pomyさんの映画レビュー・感想・評価

pomy

pomy

映画(76)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 76Marks
  • 105Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.1

奇妙な、
常にちょっと後ろを確認したくなるような、映画。
ウィリーやウンパルンパにも恐さがある。

もちろんファンタジー要素にドキドキもする。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

2.9

単独の映画としては、普通に面白く見た、もちろん。
ファンタジー部分、魔法の部分はやっぱり表現として
ワクワクする。

だけどもし、
旧作の世界観が好きなのであれば、
シリーズ物としては見ない方がいい気
>>続きを読む

シチリア・サマー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

人を愛することは罪なのか。
誰かに迷惑をかけることなのか。

奪われていいことなのか。

最後の2発の音だけで涙が出て、
テキストがなくたって何があったのか想像できて、
でもそんな想像が出来る世である
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

2.6

なめらかに日々を過ごす話。

「最後に4人でご飯食べたのいつだっけ」
少しハッとさせられる言葉。

家族を好きであれとか、親兄弟とは仲良くとか、
別に誰もがそうするべきだとは思わないけど、

何気ない
>>続きを読む

アナログ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

話の詳細がわからない所もあったけど、
きっと原作を読んだら分かるんだろうな。

友人たちとのノリにはくすっと笑えて。
気になる人に対する態度や勇気、勢いには、
自分の経験を重ねて
少し恥ずかしいような
>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.9

久しぶりに見た。
なんか、別にこれと言って山場があるんわけじゃない。

嬉しいことは嬉しくて
淋しいときは淋しくて
悲しいときは悲しい。
おいしいものはおいしい。

そんな色んな人の色んな気持ちたちが
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.6

うーーーーん。
話の縦軸、横軸と言うか、ストーリーとして何がゴールか、みたいなことは一本あるように見えるけど、世界観はごちゃまぜになっているカオスな感じ。(みなさん言ってるようにオマージュオムニバスに
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

2.8

実ははじめてみた作品だった。

色んな所で取り上げられる作品だけど、
こんな話だったのか、と。
壮大な美しい森は
ただ単純にそのままであれ、と思う。

人間にしかわからない言葉がある一方で、
人間は動
>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

2.4

ジブリの主人公、っぽくないなと思う。
というか、話の流れも
"ジブリらしさ"はあんまりないかな。

って思って調べたらやはりそうだったのね。

耳をすませば(1995年製作の映画)

2.6

学生を終えてはじめての夏。

瑞々しい新緑の並木、セミ、夏の匂いが恋しくて、
なんとなくジブリを見始める。

泥臭く、人間臭く、
なんか懐かしく。
全く同じ景色なんか知らないけど、でも、
自分の記憶の
>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

2.7

生々しく、瑞々しく、艷やかな、
それ故残酷さや気持ち悪さもそのままに描かれている、
そんな映画であったと思う。

過去の回想、思い出、記憶、そんなものと現在が入り乱れて分からない部分もあるけど、完全に
>>続きを読む

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

2.8

画と世界観が良くて、映画を見る良さを感じる。

自分もその時代に、その世界に、
その時だけでも生きることが出来る。

劇的なストーリーではないけれど、
穏やかな心持ちになれる。
夏を迎えるのにいい映画
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

怪物、っていうタイトルなんだが、、、

この作品は、
人によって、感じること、世界、人、
何もかも違うっていうのを見る。

だから、「誰もが怪物になりえる」というよりは、
「誰しも心に、誰かを脅かす物
>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

“お姉ちゃんはレズなんでしょ“
“私はレズじゃない。恋愛感情がないの“

なぜ、全てに線を引こうとするのか。

そもそも我々という存在は絶対的に同じものはない。
だけど、どんな世界でもカテゴリに分けた
>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

2.9

実ははじめて映画館でコナンを見た気がする。

ミステリーのトリックとしては割りと伏線が明らかで分かってしまったけど、全体のストーリーとしては今での小さなネタが散りばめられていたりして楽しめた。

灰原
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

2.8

ドリームと現実を行ったり来たりする。

夢見たいけど現実がある。
でもそうはいっても夢がある。

現実だってそれぞれ直面するものは違う。
自分で打破できること、出来ないこと。
納得できること、理不尽な
>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

