Cさんの映画レビュー・感想・評価

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FALL/フォール(2022年製作の映画)

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“ふーん“と思いながら観ていても(普通に観るのは無理)手汗は出るものですね。
オデッセイみたいにプロならではの脱出方法を見い出すのかしらと思ってたけどそういうわけでもなかった。

信頼の出来ない語り部
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

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こちらがまじめに観ようとしてるのにコメディやられたら観る気なくすって。
沈んでくとこのCGもっとなんとかならんかったのかな。

砂の女(1964年製作の映画)

5.0

とんでもない作品を目撃してしまった。
ここ10年の間に見た映画の中で間違いなく最もヤバいやつ。
映像、音楽、役者の演技。

特筆すべきはマクロレンズの使い方。
虫のクローズアップにはマクロレンズ必須だ
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関心領域(2023年製作の映画)

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映像がかなりデジタルチックでドライな質感。廊下から見た窓の外はかなり飛んでおり、部屋の照明の周りなど明るい部分のトーンは均一でのっぺりとしている。人工的な映像に広角レンズのフィックス多めのカットが続き>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

30-40代の女性には刺さりすぎて死ぬと思った。まわりの男達はクソみたいな奴ばっかりだけど、こんなレベルの男を彼氏って言いたくもないし、いい男が近くにいたら寝てみたい。結婚や出産もしてみたい。だけどま>>続きを読む

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.4

輩のバイクのデザインからしてもうニヤニヤしちゃう。演出、カット割、カメラワーク、全てがキレッキレ!映画を劇場で観る喜びはこれなんだよなあ、、、としみじみ感じちゃって泣きそうになった。
女たちが皆強くて
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.5

インド版ニューシネマパラダイスというより、インド版フェイブルマンズだ。あとはシング・ストリートみたいでもある。

覗き窓から観る映画はまさにキネトスコープだし、家族が生活する線路沿いの風景はラ・シオタ
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ミッシング(2024年製作の映画)

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青木崇高ってこんなに演技上手かったっけ、、て思ったし石原さとみこんなに演技下手だっけ、、て思った。

突入せよ!「あさま山荘」事件(2002年製作の映画)

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コメディなのかよと思ったらちゃんとシリアス。タバコ禁止にされてから会議中みんなガム噛んでるのかわいかったな。

メットガラ ドレスをまとった美術館(2016年製作の映画)

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中国をテーマにしたファッションの展示開催へ向けて、胃に穴が空きそうになるドタバタ騒ぎの顛末を撮影したドキュメンタリー。国をテーマにしたファッションを扱うのはたしかに難しい。ファンタジーと現実の間でさら>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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川の流れが清流すぎて早く汚ねえ川に戻らないと死んでしまうと思ったくらい綺麗。
愛すべきオタクムーブ。
台湾の風景が美しくて旅行で行った台北や台南を思い出した。
ニナリッチのレールデュタン、私も持ってた
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ウォレスとグルミット/ベーカリー街の悪夢(2008年製作の映画)

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ペンギンの時といい、ほんとにサスペンス表現が秀逸なんよ。鏡越しのグルミットのシーンとか、そこまでやる??という。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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ゴジラからシャキンシャキンと出てくるのはかっこいい。
人物のふざけた台詞が全部アルピーの平子さんすぎてゲラゲラ笑ってしまった。
戦争へのメッセージがあまりにも吉岡秀隆が現代から抜け出してタイムスリップ
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辰巳(2023年製作の映画)

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こじんまりとしたレオンといった感じ。復讐の為に行ったり来たりする。後藤のキャラはみんな好きだと思うしチンピラは全員顔が良かった。人物がどこにいるか距離感が掴めない編集は致命的だと思う。

生きる LIVING(2022年製作の映画)

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これはこれで良いのですが志村喬の凄さと魅力を改めて実感できた。ビル・ナイはロマンスグレーのイケオジすぎるんだよなぁ。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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森の緑が美しくて前半は観てて心地よかった。トンネルあたりで微妙にうっすらドリーズームかけてるのが不安感煽ってて良い。
男の加害性は気持ち悪いわね、は勿論そうなんだけど、生まれてきたものの中にハーパーの
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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当時の戦争の大まかな流れの予習は必須、噂通り登場人物が多すぎてついていけないのと相変わらずのノーラン節に話の内容も理解したとは言えないが、撮影や音響、俳優の演技で劇場で観る映画としては十分楽しめた。体>>続きを読む

