ぺこらったさんの映画レビュー・感想・評価

ぺこらった

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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

4.0

ロック・ジャズばかりの自分みたいな人間にピッタリな
ボブ・マーリー入門ではないだろうか。
最近のプレイリストがレゲエまみれになるくらいには
面白く、強い影響を受けた。

政治や戦争にも強い影響を及ぼし
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

WOWOWザッピングしてて前情報まったくなしで見始めたから
少女とAIの絆を描くハートフルストーリーだと最初思っちゃった…

結果AI暴走ホラー風コメディだったわけだがこれはこれで前半は面白かった。
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AURA 魔竜院光牙最後の闘い(2013年製作の映画)

3.3

家族計画、CROSS†CHANNEL
という圧倒的超名作ゲーム(自分比)の
シナリオを担当した田中ロミオの小説を映画化。
同シナリオライターの最新作
「終のステラ」を最近プレイし、
ふとこの作品を思い
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四月怪談(1988年製作の映画)

4.0

相米監督の東京上空いらっしゃいませに雰囲気が似てる。
(四月怪談の方が先だけど)

原作の短編漫画を無理くり
100分の映画サイズに引き延ばしてる感がアリアリで、
最初の10分とか本当に意味がないくら
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(1965年製作の映画)

3.8

小説「侍ニッポン」五度目の映像化。
と言ってもこれしか知らないけども。
殺陣もカメラワークも平凡に見えたが、
キャスト陣が強すぎた。
中でも初代水戸黄門こと東野英治郎さんの
軽妙で流麗な語り口。
よっ
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結束バンドLIVE 恒星(2023年製作の映画)

4.8

※ライブ映像であり映画作品ではありません※

めっちゃ行きたかったライブだったので
映画館で上映してくれて感謝のひとこと。

まさにTHE 長谷川育美オンステージ。
この人と種崎敦美さんは下積みから実
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.9

大好きな漫画が原作の映画。
作者の独特な筆致で表現される掛け合いが好きで
実写化にはあまり向いていない作品だと思っていたので
見るまでかなり二の足を踏んでいたのけど見たら結構良かった。
確かに実写で再
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.3

千葉真一 × 迷彩服 × 日本刀
という最高のフェティシズムを堪能できただけ良かったけども、
戦国時代に順応しすぎる上官というのも困りものですな。
踊りこそないものの、インド映画並に度々歌が挟まり、
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月世界旅行(1902年製作の映画)

3.5

ジュール・ヴェルヌ著 
地球から月へ(1865年)、月世界へ行く(1870年)
の連作小説を原作としているようです。
プロットは同じなものの、内容はかなり異なり、
小説の方では月へ行くまでの計画立てが
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.0

もうマッサンから10年近く経つのかとしみじみ…
そのままその10年が自分のウイスキー歴になるのだが、まあその間無駄に知識をつけて蒸溜所にも見学(三郎丸じゃなく余市だけど)に行ったり、色々飲んできました
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

父ちゃんと母ちゃんのキャラが強すぎて、
主人公が食われちゃってはいるが、
(父も子も役者が同じなので問題はないのだけれど)
まったく予想を裏切らない予定調和の
ストーリーを気持ちよく最後まで見られた。
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

4.0

RRR見る前に見ておくかー
と軽い気持ちで見るにはあまりに長い、
王の凱旋と含めて約5時間の超大作。

シナリオやキャラクターに何の衒いもないからこそ、
頭空っぽにして超ダイナミックな無双アクションを
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劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(2017年製作の映画)

3.8

わりと「ザ少年漫画なバスケ」してて好きだったジャンプ作品。
その本編を最後まで見た人へのボーナストラック的な位置づけである映画。
もう今だとバスケアニメはスラダン映画が取り沙汰されがちではあるけれど、
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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

4.0

一番感受性ビンビンの時に見た大好きな映画。
今見てもやっぱり面白かった。

水島努演出にハズレなし。
今のゲスト声優(芸能人)をメインキャラに据える方式も楽しいけども、
この頃の劇場版のようにガッシリ
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酔拳2(1994年製作の映画)

4.3

俺の腕前をトックリと見せてやる。

酔拳と言えばこれこれ。
ジャッキーの動きは本当に見てて飽きない。
当時真似しまくった。
この作品がなければ鉄拳にレイ・ウーロンも
バーチャにシュンもいなかったと思う
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

読んでてよかったスラムダンク。

山王戦のいいとこどり+映画初出の宮城出自からのエピソードプラス。
他メンバーの過去新エピソードもチラっと。
流川の過去だけは相変わらず謎すぎる。
楓パープルで補完しろ
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.5

戦争からきらめきと魔術的な美がついに奪い取られてしまった。
アレキサンダーやシーザーやナポレオンが兵士たちと危険を分かち合いながら馬で戦場を駆け巡り、帝国の運命を決する。そんなことはもうなくなった。(
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ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー(2014年製作の映画)

3.9

ポケモンGOでディアンシーが解禁された記念に視聴。
冒頭のムーンフォースでワンパンされる
メガハッサムにどうしても納得がいかない。

第六世代のポケモンが大好きで、
一番見たアニポケがXY、
セレナが
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.9

