TheArchivesさんの映画レビュー・感想・評価

TheArchives

TheArchives

映画(188)
ドラマ(0)
アニメ(0)

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.1

旅に出るって凄く開放的で、普段ならしないであろうこと、知り得ないことと巡り会える貴重な時間。
旅で出会った男女の関係の変化、冒頭とラストの繋がり、その描き方がとても美しい!

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

面白い!
思うのは、とにかく邪気のない、純粋な気持ちこそがほかの何を差し置いても尊く素晴らしいものだということ。
周囲の意見、世間体なんかでいとも簡単にそういうものが奪われてしまう。だからこそ、手に出
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

3.8

映画をもっと理解したいと、そう思ったな。
映画を観終えて、映画雑誌をぺらぺら捲っているとき、たまたまついさっき観た映画の話題が出てくるとか、過去に観た映画との関連に気づいたりとか。
そういう、何気なく
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.5

ヤクザの抗争に警察が一役買って内側から探ってるって構図がまず面白い。
受け継いだZIPPOでタバコに火をつけて終わりっていう終わり方も最高。
役所広司が出てる映画は画に退屈しないな、俳優の力、人の力っ
>>続きを読む

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

3.8

やっぱりこういう映画が好きだな〜!
知らぬ世界、関わらぬ世界。
好きなブランドもこういう世界観をファッションに落とし込んでるけど、間違いなくこの映画もイメージソースのひとつだろうね。
ヤクや犯罪には関
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.2

どんな作品も2作目って難しいよなあ…
何を求めるかにも寄るけどね、やっぱりイコライザーは1作目のアクションが肝だった、それが今作は控えめ。
カッコイイ作品なのは揺るがない、孤高の殺し屋、自分の正義を貫
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

映画は次世代に託して、繋ぐものだな。
ノーランはそういうことを考えて映画作りをしているんじゃないかなと、オッパンハイマーにも関連付けて勝手ながら思った。
戦争物の映画を観る度、これが身近にない世界に生
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.1

この映画の主題は何かとか、このシーンは何を暗喩しているとか、そういうのはどうでもいい。肝心なのは映画を通して自分が何を感じとったか。それだけ。
タバコを吸ったことのないサミーにタバコを渡し、どうなるの
>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.3

最愛の妻を失い墜落したチャンピオンの、まさに再起をかけた一戦。
人は守るものがあれば強くなれるし、心を立て直すことができる。ただしその道は、辛く険しいものだろうけど。
その決意、覚悟を真っ直ぐ映画で魅
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

4.1

やっと観れた、食らったな〜
徒党を組まずに一匹狼。淡々と、そして飄々とマフィアを殺しまくる。
その画だけでも格好良いけど、内容的には安っぽい映画で終わってもおかしくない、でもこの映画はひたすらに突き抜
>>続きを読む

ツーリスト(2010年製作の映画)

3.1

分かりやすく粋なラストについニヤっとしちゃう。
洋画というよりは、日本の夕方刑事ドラマみたいでちとチープだなと感じたけど、そこを補って余るキャスト陣、画の強さで押し切ってたな〜。
この時のディカプリオ
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.6

映画は史実と、その裏に隠れた思惑や過程を見せてくれたりする。それを見た僕らの中に知識と教養と思考を生み出してくれる。
日本人としては切っても切り離せない、原子爆弾。誰もが知るそれと出来事を、知っている
>>続きを読む

ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.1

映画が俺の中のカッコイイの基準を高めてくれる。
カッコイイだけの映画もいいけど、観たあと、そして観ていて伝わる映画がやっぱりイイな。
物凄い作り込み。裏切り、裏切られ、欺き合い。その描き方。一級品。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

人を傷つけなくない。
傷つけないで、生きていきたいって思った。
一度失ってしまった当たり前の日々はそう簡単には戻って来ない。
それが現実の世知辛い世の中だけど、そうであるなら今あるありふれた日常をもっ
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

画が素晴らしい。
少し前の映画を彷彿とさせるような色味とか。
そういう細かい部分って、些細なようでいて映画においては極めて重要な要素だったりするんだな。
内容云々は、一要素に過ぎない。そういう要素の集
>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.9

いやぁ、こういう映画が観たいんだよねって自分で勝手に納得。
洋画、邦画なんて区分けは無意味だと思ってて、どれも映画。
なんだけど、やっぱり洋画の空気感が好き。
この映画の終始漂う緊迫感はそれ。
登場人
>>続きを読む

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

2.5

Part1を観たのが何年前だっけ
ってくらいに期間を置いて視聴。
難しい…で済ませたくないけど、話について行けなかった…。
小難しいことは無いんだろうけどね、マフィア同士のドンパチが起こってるってだけ
>>続きを読む

8 1/2(1963年製作の映画)

3.3

映画を観たり、旅行へ行ったり、ギャラリーへ行ったりすると、「心の中で生まれたもの」と数多く出会える。
それは、スマートフォンからは得られない、出会えないもの。心が動く感覚。この感覚を大切にしたい。
>>続きを読む

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

4.3

終始描かれるのは、ツチヤの反骨心、不満。世間に対して、笑いに対して。どこまでも貪欲で真っ直ぐ。そしてその生き方を選んだが故の絶望。
映画の中でツチヤは全くと言っていいほどに報われない。こういう映画少な
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.3

映画に対して数字を付けるのも不毛なんじゃない?と思い始めた今日この頃。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

人に生き方に根本から影響を与える。少なくとも僕は。
これは最高の映画だ。

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.2

「見とかにゃならん映画を年末年始で消化しよう」キャンペーン。
20年前!?まじで、、?
毒っ気のない王道のファンタジー映画、久しぶりに観たな。
3時間しっかり観つつも、二作目観るかは微妙だな(笑)

アンコール!!(2012年製作の映画)

3.9

愛を忘れない老夫婦の姿に涙がポロリ。
大切な仲間と趣味を分かち合う、こんな老後を過ごしたい。

フューリー(2014年製作の映画)

4.1

どれだけ沢山の映画を観たか
いや、どれだけ沢山の映画を、表面をなぞるだけじゃなくその奥側まで理解しようとする態度で観たか。
それが人生の豊かさの、ひとつ要素としてるあるんじゃないかな~なんて考えた。
>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.2

浮遊感の中を漂うように進むストーリー。こういう映画は思考の余白があるのが、イイ。どことなくムーンライトみたいだったな。
けど内容は、結構ハードボイルド。個人的に最近の映画っぽくない作りだなぁと。

>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.4

掴み所のない映画だった、終始フワ〜っとしてる。
君の名前で僕を呼んでとか、summer of85あたりに影響を与えてそう。

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

オリジナルだなあ…
時代を超えて沢山サンプリングされてきたんだろうな、こういう作品、要素、沢山観たことある!って感じ。
残り続ける作品の偉大さ、凄みをピンピン感じた。

>|