介的な要素が大きいのと、カット割が早すぎるのでのめり込むことができなかった。
ストーリーは壮大で面白いし、ラストのバトルシーンはカタルシスを感じられて楽し
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PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.5

シャーピカの共演はやっぱり外さないと実感した。パターンの豪快さと脆さを同時に魅せるキャラクターは大好きになれた。パターンとルバイの露骨な恋愛が無かったのもナイス判断。ユーモアと切なさ、凶暴さを表現する>>続きを読む

アルターフ -復讐の名のもとに-(2000年製作の映画)

4.2

若くてパワフルだけどすごく脆いリティクさんが最高だった。復讐心に駆られる戦闘員として魅せる気迫と、人を想う青年として魅せる切なさがリティクさんの魅力を爆発させていた。家族との関係や許婚との関係も綺麗に>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.7

メインは会話劇だけど常に何かが起こり続けるから観てて飽きなかった。会話から緊張感を高めてバイオレンスで開放する、タランティーノお馴染みの緩急は健在で気持ちよかった。イングロリアス・バスターズみたいに時>>続きを読む

WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

2.8

アクションは楽しいしかっこいいけどプロットが穴だらけだった。ストーリーが進めば進むほど矛盾が目立って、本来成り立たないシチュエーションでのバトルシーンは何を見せられてるのかわからなかった。
初見で見た
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マーダー・ムバラク(2024年製作の映画)

2.4

ナイブズアウトを作ろうとして盛大に失敗してた。ストーリーに要らないサブプロットが多過ぎて間延びしまくってた。一つずつの話しが薄いしメインのストーリーから離れる時間が多くて本当に意味が無いと思う。肝心の>>続きを読む

Fighter(原題)(2024年製作の映画)

3.7

楽しいアクション映画だった。ドッグファイトのシーンも地上でのアクションも迫力があってかっこよかった。 
登場人物が多い分いろんな人のドラマがあったけど、結構どうでもいい部分が多かったからそこ削って大事
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アメリカン・パイ(1999年製作の映画)

4.6

認めたくないけどめっちゃ共感できてしまった。
どうしても済ませたくて奇行に走る主人公たちは見ててめちゃくちゃ笑ったけど何故か応援したくなった。とくにライブカメラを目指して全力ダッシュするシーンは最高に
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ヴィクラムとヴェーダ ヒンディー語版(2022年製作の映画)

4.0

正義と悪の境界が曖昧になるストーリー展開が秀逸だった。南インドっぽい殺伐とした世界観にヒンディー映画のスターをぶち込んだ雰囲気が絶妙にハマった。
最後までミステリアスでカリスマ性を放っていたヴェーダと
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LUDO ~4つの物語~(2020年製作の映画)

4.8

偶然のうちに互いの思惑を引っ掻き回し合うようなクライム群像劇は他でも観たことがあるけどこの作品はキャラクターのイカれ度合いが最高だった。特にラージクマール・ラーオの報われない有能キャラとしれっとサイコ>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

4.6

追い込まれた人間たちの群像劇と人間ドラマにサスペンスフルなストーリーが合わさって飽きずに観られた。
常に何かに追われているシェフやスタッフのシーンは緊張感があって惹きつけられた。次々に移り変わるいろい
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(1975年製作の映画)

4.7

クールガイなアミターブ・バッチャンがひたすらかっこよかった。
3時間以上ある中でひたすら感情を動かされてあっという間に終わってた。時間をかけてじっくりユーモラスに時にシリアスに描かれる人物描写のおかげ
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ゲーム(1997年製作の映画)

2.8

プロットツイストを見せようとし過ぎた結果ストーリーの説得力が無くなって残念な作品になってた。どんでん返しが連続する中で初めは楽しかったけど全体としてどんなストーリーになるのか掴めなかったので途中で飽き>>続きを読む

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.4

初めてのヒッチコック作品。
冒頭の情報量の割にストーリーが結構単純で肩透かしを食らった感が否めない。ラストまで特にひねりもなくて退屈した。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.9

アーリヤーバットが見られて幸せだった。
 
設定は見飽きたような枠だし、ヴィランも悪いだけの浅い人間だったけどストーリーの展開の仕方のおかげでのめり込むことができた。

レイチェルとケヤ以外の人物描写
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Adipurush(原題)(2023年製作の映画)

2.7

ゴールドプレイのadventure of a lifetimeを永遠に観てる感じがした。(伝われ)

せっかくプラバースを使ってるのにCGIマシマシのせいで彼の神々しさがなくなってしまった。古典神話の
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.2

人の醜さ、不穏さの描き方が天才的だと思った。少年の謎に包まれた本性が映画にずっと影を落とし続けていて緊張感を高めていた。彼の不穏さがぼんやりしたものだったのに対して、そのほかの人間の汚さは鮮明に描かれ>>続きを読む

dot the i ドット・ジ・アイ(2003年製作の映画)

3.6

前半はよくあるようなストーリーがただ流れるものの、何かが裏で起こる不穏さや音楽、撒かれる伏線で飽きることは無かった。とはいえストーリーが本格的に動くまでは少し遅かったし一度話に区切りがついた後の最後の>>続きを読む

カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

4.8

ヴィランの強さ、脅威が余す所なく表現されており、コミカルなこの作品をちょうど良く引き締めていた。初めは疎まれていたパンダが段々と仲間に受け入れられ、自身も責務を自ら負うストーリー展開は見ていてとても興>>続きを読む

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

4.4

本格的に物語が動くのは後半だが、前半のメインである恋愛の場面もキャラクター描写がとても上手い上に、伏線を散りばめていたのが良かった。ゲスト出演のシャールクカーンが短い間でしっかりと存在感を発揮していて>>続きを読む

メガマインド(2010年製作の映画)

3.8

 メガマインドの悲惨な幼少期を描いて共感のできるキャラにしたかったのは分かるけど、結局自分でやった事の後始末をする映画なので、特に応援はできなかった。 
 
 非モテ男性のヴィランは人間性がとてもリア
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.8

 ドリームワークスの中でもトップレベルに楽しめる作品だった。
 プスは相変わらずカッコよかったけど何よりもヴィランが最高だった。ポップな作風の中でただ不気味さだけを醸し出して、プスを追い詰める完璧な悪
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殺しが静かにやって来る(1968年製作の映画)

4.3

マカロニウエスタンの中で1番好きな作品。ダークな作風が特徴のコルブッチ作品だけど、この作品こそ真骨頂じゃないかな。他はまだ「続荒野の用心棒」と「ジャガー」しか観てないからもっと彼の作品に触れたくなった>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

5.0

ジャッキーの生身のスタントの連続でめちゃくちゃ面白かったー。ただのアクションじゃなくて法廷劇とか、正義のぶつかり合いとかまで丁寧に描かれててストーリーも良かった。ラストの電飾アクションは言うまでもなく>>続きを読む

長ぐつをはいたネコ(2011年製作の映画)

4.4

「マスクオブゾロ」に負けないほどの剣捌き、「デスペラード」に引けを取らないほどの恋愛、ドリームワークスお馴染みの派手なアクションと下品なコメディを観られてとても良かった。個々のキャラクター描写も丁寧に>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.3

デイヴィッドフィンチャーらしいストーリー運びがとてもよかった。特にリスベッドのキャラクターがとても興味深かった。

シン・シティ(2005年製作の映画)

4.5

ロバートロドリゲスの味と原作のフランクミラーの味を潰さずにお互い引き立てあっていてとても良い作品だと思った。特にドワイトのチャプターはシン・シティ本来のシックさとタランティーノのシュールさ、ロバートロ>>続きを読む