三平さんの映画レビュー・感想・評価

三平

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

ノーラン新作。
原子爆弾が生み出される前の世界と、生み出された後の世界。科学者としての業と罪。
アメリカから見た歴史映画としてよかった。

原子爆弾実験を成功だと喜ぶ人達と、オッペンハイマーの抱える罪
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

純度100%のアリ・アスターを浴びた3時間。

我々は一体何を見せられたんだ?

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

自分は実写化に関してはどちらかというと、原作と実写映画で完全に切り離して鑑賞する方なんですが(単純に映像として再現するの難しそう、尺に収めるの難しそう、漫画表現を現実の人間がやる形に落とし込むの違和感>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.8

清水崇監督お得意の、犬鳴村、樹海村、牛首村の村3部作に続く島ホラー。
まさかのホラー×VRメタバース。予告の段階からどうやってVRメタバースを話と組み合わせるんだろうと不思議だったけど、見てみたら意外
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

毎日がただ流れるように、ゆったりと過ぎていく時間の描き方がすごくリアルで好きな作品。

おせち、アクアパッツァ、ローストビーフ、りんご煮トースト…ぶり大根、どれも生活に根ざして美味しそう…
日々メニュ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

宮崎駿の見る白昼夢を覗かせてもらったような映画だった。原風景。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった。
栄光、無自覚に振り翳される権威、失墜…自身の理想が徐々に軋轢を生み出し、終盤でまさかの舞台にまさかの…で終わるあのラスト、タイトル見直してああ〜てなる余韻のある映画だった。そ
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

卓越した観察眼により人間のいやなとこがあますことなく描写されており、かといって陰鬱になり過ぎずどこかコミカルなテンポで物語が進むので面白かった。
あの攻防は一周まわってシュール…
「心温まりづらい胸糞
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督も絶賛したという、5年かけて制作された長回しのストップモーションアニメ作品。とにかく映像表現が秀逸。すごい。

見たことない見た目・味付けに創意工夫されたフルコース料理が時間経緯で変
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N号棟(2021年製作の映画)

2.9

和製ミッドサマーと言われており、確かに和製ミッドサマーぽいとこありました。団地のロケーションが最高に良い ストーリーは若干ふわっとしていたので、もう少し深み欲しかったかもしれない 服とか場所とか全体の>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.2

久しぶりTHE胸糞映画って感じの映画見れました 子供故の純粋さ残酷さと、大人に頼れない閉塞感がすごい…

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

結構概念的な作品だった。個人的には後半のあの異様な雰囲気はちょっと面白かったんですが、2回目鑑賞でまた印象変わるのかもしれない

母性(2022年製作の映画)

3.3

湊かなえ作品ぽい…と思ったら湊かなえ作品だった。ホラーじゃないのに前半すごくしんどい。親子の愛情というものは先天的本能に基づくのか、後天的なものなのか。
前半は個人的にはグロテスクだな〜と思った。後半
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.9

スパイダーバース、本当に最高に面白すぎる スパイダーマンシリーズファンにも優しい。
新キャラが良すぎました とにかくテンションが上がるし楽しい映画

怪物(2023年製作の映画)

4.6

「怪物」淡々と進むのに凄まじい映画だった 「怪物だーれだ」の言葉から無意識の内に怪物探しをしてしまう私達に、怪物は本当にいるの?そもそも怪物って何?普通とは?と真正面から問いかけつつ言葉の説明を削ぎ落>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.7

ミーガンダンスが可愛いすぎる ただそのためだけもといそれ以外事前情報がない状態で見に行ったんですが、ちゃんと家族って?AI任せって何が問題なの?を考えさせられる話でよかった

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.4

Xの前日譚ということで見たんですが、前作よりぶっとんでました 主人公ミア・ゴスの感情の振れ幅がでかすぎて、見てるこっちまで引っ張られそうになる 長回しの長台詞一気喋りといい、顔の演技といい、パールの精>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.4

吉岡里帆かわいい。
サスペンスものとしても作りがしっかりしてて面白かった。細かい伏線が散りばめられてたのと「目撃者」にフォーカスしてたのがよかったです。主人公が過去事故で失明した女性警官で、それを生か
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犬王(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

(2022/6/16鑑賞+追記)
何回か観て、映画の脚本というか物語構造が大変秀逸な作品だなぁ…めちゃくちゃ面白…と改めて思ったので備忘録。

見るたびに不思議な余韻に浸る作品。湯浅政明作品大好き。
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.9

ふっと予感がしてまさかな…?と思い、見終わったあと放心した映画 

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

「人魚の眠る家」を観た 脳死と心臓死…どこまでが生で死なのかの定義に真摯に向き合って描いた作品だった。生きている者はどちらの選択の結果であっても苦しい。親族に似たような事があったので余計に考えさせられ>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

前日譚ということで、話の展開読めてしまうのではという危惧がありましたが、良い意味で予測つかない展開に裏切られました 撮り方、ちゃんと後ろ姿が少女に見えるようになってて面白かった

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