奇妙な、
常にちょっと後ろを確認したくなるような、映画。
ウィリーやウンパルンパにも恐さがある。
もちろんファンタジー要素にドキドキもする。
単独の映画としては、普通に面白く見た、もちろん。
ファンタジー部分、魔法の部分はやっぱり表現として
ワクワクする。
だけどもし、
旧作の世界観が好きなのであれば、
シリーズ物としては見ない方がいい気>>続きを読む
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人を愛することは罪なのか。
誰かに迷惑をかけることなのか。
奪われていいことなのか。
最後の2発の音だけで涙が出て、
テキストがなくたって何があったのか想像できて、
でもそんな想像が出来る世である>>続きを読む
なめらかに日々を過ごす話。
「最後に4人でご飯食べたのいつだっけ」
少しハッとさせられる言葉。
家族を好きであれとか、親兄弟とは仲良くとか、
別に誰もがそうするべきだとは思わないけど、
何気ない>>続きを読む
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話の詳細がわからない所もあったけど、
きっと原作を読んだら分かるんだろうな。
友人たちとのノリにはくすっと笑えて。
気になる人に対する態度や勇気、勢いには、
自分の経験を重ねて
少し恥ずかしいような>>続きを読む
久しぶりに見た。
なんか、別にこれと言って山場があるんわけじゃない。
嬉しいことは嬉しくて
淋しいときは淋しくて
悲しいときは悲しい。
おいしいものはおいしい。
そんな色んな人の色んな気持ちたちが>>続きを読む
うーーーーん。
話の縦軸、横軸と言うか、ストーリーとして何がゴールか、みたいなことは一本あるように見えるけど、世界観はごちゃまぜになっているカオスな感じ。(みなさん言ってるようにオマージュオムニバスに>>続きを読む
実ははじめてみた作品だった。
色んな所で取り上げられる作品だけど、
こんな話だったのか、と。
壮大な美しい森は
ただ単純にそのままであれ、と思う。
人間にしかわからない言葉がある一方で、
人間は動>>続きを読む
ジブリの主人公、っぽくないなと思う。
というか、話の流れも
"ジブリらしさ"はあんまりないかな。
って思って調べたらやはりそうだったのね。
学生を終えてはじめての夏。
瑞々しい新緑の並木、セミ、夏の匂いが恋しくて、
なんとなくジブリを見始める。
泥臭く、人間臭く、
なんか懐かしく。
全く同じ景色なんか知らないけど、でも、
自分の記憶の>>続きを読む
生々しく、瑞々しく、艷やかな、
それ故残酷さや気持ち悪さもそのままに描かれている、
そんな映画であったと思う。
過去の回想、思い出、記憶、そんなものと現在が入り乱れて分からない部分もあるけど、完全に>>続きを読む
画と世界観が良くて、映画を見る良さを感じる。
自分もその時代に、その世界に、
その時だけでも生きることが出来る。
劇的なストーリーではないけれど、
穏やかな心持ちになれる。
夏を迎えるのにいい映画>>続きを読む
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怪物、っていうタイトルなんだが、、、
この作品は、
人によって、感じること、世界、人、
何もかも違うっていうのを見る。
だから、「誰もが怪物になりえる」というよりは、
「誰しも心に、誰かを脅かす物>>続きを読む
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“お姉ちゃんはレズなんでしょ“
“私はレズじゃない。恋愛感情がないの“
なぜ、全てに線を引こうとするのか。
そもそも我々という存在は絶対的に同じものはない。
だけど、どんな世界でもカテゴリに分けた>>続きを読む
実ははじめて映画館でコナンを見た気がする。
ミステリーのトリックとしては割りと伏線が明らかで分かってしまったけど、全体のストーリーとしては今での小さなネタが散りばめられていたりして楽しめた。
灰原>>続きを読む
ドリームと現実を行ったり来たりする。
夢見たいけど現実がある。
でもそうはいっても夢がある。
現実だってそれぞれ直面するものは違う。
自分で打破できること、出来ないこと。
納得できること、理不尽な>>続きを読む
人に期待する、だから裏切りがある。
信じる、だから怒りが生まれる。
勝手に共通点を見出すと、
何もかもが怪しく疑わしくなる。
本来は白いものさえ、グレーに、ときに黒になる。
相手は変わらないのに、>>続きを読む
おかじと同時に、泣いた夜。
味は美味しいはずだと思うのに、美味しくない食卓。
こんなにご飯って美味しかったっけって思って
気が付くと塩味にしちゃってて。
でもまたそれがなんとも幸せの味で。
次の孤独>>続きを読む
見た直後には、ひとまとめに語れないほど色んなものが殴り合っている、ケイオス状態。
怪我してたりぶら下がってたり宙を彷徨っていたり。
モノクロも色も交じる。
これを見た人の所感は大きく二分するような気>>続きを読む
良質な、丁寧に作られた日本映画という感じがした。長すぎないところもよく、しかししっかり見ごたえがある。主人公一点張りの映画ではなく、それぞれの演技の色が折り重なり、誰もが画面の中央に、そして脇役にもな>>続きを読む
これは映画館で見るべき!まるでライブ!
そう。ライブに来たような。
音を全身で見ているような。
アニメの表現も良い。
心揺さぶる人、音、ストーリーがある。
ガツンと来た。
罪を犯すことに擁護しなくていいと思うけど、でも理由ってそれぞれあるもんだよな、と思う。
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最後事故無く降りられたとはいえ、離陸前の少しずつの気のゆるみは許されるべきではない。
人の命がかかっているのだから。
とはいえ、気軽に笑って見られる映画だった。
どこまで仕事なのか。
仕事って何な>>続きを読む
この映画は本当に苦しくなる。
しんどくなる。
本当に、人のこと、考えていることって
こんなにも知らないのか、分からないのかって思う。
何かひとつを変えてみること。
たったひとつでも習慣を変えるのが難しい。
だからこそ、何かひとつを変えると、
そこからまた何かが変わる。
ただ怖い、とはまた違う、
狂気に満ちた恐怖、という感じ。
正義がいかに人によって違うものか。
過去の恋愛って、現在の恋愛を美しくするために描かれなかったりするけれど、現在のその人がいるのは確実に過去の経験があったからで。
その意味で新しい描き方なのかもしれないけれど、もっともっと踏み込んで描写>>続きを読む
自分や人生を語ろうとすると、特別なことを語りたくなる。何か人と違う、とびっきりの話をしたくなる。
だけど、死ぬ前に思い出す何かは、
きっと愛しい日常なんだろうと
感じさせてくれる映画。
When >>続きを読む
言語の違いで表現されている、いい部分が沢山ある。それは、いわゆる現地の言葉と英語、とかだけでなく、文化やリズム、目で通じる、みたいなことも含めて。
ダンスと歌のキレがさすがでなかなか長尺で、「インド>>続きを読む
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心臓が動いているのに、
死を受け入れるのは難しい。
死ではないと向き合い続けて、
何のきっかけもなく
やはり死だと受け入れるのも難しいんだろう。
子どもの頃の傷は、
奥深くて、強くて、苦い。
そん>>続きを読む
過去の経験、傷、そういうものって薄れはするけれど決して消えはしない。いつ何のきっかけで疼き出すかも分からない。それは一度くしゃくしゃにした紙から折り筋が消えないように。
簡単に同じ筋を折れてしまうよう>>続きを読む