bennoさんの映画レビュー・感想・評価 - 22ページ目

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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

クリント・イーストウッド監督・主演の映画

戦争帰還兵の老人ウォルトは偏屈で、頑なに自分の意見を曲げようとしません いわゆる老害

愛する妻を亡くし、フォード社製、72年型グラン・トリノという車と愛犬
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

4.2

3編のrendez-vous(ランデヴー)を描いたオムニバス映画です

誰が見ても、特別カッコいいとか美しいとかいう役者さんは皆無(チャーミングではありますが…)
話の結末も情け無かったりしますが、そ
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サブウェイ(1984年製作の映画)

3.2

パーティに招かれた男、フレッドが重要な書類を盗み出し、地下鉄の駅に逃げ込んだところから話が展開していきます

冒頭のカーチェイスは、流石、リュック・ベッソン監督の真骨頂、もっと観たかった〜っ!
クリス
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読書する女(1988年製作の映画)

3.2

作家コンスタンスが自分の本『読書する女』を朗読する物語

その本の中の主人公はマリー、本を朗読することを職業としています

脚の不自由な少年には、モーパッサンやボードレール
100歳の将軍夫人には、ト
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.6

育児放棄された自閉症の子供マルコと擬似家族のように暮らすことになるゲイカップル、ルディとポール
とても微笑ましく、幸せな日が続きます

しかし、70年代当時の社会制度や、差別・偏見により、その幸せな生
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カミーユ・クローデル(1988年製作の映画)

2.5

彫刻家オーギュスト・ロダンの弟子であり、愛人でもあったカミーユ・クローデルの生涯を描いた作品

ロダンは彼女の才能を認めますが、それを盗用して、名声を高めます

カミーユの彼に対する想いは遂げられず、
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.5

人間の心理に訴えるとても恐ろしい、でも興味深い作品です

この映画を観て最初に思い浮かべたのは、ハーバード大学のサンデル教授で有名な『トロッコ問題』
究極の選択です

心臓外科医のスティーヴンは、妻ア
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.0

とても醜い、男同士の足の引っ張り合いのお話
X-MEN vs BATMAN でノーラン兄弟の作品、期待値も上がります

マジックが題材ということもあり、伏線も多数散りばめられ、時系列もバラバラで、多少
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.0

現在と過去の時間軸が交錯する複雑さはありますが、徐々にそれらが繋がり、いつの間にか引き込まれてしまいます 面白い見せ方です

望まれずに生まれたケヴィンは決して母親(エヴァ)に懐くことはなく、成長する
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.4

『異食症』ー 摂食障害の一種で、文字通り、異物を飲み込む病である

この作品で、初めて知ったのですが、不安や緊張など精神の不安定が影響していることが、主な原因だとされているそうです

次期CEOの夫と
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COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック(2015年製作の映画)

3.2

伝説のバンド、ニルヴァーナ
カート・コバーン(ボーカル兼ギター)のドキュメンタリー映画です
あまりにも繊細すぎて、弱さから薬に手を出し、自分で自分を壊していきます いつの時代にも誹謗中傷、言葉の暴力は
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ロリータ(1962年製作の映画)

3.9

ロリータ・コンプレックス(ロリコン)という言葉を生んだ、ウラジミール・ナボコフの名作、同名『ロリータ』をスタンリー・キューブリック監督が映画化

中年男性ハンバートが少女ロリータに恋愛感情を抱き、破綻
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

病気の不安に怯えるシャンソン歌手クレオの5時から7時までをリアルタイムに描いたアニエス・ヴァルダの作品

不安で押し潰されそうな素のクレオと、鏡に映る自信に満ちたスター歌手のクレオ
心の揺れ動きを鏡を
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.4

有名ミステリー作家ハーランの85歳の誕生日を祝って、彼の家族が豪邸に集まることになるが、その翌日、彼は遺体となって発見される
ダニエル・クレイグ扮するブノワ・ブラン探偵が事件解決の依頼を受け、謎を解く
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.4

緊急通報センターで働くアスガー
彼が電話の音声だけを頼りに事件の真相を突き止めていく、one situation movie.

リスニングの試験以来です、こんなに音声に集中したのは…
聴覚を研ぎ澄ま
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嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

3.6

病弱でマザコンの夫カミーユと息子を溺愛して嫁いびりが激しい姑、その間で長年従順に尽くしてきた嫁テレーズ ある日を境に、テレーズはトラック運転手のローランと不倫の恋に落ち、ある事件へと発展する…

大好
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.2

トランスジェンダーの国語教師ロランスがある日「女性になりたい」とカミングアウトし、そのことによって変化していく彼?(彼女)、恋人フレッド、家族の関係を描いた作品

素敵なシーンが沢山あるのですが…
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

主人公カルリートスは犯罪とは程遠い美貌の少年 でも、幼児体形でお腹ポッコリのところはまだ幼さが残っていて危うい

凶悪な一面と純朴な素顔
そのアンバランスさがたまらない

アルゼンチンで実際に起こった
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

コーンヘッズを観たら blues brothersをまた観たくなっちゃいましたーっ💦

やっぱり 何度観ても blues brothers 最高!
カッコいーい! カッコ良すぎ!
曲も最高だし キャス
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コーンヘッズ(1993年製作の映画)

3.5

コメディ番組SNL(Saturday Night Live) でのコーナーの映画化
とっても懐かしい〜っ!

兎に角 Dan Aykroydが最高!
滅茶苦茶 笑えます

挨拶はいつも “Greeti
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パーソナルソング(2014年製作の映画)

3.9

認知症患者への音楽療法がもたらす有効性を取り上げたドキュメンタリー映画

施設に入っている患者たちは多くが塞ぎ込みがちで孤立している
彼らに音楽を聴かせると皆表情が明るくなり身体を動かしたり声を出した
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.8

Je l’aime beaucoup, qu’est-ce que c’est mon bonheur?
Qu’est-ce que votre bonheur?

印象派の絵画🖼のように美しい映像
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.8

C’est très très beau, l’image dans ce film.

自然の美しさと人間の残虐さのコントラストがすばらしい

観終わって 疲労困憊です

ディカプリオ 圧巻!

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.2

Pourquoi ils sont cools, les personnes âgées de l’étranger?

コミカルだけどカッコいい

歳を重ねることが素敵だと思える社会になることを願い
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