cocaguardiolaさんの映画レビュー・感想・評価

cocaguardiola

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成功したオタク(2021年製作の映画)

3.8

 『トラペジウム』はフィクションとして推される側から見ていたのに対し、本作はノンフィクションとして推す側から見ていた。どちらも結局“近くにいる友や家族を大切にしよう”、“適度な熱量で生きていこう”に落>>続きを読む

告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

3.7

 既視感ある設定と流れだと思ったが、終始ヒリヒリとした。体感、雪山くらい疲れた。

 奈緒さんはマリコ同様、また身勝手な男たちによって虐げられてしまった(さゆり)。しかし今回は回想に声がなかったので、
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 ラスト近辺でセルフ青春謳歌聴こえてきて、〈あぁ、これはどこで『青春謳歌』流れてエンディングでも感涙する〉という予感がした。したんだけども、生き残りシチュエーションが運と不条理にしか感じなくて、少し覚>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 光るりんごは生命をつなぐためのもの?ビニールハウス閉じ込めは後継が育っていたということかな?
 文脈が読み取れなくなって序盤で疲れてしまった。体力が足りなかった。回復したらまた観よう。
 吐き気を伴
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ハピネス(2024年製作の映画)

3.5

 高いカレー食べたいな。カフェカレーもいいな。
 ロリータお洋服にも色々な流派があるのか。少し勉強したくなった。
 フリルもグレーネイルも赤ネイルもかわいいな。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.9

 ドキュメンタリーの負の可能性と一縷の希望が観られた。

 石原さとみは三澄ミコト(『アンナチュラル』)にも存在した、暗さ・つらさがさらに大きくなって沙織里としてそこにいた。沙織里はどんなに苦しくても
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トラペジウム(2024年製作の映画)

3.7

 私は衣装が好きだと改めて思った。あの青いふりふりの衣装をもらったとき、感銘を受けた。アイドルとして誰かに必要とされる嬉しさだけじゃなくて、鎧を着て輝ける自分自身を愛せる喜びもきっとある。

 スポー
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.8

 男性社会に抵抗する。17,8才(先生もいるけど)。
 外見、体力、生理現象にどう向き合い、どう歯向かうか。それぞれのベクトルがある。合成と分解のヒントが学べる。
 会話の軽やかさが観やすく、人数や立
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辰巳(2023年製作の映画)

3.7

 好評を耳にして、張り合うところでは特に緊張感が高まっていた。けれどもそこまでシビアな世界観でもなかった。肩の力を抜いて楽しめるユーモア満載。

 優しく、そして筋を通しきれないところが現代教育的。
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ブルーを笑えるその日まで(2022年製作の映画)

3.5

 並んでいる鳥居や魔法アイテムとおまじない、「君」呼びがラノベ味だなと思った。新海誠三部作にも似てる描写だなと思う。

 詠唱省略してもアイテムなしでも発動できるようになった流れで「やばいぞ。このまま
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 ドライブ中の会話の中から出てきた軽口冗談かと思ってたら本気だったの?!って顔が“その通りだ”と思った。思ってたら、その身から出た錆のせいか、自然か人どちらかの本性がヌッと現れて男に襲いかかってきた。>>続きを読む

ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 グループセラピーの新興宗教的危うさが見えたような気がする。まずは社会的な地位や生活の安定、友人関係などがあったうえで、それらに持ち込めない打ち明けを行うべき場所であって、心理的拠り所が他にどこにもな>>続きを読む

キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 SNS中毒と歩きスマホの防止、そして動物保護促進を目的としたPV。
 はじめに人物紹介よろしく人物の横に表示されるアカウントプロフィールとフォロワー数が一瞬過ぎてややついていけないのは自分が中毒じゃ
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

 えぐろ。人と社会と動物の嫌なところを抉ろう。SNSによる超高速情報社会に生きる青少年への継承。超高齢社会への畏怖。

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.7

 京都校生の戦闘シーンとエンディングKing Gnu 2曲だけでも満足感たっぷりエビマヨソースがけフライオニオンリングって感じ。ばくばくばくあがり。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.7

 音が良い。報われない苦しさや孤独感も分かる。でもそんなにピンと来ない。ボクシング好きだと思った時がないからかなあ。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

 飲み会抜け出して公園で缶の酒飲むなんて。男も女もけっこうぶっとび倫理観。

 あと、眠いって言ったんなら寝なさいよ。なんて笑

悪の教典(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 ハスミン砲発射!

