pommeさんの映画レビュー・感想・評価

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毒舌弁護人〜正義への戦い〜(2023年製作の映画)

3.8

ユースケサンタマリアさん似の毒舌弁護士が活躍する香港法廷ものでした。
法廷ものは本当にハズレが無いように思います。
良作。面白かったです。

カンフー映画以外の香港映画には疎いので、
これを機に開拓し
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Winny(2023年製作の映画)

4.3

すごく、いい映画でした。

『技術で人の役に立ちたい』と純粋に考えている金子さんと、日本の技術開発が萎縮しないよう無罪判決に奔走する弁護団の軌跡ですが、Winny(を介したウイルスからの)情報流出事件
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宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

4.0

不思議な中国のSFロードムービー。
これは好き嫌い・ツボるツボらないが分かれるかなと思いましたがどストライクでした。(当方ゾーン広め)最高に笑いました。これ劇場で見た人大丈夫だったかな。




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ザ・メイヤー 特別市民(2016年製作の映画)

3.6

ソウル市長選。チェ・ミンシク演じる市長が三選目指し対抗馬たちと選挙戦を繰り広げると言う話。
ですが、場面転換がちゃかちゃかしていて、
主要人物、チェミンシク、クァクドウォン、シムウンギョンが何を考えて
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.7

韓国法廷もの。
『12人の恐れる男』的な、陪審員の評議に焦点を当てた作品です。
法廷ものはあまりハズレがなく、こちらも面白かったです。
重くなりそうな内容もそうなりすぎないように仕立ててありました。
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.9

奇跡的な有給取れた記念はやっぱりク・ギョハンだな、と言うことでようやく本作の鑑賞。

前作とは全く別物で、ディストピア感、デスゲーム感あって面白かったです。
ヨン・サンホ脚本監督ですが別のカラーですご
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.4

ティザーそのまんま
「チャン・ヒョクによるスタイリッシュなアクションエンタテイメント」でした。

途中、シューティングゲームの配信かな?って言うくらい撃っていました。

で、正義とは…?とよくわからな
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.7

アニメ版を見ていたり、飛び飛びで映画版を見ていたり、のレベルですがお話しついていけました。
飽きさせない展開、ミステリー、よく出来ていて面白かったです。

で、反響などを読んでいたら“ジンニキ”がトレ
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.6

ファン・ジョンミンの不器用な男、よいです。
王道のラブストーリーでした。

儒教文化なのか、盛大に弔うということが家族や故人への最大の敬意というのか、それが日本より強いと感じました。
これは惚れてまう
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ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

4.2

評価3.5微妙かなと思ったら、
とても良い作りで面白かったです。
リーガルものは当たりが多いなと思います。
自分の好みかもしれませんが。

サヴァン症候群ローマンの、生きづらさや心情変化、ラスト、デン
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猫と、とうさん(2022年製作の映画)

4.6

猫好きおじさんによる下僕たちのドキュメンタリーだろうと、安易に見始めたらとても優しい映画でした。愛猫が膝に乗った状態でマウント鑑賞(誰へ)。

人間に個性があるように猫だって個性があって、それぞれのエ
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高速道路家族(2022年製作の映画)

3.7

正直、胸糞映画ではありました。
「誰も知らない」とか、あの感じの。

主人公にも妻にも苛立ちはするのですが、妻が現状を変える術を知らないから(その理由はあとから分かるのですが)あのように生きていくしか
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

4.1

ジャンル:マブリー無双
昨日観たブラザーが拳0ゼロに対し本作は
拳1,000くらい、最強過ぎました。
「悪い奴は捕まえないとね」って、二部屋分くらい吹っ飛ばすマブリー大好き。
今回は特にアクション多か
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ブラザー(2017年製作の映画)

3.6

安東市というと仮面踊りのイメージで、調べたらペーパーハウスコリアの仮面もここのようです。(本家はダリのお面)。
また、儒教を重んじている伝統が強く残っている都市のようですね。
土饅頭と呼ばれる土葬だっ
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Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン(2005年製作の映画)

3.9

在日コリアン2世の監督の家族のドキュメンタリー。
北朝鮮に‘帰国’した家族の映像は大変貴重だと思いました。

朝鮮総連幹部とその妻の子として育てられた監督のヨンヒはフラットな考え方をしておりしばしば自
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.8

『コンクリートユートピア』や『非常事態宣言』のようなシリアスな映画かと思っていたら、意外とコメディ要素ありでした。
後半はハラハラしました。

ソウルの住宅事情の悪さは傍目にも気の毒ですが、日本も大差
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.2

マ・ドンソク無双もの(もはやジャンル)
かなと思って見始めたらまさかの『コンクリート・ユートピア』のファングンマンションが出て来て…
レビューを見たら「コンクリートユートピアのその後の話」だと言うこと
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唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

