pinさんの映画レビュー・感想・評価

pin

pin

映画(48)
ドラマ(3)
アニメ(0)

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

青春だあ〜〜〜〜何も深く考えずに、責任も取らずに、楽しいことだけできればいいのにねぇ。

僕とサチコのいちゃつき方と距離のとり方がリアルすぎて、こちらが小っ恥ずかしくなるくらいでした。笑

「お互いに
>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

4.0

まず特筆すべきは、杉咲花の演技。
掴みどころがなくフラフラ漂い、どこか芯がありながらも脆い、そんな独特の空気を纏った市子の表情や喋り口調を見事に演じていた。

その他、思い上がりも甚だしい北の酔いしれ
>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

解る言語と解らない言語、運命と必然、叶った夢と叶わなかった夢、理想と現実、、、恋愛映画というよりはいろんな切り口から語れそうな人生映画。

たくさんのレイヤーが重なり合ってこその人生なんだな〜と改めて
>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

決定的な暴力/グロシーンを封じることで、鑑賞者の想像力に委ねるそのいやらしさ。。。どこまでも膨らませることができるし思考を停めることもできる。

人間の滑稽さを徹底的にあざ笑いながらも、あぁこの人人間
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

徹底的にキッチュで、ばかばかしくて、哀れで、最高でした!

間の抜けたBGMも、過度なまでに演出してされた舞台装置もほんとに最高。

何より、エマ・ストーンはすごい女優だ!

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.3

今更すぎる気づきだけど、私ボクシングの映画あんまり好きじゃないわ。。。

それはさておき、映像の雰囲気は総じて好きでした。ケイコを取り巻く優しい世界とあいまって。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

はにかむ役所、たじろぐ役所、咽び泣く役所、眠る役所、そして役所の入浴シーンまで、さまざまな役所を堪能することができます。

ラストシーンなんて、役所の凝縮だからね。彼の役者人生をもが詰まっているような
>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.3

光と影の表現だけでこんなにも情感が伝わるんだねぇ、、

少年・少女のヒリヒリとした危うさの繊細な表現に胸を打たれた、、

そして、画面に映るもの全てへのこだわりを感じた。懐中電灯のデザインに至るまで。
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

ムロツヨシやべぇ、、、

もう全員壊れててほんとやばいんだけど、ニンゲンって感じでいい

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.3

ここまでの不幸描写はちょっとやり過ぎでは?と思う部分があるけど、海のシーンはとても好き。

イチカ役の子、最高だね

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.4

ちょうどいい長さ、ちょうどいい痛快感、ちょうどいいどんでん返し!

なんとなーく爽快感を得たい時に観るのに最適な映画かと!

キャストが最高なんよなぁ

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

思ったよりロマンス要素強めで、ちょっとドギマギしてしまった。

ストーリー展開が複雑でなく、楽しんで観られる映画。

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

3.9

ヤンヤンというイノセントな存在の周りで巻き起こる、決して綺麗ではないおとなたちの群像劇。

印象的なシーンが数多くあるのだけど、ヤンヤンが撮影した写真が心に残ってるな。
普段見えないものに焦点を当てて
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

かなり前に鑑賞したので思い出したく、二回目の鑑賞。

やっぱり松岡茉優の演技がうますぎてドン引きする。
見えないふり、気づいてないふり、聞こえてないふりして自分の世界に閉じこもって、都合が悪くなるとす
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

どんな善悪も道徳も理性も恋愛の前では関係なくなってしまう〜

恋愛って残酷やし勝手やししんどいなあ〜でも救いでもある。
大事にするしかできへんねやったら大事にするしかない。追いかけ続けるしかない。
>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

まず、キャストが素晴らしすぎる。まじで全員の演技愛せる。

1番上の兄と妹が妙に仲良かったり、真ん中の兄が少し破天荒気味だったり、兄妹の関係性の描き方がとてもリアル。『こんなふうにしか伝えられない人っ
>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

人の眼球を通してはなかなか見ることのできないアングルをばんばん入れてくれるあたり、『あ、いい映像みた!』という気持ちになる。映像作品の粋。

色やモチーフを使った詩的なメタファーが多く、ゾッとする話な
>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

2.5

圧倒的思い出があるから今を生きていけるっていうのは一理ある。

泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.0

大人になるってなんだろうな〜
自分はいつ大人になったんだろうか?大人の自覚ってなんだろうなぁ

成人式を経たところで大人になったかと言われるとそんなこともないし、それとは別に、どこかの段階で大人になる
>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

少しふくよかなスカヨハほんと魅力的。

映像を最大限に楽しむ映画。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

表層的な理解でしか無いんだろうけど、こんな奇跡みたいな映像が体験できて、爆泣きして、最高の時間だわ

ただ一個だけ、一個だけ引っかかるのは女性は怒ったヒステリックな生き物であることを少し強調しすぎてい
>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.2

随所に差し込まれるクスッと笑える部分は好きやけど、全体的にはそこまで引き込まれなかった。。

さがす(2022年製作の映画)

4.0

一回観るだけではちょっと消化しきれない部分がいっぱいあったけど、かなり好みの映画。時間を置いてもう一回鑑賞したら色々と言葉が出てきそう。

効果的な音響を使用する一方で、音のないシーンも非常に印象的な
>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

-

どの人物に対しても、「何言ってんだこいつ?」としか思わん映画。

だがしかし、自分の"御"心に従うのはいつでも大事なことですね

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.4

ミア・ゴス百面相!

ゴリゴリのスプラッタとかエログロを期待している方からしたら物足りないだろうが、ごくライトな爽快グロがお好きな方にはおすすめ。

予測できる展開が多くストーリー構成自体に特有の面白
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

上映時間長いかな?と思っていたけど、観始めたら迫力の映像にのめり込んであっという間だった。。

トビー・マグワイア演じるスパイダーマンの頃から観ているので、そこから現代まで通ずるすべてのスパイダーマン
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

自分も一時全く同じことを考えついたことがあるが、実行しなくて本当に良かったと思う。笑

みんなで楽しく飲む酒が1番。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.2

そこまでハマらなかったんだけど、エンドロールがすごい好き

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.7

『女の人が爪切ってるところ、初めてみた』『私たちって、東京の養分だよね』『みんな決まった場所で生きてるから』地味なパワーワードたち。

そして呼び出す店・行く店のランクの違い、話し方・扱い方、口をつい
>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

世界が終わるまではぁ〜、、
は〜なぁ〜れぇ〜るぅ〜事ぉもなぁ〜い、、、

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.7

最後、あー!やっと言えたね🥹となった。
ジョンはある意味獣というかケダモノというか、、、そんなジョンを羊に接するが如く優しく包み込むゲオルゲの愛。

生きては死ぬ、母親から産まれる子羊、何となく母性的
>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.0

結局のところ、キヨが実在するかしないかという点はどうでもいいのだと思う。
というのも、やたらと伏線が張り巡らされるんだけど、それらが回収される瞬間や驚きに心地よさを覚える映画ではないと感じたから。
>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.3

10代のこじらせよりもっと厄介でタチが悪いのがアラサーのこじらせだと思います。。。(自分も含め)

責任転嫁、論点をずらすこと、自分を棚に上げて話すこと、そういうことだけはどんどん上手くなっていくせい
>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ良いとは言わないが、鑑賞前のムシャクシャした気分が、鑑賞後には全部消えてた。

彼らの旅はまだ続くんだね。

寄り道だらけの人生もいいじゃないかと思える映画。

>|