Tさんの映画レビュー・感想・評価

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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.0

猿インフルエンザで文明が崩壊した世界線。
なるほどこうしたアプローチも可能なのか。
ディストピア感がよかったが内容は猿の惑星じゃなくても人間だけの物語でも通用しそうなものになっており少し物足りないと思
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祝日(2023年製作の映画)

5.0

冒頭付近のビニール袋が転がってくるシーンからこれはそんじょそこらの映画ではないと確信する。

感覚的なものではあるのだが、気持ち長めのワンテイクに少しの違和感を感じつつも次第に現実を直視できなくなった
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

5.0

初めて喋る言葉!!
旧シリーズを観てきた人は感動すると思う!

市内への移動シーンの草が落ちていく演出すごいな。脚本よりも映像や編集が上手すぎて面白かった。画面に向かって真っ直ぐ飛んでくるショットが多
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

5.0

観ながら鳥肌が立つほどに優しくも辛く現実的であり、かつ夢のような映画だった。

時折不安定な父との最後の日々。
唯一無二の超個人的映画だからこそのリアリティと普遍性。

思い出すたびに鳥肌が立つ。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

四元素によるズートピア的世界構成と言ったら簡単に言い過ぎなんだけど、本作はエレメントを使って人種を表現し、差別だけでなくそれぞれの文化的な要素も描く点が上手い。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

70mmフィルム撮影のIMAXレーザーGT上映の画質が綺麗すぎて感動した。18Kくらいあるらしい。そりゃ綺麗だよな。。
人間の視野に近い画角にするために70mm使ってるとインタビューで聞いた。感情に入
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

極端に顔によったクローズアップと長回し、言葉を顕在化させる会話劇、を基調とする作風により緊張と緩和、ドラマと日常が交差する濱口竜介の映画たち。それらの中でも106分にまとめあげた点で集大成的な位置付け>>続きを読む

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

2.5

とりあえず終わった感。
一応完結編としては機能していたけど予算や作り込み不足やねえ。

これと新だけDisney+になく泣く泣くレンタル

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

4.0

犬と猫が絶滅した世界線に絶望するのもつかの間、人類は新たなペット兼奴隷として猿に調教を施した…

『猿の惑星』の前の話、今から地続きの近未来を舞台に奴隷化された猿たちの革命が始まる。

この革命は『新
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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.0

前作の続きなんやけどぶっ飛んだ世界線に突入する!!

ミュータントの会話もビジュアルも好き。
だが愚かだ。
そしてこのラスト!続編…どないするん?

Guava Island(2019年製作の映画)

4.0

最高によかった。『ボブ・マーリー ONE LOVE』はかなり意識しているのでは?
ラストの展開だけ好みではなかったけど、後は全部良かった。

Amazonオリジナルだと急に配信終了になってもう一生観れ
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異人たち(2023年製作の映画)

3.0

マンションって孤独だよな。
日本版と前半は展開同じで笑ってしまった。
どっちを先に観ればいいとかではないんやけど先に観た方を好きになりそう。

日本だと思い出は夏のイメージやけどイギリスだと曇り空とク
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鬼談百景(2015年製作の映画)

3.0

テレビドラマ感やけどちょいちょい不穏でよかった。

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.0

うーん、このテーマで行くならone loveのコンサートまでしっかり描いて政党の和解のところまで劇中でやった方が良かったと思う。予算なくなったん?って感じの幕切れでテンションが上がらない。

ラスタフ
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.0

会社の先輩後輩のすごい布教を受けて、まじっく快斗とから紅だけ観て観にきたけどめっちゃおもろかった。
日本の観光業を背負ってる覚悟がエンドロールに現れている。

名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

2.0

うーむ、百人一首と恋とサスペンスはストレートすぎて面白みがないな。
なんで最後は実写なん?