3.0

人に期待する、だから裏切りがある。
信じる、だから怒りが生まれる。

勝手に共通点を見出すと、
何もかもが怪しく疑わしくなる。
本来は白いものさえ、グレーに、ときに黒になる。

相手は変わらないのに、
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.2

おかじと同時に、泣いた夜。
味は美味しいはずだと思うのに、美味しくない食卓。
こんなにご飯って美味しかったっけって思って
気が付くと塩味にしちゃってて。
でもまたそれがなんとも幸せの味で。

次の孤独
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.9

見た直後には、ひとまとめに語れないほど色んなものが殴り合っている、ケイオス状態。
怪我してたりぶら下がってたり宙を彷徨っていたり。
モノクロも色も交じる。

これを見た人の所感は大きく二分するような気
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.3

良質な、丁寧に作られた日本映画という感じがした。長すぎないところもよく、しかししっかり見ごたえがある。主人公一点張りの映画ではなく、それぞれの演技の色が折り重なり、誰もが画面の中央に、そして脇役にもな>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.3

これは映画館で見るべき!まるでライブ!

そう。ライブに来たような。
音を全身で見ているような。
アニメの表現も良い。

心揺さぶる人、音、ストーリーがある。
ガツンと来た。

泥棒は幸せのはじまり(2013年製作の映画)

2.4

罪を犯すことに擁護しなくていいと思うけど、でも理由ってそれぞれあるもんだよな、と思う。

レミニセンス(2021年製作の映画)

2.7

はじめは物語がどんな風に転がっていくのか分からなかったが、なるほどと観賞。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

最後事故無く降りられたとはいえ、離陸前の少しずつの気のゆるみは許されるべきではない。
人の命がかかっているのだから。

とはいえ、気軽に笑って見られる映画だった。

どこまで仕事なのか。
仕事って何な
>>続きを読む

青の炎(2003年製作の映画)

3.3

この映画は本当に苦しくなる。
しんどくなる。

本当に、人のこと、考えていることって
こんなにも知らないのか、分からないのかって思う。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

2.7

何かひとつを変えてみること。

たったひとつでも習慣を変えるのが難しい。
だからこそ、何かひとつを変えると、
そこからまた何かが変わる。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

ただ怖い、とはまた違う、
狂気に満ちた恐怖、という感じ。
正義がいかに人によって違うものか。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.6

過去の恋愛って、現在の恋愛を美しくするために描かれなかったりするけれど、現在のその人がいるのは確実に過去の経験があったからで。
その意味で新しい描き方なのかもしれないけれど、もっともっと踏み込んで描写
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.1

自分や人生を語ろうとすると、特別なことを語りたくなる。何か人と違う、とびっきりの話をしたくなる。

だけど、死ぬ前に思い出す何かは、
きっと愛しい日常なんだろうと
感じさせてくれる映画。

When
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

2.9

言語の違いで表現されている、いい部分が沢山ある。それは、いわゆる現地の言葉と英語、とかだけでなく、文化やリズム、目で通じる、みたいなことも含めて。

ダンスと歌のキレがさすがでなかなか長尺で、「インド
>>続きを読む

フォルトゥナの瞳(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

さすがにいろんな運命が重なりすぎだろう、とは思うものの、力に関してはストーリーに織り込まれて最後に明かされる所は良かった。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

心臓が動いているのに、
死を受け入れるのは難しい。

死ではないと向き合い続けて、
何のきっかけもなく
やはり死だと受け入れるのも難しいんだろう。

子どもの頃の傷は、
奥深くて、強くて、苦い。
そん
>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.0

過去の経験、傷、そういうものって薄れはするけれど決して消えはしない。いつ何のきっかけで疼き出すかも分からない。それは一度くしゃくしゃにした紙から折り筋が消えないように。
簡単に同じ筋を折れてしまうよう
>>続きを読む

>|