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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インド版都会のアリス。神を信じ神に従って行動する主人公は英雄で、英雄には試練がつきものなのね、って思った。

走れない人の走り方(2023年製作の映画)

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お父さんが「お前は大きい賞を獲ってるんだから」て娘のことが自慢なんだろうなと思う。
猫が見つかったのが転機になったのかな、、?よくわからなかった。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

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面白かったけどやはりサイコパスキャラの扱いは難しいと実感させられる。
ルームライトを倒したり、テーブルの上のグラスを投げ飛ばしたり(その後自分で掃除したのかな)、クラシック流したりとか、古い演出だなー
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

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ザ・世にも奇妙な物語テイストで非常に見やすかった。ただし時系列シャッフルは伏線回収として成功してる場面もあるけど、わざとわかりにくくする以上に意義を感じられないので、これが性癖に刺さってたまらんわとい>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

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実話ベースとはいえことあるごとに〇〇年後って時間が飛ぶの笑っちゃう。実話をもとにした未解決事件の話って珍しい気がする。あれか、帝銀事件を松本清張が書いたみたいなことか。
ロバート・ダウニー・Jr最後の
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成功したオタク(2021年製作の映画)

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グッズのお焚き上げで思い出を語るところ、心当たりありすぎて泣いてしまった。
幸せな推し活とはなんなのかね。
推し活はそもそも幸せなものだろうと。
「私達が貢いだお金を悪いことに使うな」、というのは気持
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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プロレス一家の物語だけど、プロレスそのものでカタルシスがあるわけじゃないから(むしろしんどい)、あくまで家族の話と思って観た方がいいと思う。これがフィクションならそんなことあるわけないだろ、なんだけど>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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最後の長回し、タクシーが着くこの2分間で2人の人生が変わるのかも、と思ったらめちゃくちゃドキドキした。たぶん、いや絶対に、お互いに行動を起こさないとは知ってるんだけど。あの2分間にifの可能性、別の世>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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ほぼカイジ。青春映画にも感じる。クルーゾー版とも若干オチが違うけど、あのバッドエンドがアメリカンニューシネマみたいだからかな。嵐の橋渡りを乗り越えた先のあの大木の出現は、映画史に残る絶望シーンなんじゃ>>続きを読む

恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

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自業自得ではあるんだけど(浮気とかね)、こういう目に遭ってる人はリアルにいそうだな〜と思う。昔の映画はエンタメに終始してて良いね。シンプルにスリラーがスリラーとして成立するのは、令和においてはないのか>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

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美術、背景、キャラクターデザイン、作画、最高ゥ…!ラジカセ、階段の下で固定電話を引っ張って友人とのお喋り、緑の缶のスプライト、いまはなきあの頃の東京の風景…(小田急線の成城学園前!)トレースではない美>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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ドリーショット、広角レンズ、パン、シンメトリー、の繰り返し。これだけ作家性が強いのに一定数のファンがいることは凄いこと。好きな人にはたまらないだろうな。そうじゃない人はもうそろそろ観ないという選択があ>>続きを読む

WILL(2024年製作の映画)

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動物の死体がたくさん出てくるので苦手な人は注意です(途中から慣れた)。狩猟する人と週刊誌の記者が全く同じことを言ってるのが不思議で面白かったな。
なぜ狩をするのか?みたいな哲学的な部分よりも、狩猟会の
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.8

ずっとうっすら泣いてたし思い出しても泣ける。
「みんなのこと嫌いって言っちゃう。本当は好きなのに。」
「大人になっても覚えていたいことは、2つあって迷ってて。アイス食べた時と〇〇さんとLINEとか電話
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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キャップをかぶってダウンジャケットを着てブリンブリンをつけて…という“黒人はこうだろう“という偏見。サムネイルの意味が観た後でわかる。表面的な偽善がいかにくだらないか。アカデミー賞の件があったので非常>>続きを読む

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.0

『Weare the World』の曲はもちろん知ってるしMVも見たことがあるけど、オールスターが集まって曲を作った、という事実しか知らなかった。
このドキュメンタリーはあの曲の録音風景を撮影した記録
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