ゲームをプレイしているかそうでないかで見方が変わりそう〜

自分はゲーム的な絵作り、アクションがばちこりハマったタイプ。
見終わった時、アンチャーテッドの一作を初見ノーコンテニュークリアしたかのような
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

沈黙の連鎖という構成が実に面白い。

ただそのテーマを成立させるために
そうはならんやろ
という登場人物の行動がちらほらあり、
個々の心情に脚本の制約を感じずにいられなかった点が残念。
三作の中では一
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王朝の死鬼(2021年製作の映画)

1.8

ポスターはかっこいいのに…

中国、明時代のゾンビアクションホラー&ヒューマンドラマ?
妻と一緒にツッコミを入れながらなんとか最後まで見れた。

状況をまったく理解してない娘のダダをいなしながら
主人
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.5

音楽ものとしてはごくごくスタンダード。

三上愛ちゃんがギター弾いてるシーンは満点あげちゃう。

お年寄り狙いのエグめの事件が描写されているのに
終始平和な心持ちで終わった。
お母さんが狙われなくてよ
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.8

ドラゴンボールだから許される
ご都合主義にご都合主義を重ねた
パワーアップの応酬が単純にアツい。

ラスボスがかつての第2形態だったので
ガンマ二体分吸収したパーフェクトな
姿を拝めるかと思ったが、
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.7

禁酒法がいかに悪法であったかがわかる映画。
導入は完璧だったが、後半はグダグダ。
史実を基にしているから仕方がないのか。

長男次男がかっこよすぎて、この2人を見れただけでも良かった。
メチルな酒で車
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

4.3

蛙亭の中野くん演技めっちゃ上手いなーと思ったら別人の俳優さんだった。
木南晴夏さんのやさぐれ編集者っぷり最高だなと思っていたら違う俳優さんだった。
(共にエンドロールで気づく)

と、知らない役者さん
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.9

原作既読。超既読。100回以上読み返してると思う。(現在進行形)

それだけに原作から改変された箇所が最初は気になって気になって…
「そこ変更する意味ある?」って箇所も多々。
演奏シーンになると元絵と
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

劇中の台詞。
善は善、悪は悪と言い切れるのが漫画の尊敬できる部分。

だからこそ同じ創作物としてこの映画でも言い切って終わってほしかったなぁと。

とは言え面白かった。
テンポ感よくてあっという間。
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.4

90年代のニューヨークの風景、
ジョアンナのコテコテファッション、
タイプライターの歯切れ良いタッチ音、
あんまり枚数削れなさそうなシュレッダー、、、
このくらいの時代の描写はどれも味があって好きです
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スマイル 聖夜の奇跡(2007年製作の映画)

3.8

ストーリーの本筋は王道で安心して見られる。
登場人物それぞれの背景がそれなりに重くて、
ひとつひとつを描き切るのがちょっと難しかったのか、
テンションの高いストーリーに反して進行は割と淡泊。

しかし
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「ウルトラセブン」55周年記念 4K特別上映(2022年製作の映画)

4.0

『55年前、未来があった。』
なんともココロオドルキャッチコピー。

ウルトラセブンを劇場で見られる機会はこれを逃すとこの先ないかなーと思い、
大好きなピット星人のTシャツを着て気合入れて見てきました
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.3

OVAジオリジンのリソースを
ふんだんに使った贅沢なスピンオフ。
ただジオリジン準拠として見てもスレッガーさんの加入タイミングや何故かドアンが赤い彗星と双璧の凄腕になっている等々…
設定に齟齬があり、
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ブロンド(2022年製作の映画)

2.8

劇中の悲鳴の多さよ。

妊娠中の描写がホラー映画かなと感じるくらい怖かった。

ひたすら暗~い展開が続いていて、それが事実に基づいているならまだしも原作小説の創作が大部分だというのがなんとも…
実在し
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死者の学園祭(2000年製作の映画)

3.2

三毛猫ホームズや杉原爽香シリーズなどの赤川次郎作品にドはまりしてた当時、
夏休みにチャリかっ飛ばしてこの映画を見に行った思い出。
内容はまったく覚えておらず、WOWOWで見直し。

とにかく若い頃の深
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.3

ずとまよが主題歌やってるから視聴。

人生行き詰まったと思った時はシロのように俯瞰して見つめなおすのも大事だよね~って、
20代以降自然と身についていくであろう処世術。
しぶとく生きていくためのヒント
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.5

ハートマン軍曹の名セリフの数々はこの映画を見る前からほとんど知っていた。
それだけ他の作品で引用されているということですが、
多方面で引用されるに足るセンスはやっぱりキューブリックのすごさ。
翻訳を自
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幸せの答え合わせ(2019年製作の映画)

4.0

原題も良いけど、邦題良すぎじゃないですか?

円熟味のある台詞ひとつひとつが結婚生活ひいては人生の示唆に富んでいて、平坦なストーリーでもずっと集中して見られた。

友達からクリスピークリームドーナツも
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