tnnさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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シネマ歌舞伎 唐茄子屋 不思議国之若旦那(2024年製作の映画)

3.4

宮藤官九郎、中村勘九郎、中村獅童といえば大好きな「いだてん」トリオ。
大量の芸達者が舞台狭しとぎゅうぎゅうに濃い絡みとお芝居と江戸弁で魅せる。

特筆すべきは中村獅童さん演じる大工の熊さん。
勘九郎さ
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スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

3.5

セス・ローゲン好きなのにノーマークだった映画。

山のように作られているテーマなのに、しっかりおもしろい。
セスの突き抜けた"それ"一辺倒はすがすがしいし、エヴァンとフォーゲルのバカすぎない愛おしいバ
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サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.4

見に行くかどうしようか迷ってたけれど行ってよかった(映画館向きかというとアレだけど)。

キャスティングであいつは誰?はだいたい察しがついてたけど、飽きずに、各種●し方に感心したりして楽しめた。

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宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

3.3

ものすごく楽しみにしていたのに、同じ回のお客さんやたらとゲラゲラ笑う人がいて(しかもそうおもろくないところでも笑いやがる)、興ざめ……。

おもしろさが半減してしもうた。
24年の映画初めは大失敗(´
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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

3.4

オーソドックスな要素も多々あるけれど予想しづらい展開と設定の数々。
フィリピン文化がマイナーなのも影響していそう。

エヴァ・グリーンさまの美しい目は健在。

乗っ取りもので済まさないおもしろさがあっ
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ウルフマン(2010年製作の映画)

3.1

評価低い…
確かにものすごい豪華だけどなんというか盛り上がりに欠けるというかなんというか。

ひねりはないけどひねる必要はなく、でももう一声な如何ともし難い感じ。

髪型のせいか、ベネチオ・デル・トロ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

日本育ちでない監督脚本&日本が舞台&日本の役者さん出演作品で、ここまで日本の描写や言葉遣いや設定や展開に無理がなくスッと入ってきたのは初かも。

Japanをことさら強調しない東京のなんでもない風景と
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TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.1

トーベ・ヤンソンの激しい愛の遍歴とムーミンたちの存在が相反しているようにも一部そのまま反映しているようにも見える不思議な味わい。

ムーミンたちがちょっとでも小さく映り込むだけで、画面が急にかわいらし
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

3.3

見逃し続けて20年も経ってしまった…恐るべし時の流れ。

親子の確執とかマフィアとか料理評論家対応とか諸問題あるのはわかりますが、ダンカンが公私共にひどすぎて頭を抱えてしまった。(周囲も腕がいいからっ
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カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

3.4

声に出したくなるタイトルなのに見れてなかったシリーズのひとつ。
密室、未知のウィルス、政府への不信、タイムリミット、オールスター…など満漢全席な作品。
当時は手に汗握る展開だったんだろうなあ。

アメ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.2

久しぶりに主人公の身勝手ぶりとずる賢さとあり得ん意思の弱さとエトセトラエトセトラ…にスクリーンを殴る寸前のストレスフルな映画でした。
いろいろあったことは言い訳にならん。

オーストラリア映画なのを全
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シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.4

カフェでたむろし偏見に満ちた輩をまるごとシチリアの海に沈めたくなる。

そしてマンマのトマトソースたっぷりペンネと玉ねぎサラダをシチリアの太陽と風のもとで食べたい。うさぎも。

多少はいい世の中になっ
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ボルサリーノ(1970年製作の映画)

3.1

スーツとハットとベストの大博覧会!!(水着もあるよ)

ベルモンドさんって失礼ながらアジアウケしないよなあ。なんだろうくちびるの形状かな。ご陽気そうだからかも?

バディものだけどアラン・ドロン一択。
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.4

映画の日公開初日とあいまって大きな映画館がほぼ満席!!
リドスコ祭り開幕。

生ガキが大好きなあまりたくさん食べたいから吐きながら食べたとか、背が低かったとか、クーデター起こしたとか、馬乗ってヒヒーン
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

他の方も評しているとおり、正統派にして今どきのおもしろさも兼ね備えているすぐれもの。
リアタイすればよかった。

刑事&逃走といえば…の地下鉄、食肉工場、厨房がフルで出てきて最高でした。

Cボーズマ
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.6

むかしむかしジーン・ハックマンがかっこいいと思ってた小学生だったなあと思いながら初鑑賞。
デフォーさまがこのときは若手優等生的エリートポジ!!
感慨深い。

ジーン・ハックマンの圧倒的存在感と有無を言
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

主役2人よりも周囲の配役が俄然おいしい映画の代表格。
お話のつなぎがなんとなくぎこちない以外は満足でした。

ゴジラブランドの凄さと継承の確からしさ…。
大事な文化のひとつ。

キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.4

まったく存じ上げずのなんでもアシスタントさん。しかも元俳優さん。

でも、クリエイティブワークと地味な事務仕事と交渉事とペットの世話までやっちゃうその手腕はただものではないはず。
働き方とか滅私ぶりは
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.4