4.0

シリーズ3作目にしてウェルカムトーキョー。
ぜひ1.バンコク編2.ニューヨーク編と観てから3.を観ていただきたいです。

いつも、どんな心持ちで観たら良いのか迷子映画で始まるんですが、どんどんクセにな
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ビヨンド・ユートピア 脱北(2023年製作の映画)

4.3

壮絶な現実の淡々としたドキュメンタリー映画

韓国映画等で見る、韓国目線からの北朝鮮のそれとは程遠く、寒々しく厳しくて、隔絶された世界はむしろフィクションのようだった。

80代のおばさあんのインタビ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

4.0

ジャンル:ディザスター。
ディストピア(ユートピアの対義語)、パニック、サバイバル。
やはり韓国はこう言うジャンル強いなと、改めて思いました。

能登半島地震直後のため中々楽しんで観ると言う気分にはな
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.8

2024年幕開け早々悲しいニュースばかりで、ドンパチなくて優しくて楽しい映画がいいなと選びました。名作と名高いのに初見です。

よかったです。天使の歌声は問答無用に涙腺を誘いました。歌って素敵。
ミュ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

2024年Kingsman DAY。

1.2作に比べると、歴史上の人物・史実に基づいている設定や、戦争の話が核にあるため重い感じではありましたが、それはそれとして内容は興味深く面白かったです。
です
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

2024年kingsman DAY。

1作目同様お洒落。
特に戦闘シーンの音楽とアクションは熱帯雨林にあるまじき爽やかささえありました。

そして今回は言いたいことが山ほどあります。
…なんてことを
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

2024年1作目。続編観るために再鑑賞。

脚本、撮影、セット、音楽、そして何より俳優陣、全てがお洒落でカッコよかった。

英国紳士がめちゃめちゃ強いのよいですね。

テンポがいいのと敵と思惑が明確な
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.5

面白かったです。
よくわからんノリとか、最初置いてけぼりを食らいそうになるのですが、だんだんクセになって大笑いいたしました。
(当方沸点低め、ゾーン広め)

ドウェインジョンソンだとか、マ・ドンソクだ
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.2

2023年記念すべき100作品目!
当たりでした。面白かったです。

とにかく世界観が出来上がっているのと、
撮り方が凝っていて没入出来るのと、
ダンジョンズもドラゴンズもわくわくして、
ストーリーも
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.8

なんの前情報も入れず観てしまったら、
こ、これ、ホラーじゃないですか。
怖かったです。

チープな作りかもしれませんが、
とにかく先が読めないので怖かったです。

中島裕翔さん上手かったな。

監督の
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チョ・ピロ 怒りの逆襲(2018年製作の映画)

4.4

イ・ソンギュンひとり追悼上映

優しいおじさんから悪徳刑事からアクションから
なんでも出来る素晴らしい俳優が亡くなったことが本当にショックです。
途中没入して、歳を重ねていい感じだなと思っていたら、ハ
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.5

とてもとてもファッ◯ン言ってます。
訳されていないファッ◯ンもすごいです。

ですがさすがレオナルド・ディカプリオ、
カリスマ性があり人を惹きつける役どころ、
お見事でした。



---ネタバレ--
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハッと起きた起点の座標軸が毎回同じだと思っていたら、実はズレていた。
故に彼女を助けることが出来た。
こいつは騙されたな、同じ世界線を何度も繰り返しているのかと思っていた。というのが一緒に観ていた家族
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.2

令和の、サブスク配信最大手オリジナルの挑戦、
なのか?

シチュエーションと音楽が不気味で不穏で、
ジェシーアイゼンバーグのビバリウムを思い出しました。

2時間20分何か起こっているようないないよう
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.9

韓国の政治財閥報道の腐敗をリアリティたっぷりに描いた本作。あながち外れてもいないんだろうなと思いながら観ていました。

敵か味方か、名誉か正義か、どっちだろうかとハラハラしながらでした。
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.7

ファン・ジョンミンが本人役で出演した作品。

邦画でもハリウッドでも、誘拐ものやホラー作品は数あるのに、韓国映画のこの手の作品は、暗さ?カメラワーク(揺れるやつ)?音楽は勿論のこと、それにプラスαの、
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.0

10月にコロナになり治ってからも、咳は残るわ、体力・集中力の低下が酷いわで映画を見るのが億劫でしんどくなり、ただただ働き、9時10時には寝、土日も寝倒すという有様が続きました。

ようやく何か観たいな
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ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「シカゴ7裁判」のアーロン・ソーキン脚本。
氏の若い頃の作品と言うことで楽しみに法廷劇を鑑賞しました。(31歳の時の作品!)

やはり、展開とセリフが秀逸でした。

若きトムクルーズの成長譚であり、勧
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

タイラーレイク無双映画。
アクションのワンカット撮影はどうなっているの⁈と言うくらいお見事でした。

あと、命の重さって平等じゃないですよね、って思いました。この世は主役級とモブたち構成されています。
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