実写版まいっちんぐマチコ先生 THE MOVIE 〜OH!コスプレ大作戦〜(2004年製作の映画)

1.0

THE MOVIE 〜OH!っていうタイトルの語感が良すぎて観た。
テンポが悪すぎて全然おもんなかったけどイジリー岡田だけ全力でよかった。

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)

3.0

僕もくたびれたおっさんなので3人の気持ちも想像できた。子供のときは自分のことも相手のことも見えないし、大人になると傷付くのを恐れてバリアを張ってしまうんだよね。

愛や結婚についてはそうなのかな?と疑
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

2.0

公開2日目に観てからずっと、なんでこんなにハマらなかったのか考えている。前作は最高に好きで2回観て4Kも買ったのに。

まずゴジラとタイトルにあるがコングの話である点。ここが先入観による期待と現実のギ
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

2.5

期待値高かっただけに普通やな
クマって元々凶暴そうなイメージあるからコカインのせいなんかあんまり分からんのが残念。

『キラー・ナマケモノ』楽しみです。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

全編パソコンの画面越しに展開するという制約の中、冒頭シーンで登場人物とその関係性を見せる演出がすごい。編集ってこういうことだよな。

パパの冷静さと情報処理能力が高過ぎる!
途中でやめて寝るつもりやっ
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

懐かしい夏、冷たいマンション。
現実と幻想の狭間に生きる浮遊感。

30年以上前の映画なのに、都会で働いて深夜近くに帰宅したときの孤独は今も変わらない。

コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.0

スタンダードサイズ、低い視点のショット、車から見上げる木々と木漏れ日。子どもの視点から描かれる悲しみと希望の物語。

ショーンとコットの関わり方がすごく良かった。ショーンも傷付いているはずだけど、コッ
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

観る者の頭の中にもどっしりと重たい蜘蛛の巣が張る。
正義と悪と選べない環境。その中でどう生きるのか。
アリ・アッバシはいつも、観客の脳ミソを直撃する映画を撮る。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

黒人作家=犯罪・貧困というテーマを期待される世の中で、エンタメ的に黒人が消費されている風潮に嫌気がさし、ペンネームを使い嘘の実録犯罪小説を出版社に送りつける。その小説がきっかけで物語は思いもしない方向>>続きを読む

ナイトブレーカーズ(2021年製作の映画)

3.0

クワイエットプレイス的な設定の短編ホラー。
電飾いっぱい付けて歩くビジュアルがよかった。
理由や目的が明確になった方が面白いのかな?

世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.0

邦画でこんなSFを作れるんだという驚きと感動。
この世界は救うべきなのか?という繰り返される問いを否応なしに突きつけられる。

問題提起の先に一握りの希望を託された我々はどこへ向かうべきなのか。

2
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.5

フィルム撮影のニューヨーク🗽
ショウキと観たんだけど「この人何してはる人なん?」って言ってて笑った。
ほんまにこれがこの映画を表していて、やりたいことはこれでもかってくらい繰り返すのに何でこんなに好き
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.0

#マンホールもそうだったけどこれも少し変わった作りの映画。途中すごく面白かったし、撮影がよかった。

終盤はイライラしてどうだかなと思ったけれど。

ビニールハウス(2022年製作の映画)

4.0

社会派の映画なのかなあと難しい顔して観てたけど、中盤のあるアクションから映画の方向性がガラッと変わって肩の力を抜いて楽しくて観れた!

監督は本作が1作目の29歳とのこと。
今後にも期待!

パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

中洲大洋で「ニュー・シネマ・パラダイス」の翌々日。
せっかくの福岡旅行であったため他の映画館にも足を運びたいと思い、小倉昭和館へ電車で向かった。

この映画館は火災で全焼してしまったがクラウドファンデ
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.0

閉館してしまう大洋映画劇場で『ニュー・シネマ・パラダイス』なんて最高過ぎる。切ないけれど。

歳の離れた友情って素敵だなあ。
ノスタルジーとセンチメンタル、、
映画はやはり人生だった。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2024年製作の映画)

4.0

初めてちゃんと毎週見たアニメが「ガンダムSEED」だったと思う。大人になった今その続編が劇場公開されることは嬉しい限り。

やっぱりラクスの言葉が最高なんだよなあ。
今回の敵はあんまり好きじゃなかった
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