吹替版一択!!と固く心に誓って実行。

膨大なセリフとお下品セリフの数々と語調でしかわからないおもしろさが吹替版だと抵抗なくスっと理解できる(正確には字幕版と見比べなくてはだけど)。

ただもうちょい
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

映画館で予告を見て犬神家の一族みがあっておもしろそうと思った直感を信じてすたこら。

犬神家の一族みどころかほぼほぼ犬神家の一族なんだが(終盤は違います)、バディものとしても楽しく、鬼太郎誕生の瞬間の
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.5

なんにも考えずに見れる映画を!!と思って再生▶

主人公が中1設定だからか、おこちゃま展開しすぎずよかった。戦争も和平交渉もちゃんとやるポリシーが◎。

クリストファー・ウォーケンが悪いテキトー趣味爺
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やじきた道中 てれすこ(2007年製作の映画)

3.3

この系統の作品を楽しめるようになったのは大人になった所以か?
細かいつなぎは脇においておいて楽しくばかばかしいエピをぽんぽんと置いていく感じの展開。

とにかく柄本明の顔芸に尽きる。

お喜乃が放つ悪
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インファナル・アフェア 4K(2002年製作の映画)

3.5

セキュリティセキュリティと毎日言われる身で改めて見ると、アンディ・ラウ→組織側への情報提供がなかなか雑だなあなどとつまらないことを言う大人になってしまいました。

トニー・レオンの色気と哀愁、愛した女
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.1

時系列がいりくんでいるのだけどなんとか理解…したと言えるのか??

政府の建物の異様な空間が印象に残る。
視覚が不自由な方々の描写はなにかの隠喩?

わからなすぎってほどでもないがわかったとは言えない
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.3

ヴェニスに死すの後に日本であないな活動をしていたとは…((((;゚Д゚))))ガクガク

彼女のブチ切れもすごいし、生活能力のなさもすごいし、生い立ちやその後の人生も。
なんだかんだ生きながらえて
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.5

一人暗殺部隊(部隊やないやん)によるナチス殲滅作戦!!
主人公はほぼほぼ台詞なしで殺しまくり、死なない。

特に目新しさはないけどぐいぐい見せる!!

ナチスがクレバーリアリストなのも、ふてぶてしいお
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悪のクロニクル(2015年製作の映画)

3.6

展開が凝っていてシンプルにおもしろい!!
こういう作品に巡り合うと嬉しくなる。

韓国刑事モノにほぼ必ず出てくる若手刑事ファッション(ブルゾン+スキニーパンツ)はここでも。

マ・ドンソクの上腕二頭筋
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竜二(1983年製作の映画)

3.4

20年くらい前にやたらとCSで放送していて、若かったからか人生経験が浅かったからかなんじゃこりゃと思ったきりほぼほぼ忘れていた映画。

ふとしたことで初のスクリーンでお目にかかる。

80年代前半の大
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.3

思っていたよりも日記風で淡々と。
勝手に期待していたのだけどいまいちハマれなかった。

東京はハム音がするのかーというのと、ドイツの観光客は好かれていないというのと、整理整頓すごいというのが浅い浅い感
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レフト ー恐怖物件ー(2020年製作の映画)

3.3

インディー・ジョーンズシリーズ4,5作の脚本家さんによる脚本および監督作。

アメリカっぽくない非マッチョな仕上がり。

食料品店のおやじさんが謎すぎます。

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.3

パート1があるのを知らずに高校生やら大学生グループに混じって映画鑑賞。

雑誌スタンドの演出がかっこよく印象的。
悪魔の化身ともされる、アレが割とそのまま出てくるの斬新。
レイダース的謎解きもあり(子
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ブラック・シー(2014年製作の映画)

3.5

サスペンスアドベンチャーとあったので、なんだかんだバンザーイ黄金祭りぢゃ!!なエンディングかと思いきや……。

潜水士さんが出された煮込み料理(美味しそうやないか)をもぐもぐ食べていればこんなことにな
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.5

監督のダラボンさんはSキング原作モノを得意としているんだなあ。
そしてあのミスト!!!をも!!!

なんだかんだ見ていないシリーズのひとつ。ファンタジーと酷な現実とのバランスがちょうどよい。

パーシ
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真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

3.4

昔昔雑誌Screenの表4広告に載っていた記憶。

ねちねちと理不尽に詰問する政府側を全員並べてドロップキックをお見舞いしたくなる。

苦悩の果てに行き場をなくしたり、失われた才能や作品に思いを馳せて
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殺人の疑惑(2013年製作の映画)

3.1

キム・ガプスさんの真骨頂。
どうでも良いですが、ガプスってお名前は韓国ではだいぶ珍しいのでは。

韓国未解決事件のひとつをもとにしている本作。
なぜだか勝手に日本の類似事件(こちらは犯人逮捕されたけど
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.4

人類最強(効率良子さん的に)はマッコールではなかろうか。

序盤で早々に腕時計をしまってしまい、タイムレスにシチリアを満喫されるも何処にも寄生虫はいるのでした。

客層やらお話の展開やら見るに、高年齢
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