 片桐と早水だけ脱出シューター使って生き残れたんだっけ?なんで?偶然ラッキー?

ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

 山田杏奈と清水尋也劇場。表情管理や身体管理がとても上手い。嫌な気持ちになる。清々しさすらある。大谷凛香も引っ張り方がいい。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

 仲原くんが葉子に別れを告げるシーンでよく言った。いいぞ、もっと行け。と思う一方で、テルコがマモル(が前に言っていた動物園の飼育員)になりたいと言う気持ちも分かる私がいる。


 ある集まりで恋話にな
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.6

 私の周りにいる“好きくない”って言うのやめないかい?出典ここかな?赤ちゃん言葉や幼児語を使っても良い印象は生まれないよ。と思う度に思い出すくんちゃん。幼過ぎて見てられない。でも家族の間に流れる温かい>>続きを読む

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.1


⑴先輩魔女とキキのやり取り
 飼い主と似るペット。どちらも優しくは無さそう。ドライマウントはウェットよりいい。素っ気なくてけっこう。

⑵おばあちゃんとキキ
 時計壊れてるならそれも直してって先言い
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 中々学校やバイトに行けなくてうつぎみだった時に観て元気出た。キッズが彼に勇気と朗らかさをプレゼントし、彼もそのお返しをしていった。相乗効果でどんどん上がって、最後には観客をも巻き込む。最高の盛り上が>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

 聴こえない経験やその家族として過ごす経験ができるのは映画だからこそだ。ずるされても虐げられてもこっちはこっちの論理で強くしぶとく生きてくぜ。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 金ローで観て、アマプラでとばしとばし観た記憶。訪問者(帰郷者も含む)たちが無謀過ぎる。内通者らしき人もいるし、リアル人狼ゲームってことか。ダンスで残るところはおだてられて気持ち良さそう。最後もひと段>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

 振り回されっぷりがいい。なんだかんだ途中から乗り気?

アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 家族という鎖国。子どもはなかなか海外の文化を学ばせてもらえない。兄弟は仲良し両思いだが、家族それぞれは歳の差や性差を超えて話し合えなかった。客観視しましょう。相談の場を設けましょう。
 兄弟も次男の
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異人たち(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

 どこからどこまでが映画脚本家の描いた物語で、どこがヤクチュウの影響で、どこが現実なのか。
 最後、ボーイフレンドは誰の死体をなぜ置いていたのか分からなかった。やけくそでいらついてやったってこと?守る
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 “次女の幼さ”と“彼らの取っ組み合いを見ている、長女と次女の優しさ”が微笑ましかった。 
 ガイドじいじのプライドの矛先はなぜそうなったの?コツコツと募らせ過ぎてない?牧師と一緒にブチギレちゃった。
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 不思議な映画。ある意味タイムループもの。みんなそれぞれ何人目なのだろう。誰がグルで、元々は誰がけしかけたのか。彼女はよく逃げた。
 “絡め取られるやつは、初めから島に誘き寄せられる運命”物語ももうバ
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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

 “クラスと部活、どっちかが上手くいかなくてつらいときでも、もう一方は上手くいってることが多い”っていう分かるな。
 スポーツヒューマンやアーティストが場所やメンバーによって出すオーラ変わったり、所作
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 今まで観た今泉監督作品で1番共鳴できなかった。アイドル好きとしての目線や視点が自分と違って、劔さんらの気持ちが分からなかったからかな。原作もなのか、homosocial的でそこに入る余地があまりなか>>続きを読む

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 嫌いじゃない人がしている自分の嫌なノリが、1番気分よくない。これからもっと、居心地の良い場所を選び取って生きたい。







加害性、嫌悪と自覚、僕もかな。
悩みをも、しょうかできるは、根明だけ
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