パさんの映画レビュー・感想・評価

パ

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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

とにかく悲しかった。
こんなこと、世界中のどこででも、二度と起きてほしくないと思った。
そして、今も起きていることを思い出して、また泣いた。
捕虜を監督していたソ連の軍人さんたちは、彼らを見て何を思っ
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バービー(2023年製作の映画)

3.8

細かい小物やファッションにかなりこだわりを感じたし、とにかく視界がピンクピンクピンク!って感じで楽しかった。
あの出来事のせいで、見ない人がたくさんいると思うととても残念。
この映画を「フェミニスト映
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

いや〜難しかった。
でも、ネタバレ見る前に一度目を観れて良かったと思う。
何度か繰り返して見て考察を深めたい点を以下にメモ。

・アオサギはどこから来たのか?大叔父様がいた下の世界ではなさそうだったけ
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The Falconer(原題)(2021年製作の映画)

3.8

カタール航空の機内で見た。字幕を追うのが難しいことも。アラビア語が聞き取れて嬉しかった。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

スカッとはしない復讐劇。
虚しさだけが残った。
誰か、キャシーの味方になってあげて欲しかった。

;)

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

あんなに突然、なんの理由もなく死んでいった人たちを見たら、「生きるも死ぬもただの運」って思う気持ちもわかる。
何か理由があるのかもしれないって思い続けるのは辛すぎる、生死を分けたのは運だと思わないとや
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.3

産む前に殺すのと産んだ後に殺すの、どちらが悪いのか
なかなかにブッ刺さった
実際に妊娠したら、なんだかんだ言ってもやっぱり中絶って躊躇するのかな〜と考えた
なんか生ぬるくて万引き家族を思い出した

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.5

なんだか涙が溢れて止まらなかったけど、どうして泣いてるのかよくわからなくて、なんか細胞で共感したって感じでした(?)
「こうあるべき」像に縛られる

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.4

自分が17,8歳の頃に感じていたことを思い出した。
ところどころコミカルで好き。
感謝の気持ちはあるけど、どうしても衝突して傷つけ合っちゃう、わかるからこそ2人の掛け合いが刺さった。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

泣いた〜〜〜〜〜
大人の方が楽しめる、心があったかくなる映画
亡くなった家族のことを久しぶりに思い出した
死者の国があんなに楽しげなら嬉しい、仏壇に備えているものを持ち帰れているなら嬉しい

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.2

無力感がすごい。
構造的な力に圧倒されて自分1人じゃ、親切な周りの何人かじゃ、どうにもならない何かに漠然と立ち向かわなくてはいけないような絶望感。
誰のための生き辛い社会制度?

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

公開当初から「モアナに似てる」と言われすぎて勝手に見た気になっていたけど、これが初らしい

とにかく映像が綺麗で海に行きたくなった
そして音楽も本当に素敵

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

戦争の惨さ、そして情報がいかに力であるのかを思い出させてくれる。
こんなことが実際にあったのだと思うと胸が痛い。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.1

最新作に向けての復習②

ストーリー展開がダークで、ちゃんと大人向け
ニュートが不器用ながらも真摯でよい、きゅん🫰 
衣装やセット、特にフランスの魔法省への入口が素敵
相変わらずピケットはかわいい

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

最新作に向けて復習

とにかく世界観の作り込み方がすごい
特典映像まで見て尚更制作陣の努力に感心してしまった
ピケットがあまりにも可愛すぎる
ティナとニュートのもどかしい恋模様、よい

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.2

映像がとにかく美しくて、ひたすらに感激してた
砂がすごい、技術を感じた(こなみ)
確実に映画館で見るべき映画だったと思う
続編があるって知っていたから、あまりにも序章すぎるストーリーにも不満は特になか
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ステップ(2020年製作の映画)

3.9

なんにもしないで抱きしめてあげる時間も大切、グッときました。
期待通りの良い映画だった、でもうまく言語化できない物足りなさがあったのはなんでだろう。

余命10年(2022年製作の映画)

3.7

キャストよかったな〜

あそこでちゃんと別れるのがリアルだな、と思った
死ぬってわかってるのに添い遂げるのは理想的だけど、その先の人生のことを思えば現実的ではないと思う
生きた証をこうして残せている作
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

3.5

原作が大好きで、公開前に改めて読み直してから観ました。
原作で登場するミラルやスオッルのようなキャラクターが登場しなかったり、ヴァンとサエの関係性が原作よりもあっさりしてたり、なぜかトマの妻が季耶にな
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.3

完璧を求めようとするから永遠に満たされないのかも、と思った。
結局どこにいても完全に幸せなんてことはありえなくて、多かれ少なかれ苦しみは味わうんだろうな。
あとは自分がどこのラインで納得できるかどうか
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.1

メリークリスマス!🎅🎄
いわゆる不朽の名作ではあるけど、なんとなく観てこなかった映画シリーズのひとつ。
愛も金も、どちらも諦めない人生なんてやっぱり無理なのかな〜二者択一なのかな〜と悲しくなった。
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

四姉妹のワチャワチャ感が自分の家族と重なって、唐突に実家が恋しくなった。

ジョーがどうして一度はローリーのプロポーズを断ったのに気が変わったのか。
お母さんが言ったように、それはローリーを愛している
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ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

-

これは星をつけられない。
私なんかが評価するような資格はないと思った。

これがどれも現実に起きたことであるという事実、目を背けたくなるような残虐な行為の数々に終始鳥肌が立ちっぱなしだった。
恐怖のあ
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モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

3.7

ほとんどの場面にBGMが用いられておらず、派手な演出はなく、ドキュメンタリー映画のよう。
それでいて、絵画のように繊細で美しい場面の切り取り方が素敵。
サミアとアブラ、二人は多くを語ることをしないけれ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

とにかく面白かった!
想像以上に面白すぎて大興奮してしまった。
事前情報ほぼ無しで見たのが大正解だった。
小ネタが本当にたくさんあって繰り返し見ても楽しめる映画だと思った。

いつもと違うことをしてみ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

日本は死刑が極刑だけど、実は終身刑の方が重い罰なのかもしれないと思った。

レッドが言ったように、更生ってなんなんだろうか。
何を基準に更生したと判断されて、仮釈放が認められるんだろうか。

12/1
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.9

私の一人映画館デビューの映画なので思い出深い。
中学生の私にとって風立ちぬは時代と運命に翻弄される二人のラブストーリーで、二人の真っ直ぐな関係に憧れた記憶。
大学生になった今、二郎の飛行機への熱い思い
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

初のタイ映画。

パットがバンクに対して当たり屋を送り込んでたことが発覚した後のバンクのセリフに胸が痛かった。
貧乏に生まれたところから這い上がることには相当な努力だけでなく、少しのずる賢さも必要なん
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

よくできた群像劇だな〜と思ったら原作が伊坂幸太郎さんなのか!納得。
大きなことは起きないけれど、なんてことない日常を大切にしたくなるような温かいお話。
こういう映画好き。

8/10本目

カーブルの孤児院(2019年製作の映画)

3.6

タイムリーな映画。
監督が続編を撮れることを祈るばかり。

9/10本目

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

私には最後の笑顔はモンスターの笑顔であったように見えた
催眠術は失敗に一票

スアが死んだ時点で自分の人生も終わって、それからはデスに復讐することだけを目的にウジンは生きてきたわけか
正直、生きていく
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