このレビューはネタバレを含みます
この時代に、何かに命を賭して自分の存在意義を見つけないと周りの人も大事にできないヒロイズム?マッチョイズム?を気持ちよく叫ぶの、はて?と思っていたらわりとあっけなく倒されるゴジラ乙。しかし背びれのギミ>>続きを読む
相撲の仕組みや精神、相撲部屋の雰囲気、力士の生態などが満遍なく伝わって興味深い。外国人向けに紹介するドキュメンタリーのようでもあり。力士ってみんな同じようなこと言うのはこうやって育ってるからかと納得。>>続きを読む
自宅(と呼ぶのも憚られる、邸宅)の広大なお庭とそこに咲く草花をパートナーと2人で摘む姿が美しすぎてめまいがする。食事の準備も中世か?というテーブルセッティングで自宅がもっと観たかった。
ジルサンダーからDiorに招聘され、お手並み拝見に対するものすごい重圧を見事に跳ね除けて最高のショー。過去のコレクションやDiorの邸宅から得たインスピレーションが世界観にどう反映されるのかの過程が興>>続きを読む
漫画はざっくり読んだことあって映画館へ。当然ながら漫画じゃ聞こえない音、あーほんとに大ってこんなサックス吹くんだな、ゆきのりって小洒落たソロ弾くんだな、というのがそのものでよかった。
ドルビーアトモス>>続きを読む
後悔が消化される大人のファンタジー。アメリカンな感じ、日本人には心からは理解できないかもしれないけど。強い印象があるわけじゃないけど、こういうのって何度も地味に思い出したりするのよねえ。
もはや遠くに忘れ去っていた中学生の頃バスケ部だった時の記憶が蘇ってきた。体育館の匂い、バッシュの音、シュートの感覚、試合の空気とか。最近見てたらワールドカップと同じように試合を見てる気持ちで、サイド空>>続きを読む
悪ぶりたいお年頃ってあるよね、それってアメリカだとこんな感じなんかねーの回。しかしこのイキりたい年頃の独特の感覚を等身大で撮れてるのはすごいのかも。フィルムインフィルムの最後はよかった。
去年、立憲民主の党首選の頃見たんだった。そのあとずっと、思い出すので心に残る映画だった。真っ直ぐすぎて政治家に向かないと言われながらもがく姿と家族や周囲の姿で、政治家ってものがリアルに感じた。
続編が>>続きを読む
スパイダーマンってこんなに苦悩に満ちたヒーローだったのか。迷える2000年代アメリカらしさ。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
パロディに溢れた風刺的な展開に加えて登場人物ほぼ全員どこかしら行動が胸糞な展開が続き、ずっと心地悪いんだけど、まあそれが人間でありリアルだよね。全方位的に素晴らしい人なんていないし。
豪華キャストに目>>続きを読む
海にハマりすぎた風変わりな人を1日目から追い続けた製作陣がすごいと思った。タコ、タコと男、タコと男と息子、タコと男と息子と製作陣、という多層構造を考えてしまった。こんな話をアカデミーノンフィクションに>>続きを読む
ひたすら皮肉で英米の1年を振り返る小品。日本のバラエティに飽きた時にちょうどよろしい。
ミーハーの御多分に洩れず昔から好きだが、「ファッションが教えてくれたこと」を観た後で観直してみると、編集部の雰囲気もアナウインターのキャラクターもかなり忠実で、2倍楽しめた!
相変わらずストーリー、特>>続きを読む
圧倒的なものってめちゃくちゃな縦社会の中じゃないと生まれないんだよな…とローマとバチカンでカトリックの建造物群を見たときに圧倒されたことを思い出した。
移動の時は目を開けていましょう。
前半テンポが悪くて乗り切れなかったが池田屋以降は盛り上がってなんとか。芹沢鴨、沖田総司、近藤勇など役者がハマっててよかった!
歩いているだけで最強にかっこいい三船敏郎。どのカットを切り取ってもスタイリッシュ。
これが実話なのが何よりもすごい(飛行機の話まで含めて!まじ?)
穿った見方かもしれないけど、リーダーシップとPR視点でも面白いなと思った。アパルトヘイトの終わりの象徴として、国民的スポーツの機会を活か>>続きを読む